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コラム

2021.02.25

ブライダル保険について知りたい!安心して結婚式の日を迎えるために

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ブライダル保険とは予期せぬ事態によって結婚式を取りやめる際に、キャンセル料を補填する保険のことです。新型コロナウイルスなどの影響で、結婚式を挙げられるか不安な人にも役立つでしょう。本記事では、ブライダル保険の概要や対象となる事例を解説。やむを得ず結婚式をキャンセルする際の手順についても紹介します。

ブライダル保険とは

小鳥とパールとレース
結婚式を挙げることを決めた際に、ブライダル保険が必要かどうか悩む人も少なくないはず。まずは、ブライダル保険の概要やメリットについて知り、自分に必要かどうか確認してみましょう。

ブライダル保険の概要

結婚式の日取りが決まっても天災や突然の事故の他、最近は新型コロナウイルスの感染などの心配もあります。結婚式が楽しみな反面、延期や中止が心配なカップルもいるでしょう。

そんなもしもの場合に備えられるのがブライダル保険です。結婚式をやむを得ず中止する際に、キャンセル料の補填をしてくれます。プランによって条件が異なるため、加入する際は補償内容の確認を忘れずに。

ブライダル保険の料金

ブライダル保険の料金は1万6,000円~5万6,000円。結婚式中止費用の補償限度額(150万~850万)や、修理費用の自己負担金あり・なしなどによって、複数のプランに分けられています。結婚式の招待客や規模によってカバーしたい金額が異なるため、自分達の結婚式に合わせてプランを決めると良いでしょう。

ブライダル保険の加入時期

ブライダル保険は、結婚式会場と日程が決まっていれば加入できます。加入する場合は、挙式の45日前までに手続きをしましょう。WEBで申し込みできるので、加入を決めたら早めに手続きしておくと安心です。

ブライダル保険のメリット

新郎新婦自身や、家族が病気や事故などで結婚式に参加できないなどのトラブルが起きた場合、気持ち的には結婚式を延期したいもの。しかしキャンセル料のことを考えると、簡単には延期の判断ができないのではないでしょうか。その点、ブライダル保険なら金銭面の負担が少なく済むので、いざという時にキャンセルの判断をくだせます。

もしもの場合に備えて加入しておくと金銭面、心理面で安心です。結婚式当日まで、できるだけ心穏やかに過ごしたい人は加入を検討しても良いかもしれませんね。

【挙式まで】ブライダル保険の対象となる事例

新郎とブーケを持った新婦
天候や災害、病気やケガなど予想しえなかった事態で、結婚式をキャンセルしなければならないこともあります。ここでは、ブライダル保険の対象となる事例をみていきましょう。

天候や災害

特別警報が発令されるような大雨や大雪、地震や台風、火事などの災害が起きると、新郎新婦もゲストも会場に足を運べません。その場合、結婚式を延期せざるを得ない状況になります。こういったケースも契約プランの条件に合えば、ブライダル保険でカバーできます。  

新郎新婦の病気やケガ

主役である新郎新婦が思わぬ病気やケガをした場合、結婚式は延期となります。冬から春はインフルエンザに感染するおそれも。最近では新型コロナウイルス感染を心配する声も多いです。

式当日であっても、入院が必要な病気や医師による待機指示を受けている場合は、ブライダル保険でカバーできるケースもあります。マタニティ婚はつわりや切迫早産などで入院するケースもあるため、加入しておくと安心です。    

家族の病気やケガ

両親や子どもが病気やケガをして、結婚式に出席できなくなるケースもあります。新郎新婦としては、大事な家族に見守られながら結婚式を挙げたいもの。そのため、家族全員で結婚式を挙げられるように日取りを改めることもあるでしょう。

ブライダル保険では新郎新婦の両親や子どもが7日以上の入院を余儀なくされた場合、保険が適用されます。

身内の不幸

身内に不幸があった場合、精神的にも結婚式を挙げるのは難しいです。喪に服す意味で結婚式をキャンセルするケースもあるでしょう。新郎新婦の両親、子ども、兄弟姉妹など近しい親族の不幸の場合は、保険が適用されます。    

【挙式当日】ブライダル保険の対象となる事例

新婦のうしろ姿
結婚式当日を迎えられたものの、予期せぬトラブルが起こることもあります。内容によっては弁償するためにお金を支払わなければならない場合も。ここでは当日に起こりうるトラブルで、ブライダル保険が適用になるケースを紹介します。

会場設備の破損

披露宴ではお酒も入るため、酔った出席者が会場設備を破損してしまうケースもあります。多少の汚損であれば弁償せずに済むこともありますが、壁紙を汚したり音響設備を壊してしまったりする場合は弁償しなければなりません。

こういった弁償に関しても、ブライダル保険の対象であればカバーされます。ただしプランによっては自己負担金が必要になるので、加入時によく確認してくださいね。  

新郎新婦の衣装の破損

新郎新婦の衣装が貸衣装である場合、取り扱いに注意が必要です。飲み物や食べ物で汚した場合はクリーニング費用だけで済みますが、ドレスのレースを裂いてしまうなどの修復できない破損は買取になるケースも。

ブライダル保険は衣装や装飾品の破損もカバーできます。ただし、レンタル品が汚れただけの場合や友人から無償で借りたものの破損は対象外なので注意。また会場設備同様、プランによっては自己負担金がかかります。しかし、もしものケースに備えて加入しておくと安心かもしれませんね。

やむを得ずに結婚式をキャンセルする際の手順

書類を記入する手
不測の事態で結婚式をキャンセルする場合は、しっかりと手順を踏んで行う必要があります。契約関連だけでなく、ゲストへの配慮も忘れないようにしましょう。ここでは、結婚式をキャンセルする際の手順を紹介します。

契約書の確認

結婚式をキャンセルする場合は、契約書でキャンセル料が発生する時期や料金を確認しましょう。一般的に式場と契約書を取り交わす本予約をすると、キャンセルする際に料金が発生します。

式を挙げる当日キャンセルでなくとも、結婚式のための準備で既にコストがかかり日取りを抑えている状態なため、キャンセル料が発生するのです。結婚式の準備が進めばそれだけのコストがかかっているので、当日に日付が近いほどキャンセル料も高くなります。

式場への連絡と手続き

式場にキャンセルすることを伝える場合、出来る限り直接出向くようにしましょう。縁がなかったとはいえ、結婚式をサポートしてくれる予定だった式場なので、誠意のある対応を心がけてくださいね。どうしても都合がつかない場合は電話で伝えます。その際、キャンセル理由をしっかりと伝えるのがポイントです。

キャンセルする意思を伝えたら、正確なキャンセル料を出してもらって支払方法などを確認します。その後の事務的なやり取りはメールなどで行っても良いです。    

ゲストへの連絡

式場でキャンセルの手続きを進めたら、次はゲストに知らせます。結婚式を行う予定だった日まで1週間以上の余裕がある場合は、お詫び状を送るのがマナーです。出来る限り仲人や主賓には直接会って事情を説明するのが良いでしょう。当日の中止など緊急の場合は、ゲストのためにも電話やLINEなどで早めに伝えるようにしてくださいね。

ブライダル保険を検討し、安心して結婚式の日を迎えよう

車に乗った新郎新婦
結婚式の日取りを決めたものの、当日きちんと式を挙げられるか不安に思う人もいます。キャンセル料を補填するブライダル保険なら、条件が合えば少なくとも金銭面はカバーできるでしょう。お金の問題がなければ、別日に改めて結婚式を挙げることも可能です。もしもの場合に備え、結婚式という大切な日まで安心して過ごしてくださいね。

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