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コラム

2022.03.17

結婚式のコロナ対策|受付や演出、食事などの感染防止アイディア&招待状の送り方

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コロナ禍でも結婚式が挙げられるように、受付や演出、食事、写真撮影などさまざまなシーンでの感染防止アイディアが増えています。結婚式を挙げるかどうかを迷うカップルも、感染症対策について知ることで前向きに準備が進められるでしょう。この記事では結婚式のコロナ対策、ゲストに配慮した招待状の送り方について紹介します。

コロナ禍でも結婚式を挙げたい場合は?

新郎新婦用のマスク
結婚式場では感染症対策を取り入れており、コロナ禍でも素敵な結婚式を挙げるカップルがたくさんいます。まずは、コロナ禍で結婚式を挙げる際のポイントをみていきましょう。

感染症対策をしっかり行う

コロナ禍でも安心して結婚式を挙げるためには、感染症対策が大切。マスク着用や消毒液の設置、受付前の検温などの基本対策はもちろん、感染リスクの高い余興や食事、写真撮影などへの配慮も必要です。
ほとんどの結婚式場で既にコロナ対策が行われおり、コロナ禍でも楽しめるアイディアなども増えています。結婚式らしさを損なわないように、感染症対策グッズもおしゃれなものを用意するなど、ちょっとした工夫ができると良いですね。    

密を避けられる会場を探す

コロナ禍で結婚式を挙げるなら密は避けたいもの。ゲスト同士の席の間隔を取れるように、広い会場を選ぶのがおすすめです。親族挙式と、友人ありのパーティーの二部制にする方法もあります。換気を考えて、屋外で行えるガーデンウエディングを選ぶのも良いでしょう。

結婚式のコロナ対策①受付

消毒液などが置かれた受付
ゲストが集まる受付は、感染リスクの高い場所でもあります。しっかり対策を行うことが大切です。ここでは、楽しくおしゃれな感染防止アイディアを紹介します。

受付担当者に手袋を用意する

受付を引き受けてくれた友人に、おしゃれな手袋を用意するアイディア。受付はご祝儀を受け取る、席次表を渡すなど、ゲストとのやり取りが多い場所なので、手袋があると安心してお手伝いしてもらえるでしょう。お揃いの手袋だと、花嫁のサポート役であるブライズメイドのような印象になり、ゲストにも喜ばれることも。

おしゃれな除菌用ジェルをプレゼントする

受付に消毒用ジェルの小さなボトルをたくさん用意して、ゲストにプレゼントするアイディアです。結婚式の日付や新郎新婦のイニシャルを入れたシールを貼るなど、オリジナル感を出す工夫を。結婚式らしいおしゃれな装飾をすることで、見た目も楽しめる消毒グッズになります。「ドレスの色当てクイズ」の演出に絡めて、ボトルの色を何色かに分けるのもおすすめです。

結婚式のコロナ対策②演出

新郎新婦とウエディングケーキ
結婚式の演出は、既存のものを少しアレンジすることで安心して行えます。また、コロナ禍ならではの感染症対策も、演出として取り入れると楽しめるでしょう。ここでは、コロナ禍での結婚式の演出について紹介します。

除菌タイムが楽しくなる「セーフティーキッズ」

子どものゲストに除菌タイムを手伝ってもらう演出です。感染症対策として、子どもに手指消毒を促してもらいましょう。セーフティーキッズとして活躍する子どもの姿に、ゲストもほっこりした気持ちになります。

ビッグスプーンで笑いを誘う「ファーストバイト」

結婚式の定番演出のファーストバイト。ケーキを食べさせるスプーンを、1~2メートルあるような大きなものに変更し、ソーシャルディスタンスへの配慮として紹介してみてはいかがでしょうか。ゲストの笑いも誘えて、会場もなごやかな雰囲気になります。

メッセージが浮かび上がる「クレールストーリア」

コロナ禍での結婚式では、飛沫防止でゲストとの会話も少し控えめなことも。そんなコロナ禍の結婚式でおすすめなのが、クレールストーリアというキャンドルです。火を灯したキャンドルにフタをすると、メッセージが浮かび上がる仕組みになっており、ゲストへの感謝の気持ちをしっかり伝えられます。

結婚式のコロナ対策③食事

結婚式のテーブルセット
食事の提供の仕方も、感染症対策を意識することが大切です。ここでは、食事に関する感染防止アイディアを紹介します。

料理の配膳回数を減らす

コース料理の場合、スタッフが何度もお皿を配膳することになり、接触頻度が高くなってしまいます。対策として、料理をなるべく一皿にまとめて配膳回数を減らしている式場もあります。披露宴スタート前にすべて配膳する、お重形式の和食にするなどのアイディアも。コロナ禍での結婚式メニューとして、品数を減らしたコースを用意している場合もあるので、確認してみましょう。

デザートワゴンでおもてなしする

見た目も華やかなデザートビュッフェは人気がありますが、トングの使い回しなどがあるため、コロナ禍では避ける傾向にあります。デザートビュッフェの代わりにデザートワゴンを用意し、新郎新婦がサーブする演出にしてみてはいかがでしょうか。さまざまなスイーツのせたワゴンは、フォトジェニックでゲストも楽しめそうです。

結婚式のコロナ対策④写真撮影

新郎新婦とゲスト
写真撮影では密になりやすいので、ちょっとした工夫をする必要があります。ここでは、写真撮影に関するコロナ対策を紹介します。

写真撮影は屋外で行う

集合写真は屋外で行うのがおすすめ。写真を撮る際にどうしても密集することになるので、風通しの良い屋外だと安心です。家族、友人などグループごとに分けて撮影するのも良いでしょう。フォトジェニックな写真をたくさん撮りたいのなら、最初からガーデンウエディングを選択する手もあります。

飛沫防止になるフォトプロップスを用意する

写真撮影では、マスクを外して密着することになります。感染症対策として、フォトプロップスを用意するのがおすすめです。透明なうちわをデコレーションし、メッセージなどを添えると喜ばれます。おしゃれなフォトプロップスとして活躍するだけでなく、口元を覆って飛沫が飛ぶのも防止できます。

コロナ禍での結婚式招待状の送り方

結婚式の招待状
結婚式を挙げようという気持ちになっても、コロナ禍でゲストが実際に出席してくれるか不安になるカップルもいるのでは。どのように招待状を送れば良いか迷うこともあるでしょう。最後に、ゲストに配慮した結婚式の招待状の送り方を紹介します。

招待状に感染症対策に関する付箋を入れる

結婚式の招待状には、感染症対策を行う旨を記載した付箋を入れるのがおすすめ。消毒や換気、スタッフの検温、マスク着用など、具体的な対策について記載するとわかりやすいです。会場の広さや、何人掛けのテーブルになるのかなどの情報もあると、ソーシャルディスタンスについての配慮が伝わります。
結婚式でマスクを身に着けて良いのか迷うゲストもいるので、あらかじめマスク着用をお願いする旨も記載しておくと親切です。

出欠に関してゲストに配慮する一文を入れる

ゲストの出欠に関して配慮した一文が入っていると、より丁寧です。ゲストによっては幼い子ども、高齢の家族が同居していたり、医療従事者で先の状況が読みづらかったりする場合もあります。「出席が難しい場合は、遠慮なくお知らせください」「返信後に出欠変更しても構いません」などの一文があるとゲストも安心します。

コロナ対策を行って結婚式を挙げよう

寄り添う新郎新婦
コロナ禍でも、工夫次第で結婚式は挙げられます。コロナ禍ならではの工夫や演出を行うことで、ゲストも安心して出席でき、楽しい時間を過ごせるでしょう。ふたりらしさを出すとともに、ゲストへの配慮のある結婚式を考えてみてくださいね。

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