ゴールドアクセサリーの種類
ゴールドはカラーや金の含有率によって、いくつかの種類に分けられます。まずは、ゴールドの種類とその特徴を紹介します。
カラーによる種類
ゴールドは、含まれる金属によって色合いが異なります。代表的なのはイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドなど。それぞれの特徴は以下の通りです。
＜イエローゴールド＞
金、銀、銅を配合。光沢のある金色をしていて、華やかで高級感があります。
＜ピンクゴールド＞
金、銀、銅に加え、少量のパラジウムを配合していて、ピンクがかった金色が特徴。温かみのある色で、肌なじみが良いとされています。
＜ホワイトゴールド＞
金、銅、ニッケル、亜鉛もしくは、金、銀、パラジウムの組み合わせで配合。明るい白銀色にするため、ロジウムという金属でコーティングを施し仕上げているものが一般的です。プラチナと似た色合いで上品な印象を与えます。
その他にも、ゴールドにはブラックゴールドやグリーンゴールドなどのカラーがあります。
金の含有率による種類
ゴールドは、含まれる金の含有率の高さからK24、K18、K14、K10などに分類されます。純金はやわらかく、ジュエリーに加工するために必要な強度が足りないため、他の金属を混ぜることで耐久性やデザイン性を高めています。そのため、ジュエリーはK18以下のものがほとんどです。
＜K18＞
金の含有率が75％。変色しにくく耐久性が高いのが特徴です。金の含有率が高い分、金属アレルギーも起こしづらいとされます。
＜K14＞
金の含有率が58％。やわらかい金の含有率が低い分硬く、傷つきにくく変形しづらいです。ただし、K18よりも変色しやすい面があります。
＜K10＞
金の含有率が42％。金の含有率が低いため、K18よりも価格も抑えやすいです。K18よりも素材が硬い分、傷つきにくく変形しづらいのが特徴。ただし、他よりも変色しやすい面があります。
金の純度によってジュエリーの「輝き」は変わりませんが、「色」が変わります。イエローゴールドならK18の方がゴールドの色が濃く、K10の方が黄みの落ち着いた色合いに、ピンクゴールドならK10の方がよりピンクが強くなります。ホワイトゴールドはロジウムコーティングを施しているため、純度による色の違いはありません。
ゴールドアクセサリーが似合うのはこんな人
一般にゴールドアクセサリーが似合うのは、パーソナルカラー診断でイエローベースと判断された人と言われます。しかしその他にも、髪の色や骨格、雰囲気などでゴールドが似合う人もいます。ゴールドアクセサリーが似合う人とはどんな特徴のある人なのか、見ていきましょう。
肌の色がイエローベースの人
パーソナルカラー診断では、黄味が強めの肌色の人をイエベ（イエローベース）、青みを感じる肌色の人をブルベ（ブルーベース）と呼びます。イエベの人は、シルバーより温かみのあるゴールドカラーが似合うとされています。ただしパーソナルカラーは厳密に分けられないことも多く、一概にブルベだからゴールドが似合わないわけではありません。色味を選べば、ブルベの人でもゴールドアクセサリーを楽しめますよ。
イエベ・ブルべの見分け方については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
茶系の髪色の人
髪の色も似合うジュエリーの色と関係しています。ゴールドが似合うのは、茶系の髪色の人。黒系の髪色の人は、シルバーが似合うと言われています。
華やかで元気な印象の人
その人の持つイメージでも、似合うカラーは異なります。「アクティブ」や「明るい」「ゴージャス」といった印象の人には、ゴールドがぴったり。「清楚」「上品」「クール」な印象の人は、シルバーが似合うと言われます。
似合うゴールドアクセサリーの選び方
ゴールドと一口に言っても、イエローゴールドやピンクゴールドなどのカラー、K18やK10などの金の含有率による種類があり、それぞれ印象や質感などが異なります。自分のパーソナルカラーに合わせて、相性の良いものを選びましょう。ここでは、ブルベの人とイエベの人それぞれに似合うゴールドアクセサリーの選び方を紹介します。
ブルベの人に似合うゴールドアクセサリー
ブルベの人に似合うゴールドは、できるだけ黄味を抑えたカラー。黄味が強いと肌色がくすんで見えてしまいがちなので、純度の低いゴールドの方がおすすめです。また、すべてゴールドでできたジュエリーよりも、ストーンやモチーフがついていて地金の割合が低いものが良いでしょう。
ブルベは、夏と冬に分けられます。ブルベ夏の人は彩度の低い色が似合うため、つや消しされたものなどマットな質感のゴールドが似合い、ブルベ冬の人は彩度の高い色が似合うため、キラキラとしたゴールドが似合います。ブルベの人がゴールドカラーのアイテムを選ぶなら、プラチナとゴールドのコンビネーションジュエリーもおすすめです。
イエベの人に似合うゴールドアクセサリー
基本的に、イエベの人はゴールドアクセサリー全般が似合います。イエベも、ブルベと同じように2タイプに分けられ、春秋があります。イエベの春の人は彩度の高い色が似合うため、キラキラしたものがおすすめです。イエベの秋の人は、彩度の低い色が似合うため、マットでヴィンテージ調のものが似合います。
パーソナルカラー別おすすめのゴールドアクセサリー
パーソナルカラーがイエベでもブルベでも、色味を選べば似合うゴールドアクセサリーはあります。ジュエリーのデザインやカラーなどラインナップが豊富なフェスタリアから、おすすめのゴールドアクセサリーを紹介します。パーソナルカラーとそれぞれのタイプ別に紹介しているので、ジュエリー選びの参考にしてみてくださいね。
【ブルベ夏の人向け】ハートが可愛いピンクゴールドブレスレッド
フェスタリアのK10PG ダイヤモンド ブレスレット
¥22,000（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
ブルベ夏タイプの人は、光沢のあるジュエリーよりもマットで彩度が低めのゴールドが似合います。こちらは、細身のピンクゴールドのチェーンに小ぶりなハートモチーフがついたブレスレット。シンプルなデザインなので、普段使いしやすいアイテムです。ハートモチーフにはメレダイヤが3石あしらわれています。
【ブルベ冬の人向け】馬蹄モチーフのイエローゴールドネックレス
フェスタリアの10YG ダイヤモンド ネックレス
¥22,000（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
ブルベの中でも冬タイプの人は、光沢のあるものやキラキラしたものが似合います。こちらの幸運のモチーフとも言われる馬蹄モチーフのネックレスは小ぶりなサイズ感で、あしらわれているダイヤモンドも小ぶりなので、華美ではありませんが胸元で控えめに輝きを放ちます。普段使いしやすいカジュアルな印象のネックレスです。
【イエベ春の人向け】華やかなイエローゴールドダイヤネックレス
フェスタリアのK18YG ダイヤモンド ネックレス
¥63,800（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
イエベの人は、黄味の強いイエローゴールドが良く似合います。イエベの中でも春タイプの人は、キラキラしたものや光沢のあるものがぴったり。こちらのダイヤモンドが並ぶバータイプのゴージャスなネックレスは、センターに一番大きなダイヤモンドを配置し、サイドに行くにしたがって小さくなるグラデーションデザインです。肌触りも良いので、普段使いもしやすいでしょう。
【イエベ秋の人向け】洗練された印象のイエローゴールドピアス
フェスタリアのK18YG ロードライトガーネット ピアス
¥16,500（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
イエベ秋タイプの人は、キラキラ感のあるジュエリーは得意ではないので、マットな質感のゴールドアクセサリーがおすすめです。こちらのピアスは、肌色に似合うガーネットをあしらったイエローゴールドのピアス。スクエアのシルエットが、洗練された印象に見せてくれます。
ゴールドアクセサリーが映えるコーディネート＆ネイル
ゴールドアクセサリーの似合う似合わないは、肌色だけではなくファッションやネイルなどにも左右されます。ここではゴールドアクセサリーが映える、おしゃれなコーディネートやネイルを紹介します。
くすみブルーのプルオーバー×ゴールドネックレス
大人っぽいくすみカラーのブルーのプルオーバーに、細身のゴールドネックレスを合わせたコーディネート。細身のチェーンならイエローゴールドの色の主張が少なく、ダイヤモンドのきらめきに視線が行くので、ブルべの人にもおすすめのアイテムです。シンプルながら、ダイヤモンドが胸元を華やかに演出します。
イエローゴールドリング×ホワイトゴールドイヤーカフ
イエローゴールドとホワイトゴールドのアイテムを組み合わせたカラーミックスコーディネート。ホワイトゴールドのアイテムをひとつ取り入れることで、ほど良いアクセントになり、おしゃれな雰囲気にまとまります。「イエローゴールドが苦手」という人におすすめのコーディネートです。
ヌードピンクネイル×ゴールドリング
ゴールドアクセサリーとピンクネイルは相性の良い組み合わせ。ナチュラルなイメージのヌードピンクのネイルを施した手にゴールドのリングを着けると、落ち着いた上品な印象の手元になります。
ゴールドアクセサリーのお手入れ方法
ジュエリーは身に着けることで汗や皮脂などが付着し、くすんでしまいます。ゴールドアクセサリーの輝きを保つためにも、こまめにお手入れするのがおすすめです。ゴールドアクセサリーの日々のお手入れに加え、汚れが気になった時のお手入れについて紹介します。
やわらかい布でこまめに拭く
ゴールドアクセサリーの輝きを保つには、こまめに汚れを拭き取ることが大切。着用後はやわらかい布やジュエリー専用クロスで拭き、保管すると良いでしょう。また、ジュエリーに汚れが付着するのを防ぐためにも、身に着けるタイミングはメイクやヘアセットの完了後がおすすめです。
汚れが気になる時は中性洗剤で洗う
ゴールドアクセサリーの汚れが気になるようなら、中性洗剤で洗うのがおすすめです。ただし、エメラルドやオパール、ムーンストーンなど、宝石によっては水や中性洗剤で洗えないものもあるので注意しましょう。地金のみのジュエリーや、装飾がダイヤモンドであれば、ぜひ試してみてください。
＜やり方＞
1. 40度程度のぬるま湯を入れたボウルに、中性洗剤を溶かす
2. ボウルにゴールドアクセサリーを入れて、5～10分程度漬け置きする
3. 毛のやわらかいコスメブラシなどを使って、ゴールドアクセサリーをこする
4. きれいなぬるま湯ですすぐ
5. やわらかい布やティッシュなどで水気を拭き取る
ゴールドアクセサリーを取り扱う際の注意点
ゴールドアクセサリーに限らず、ジュエリーの輝きを保つためには保管方法や取り扱い方にも気を配りましょう。ゴールドアクセサリーを取り扱う際の注意点を紹介します。
個別に保管する
ジュエリーはひとつずつ個別に保管するのがおすすめ。理由は、他のジュエリーとひとまとめにしてまうと、ぶつかったり重なったりで傷がついてしまうことがあるためです。
ジュエリー専用のケースや布袋に入れて、個別に保管すると傷を防げます。複数のアイテムを収納できるジュエリーボックスに保管する場合は、それぞれのジュエリーが重ならないようにしましょう。また、ネックレスの場合はチェーンが重ならないように伸ばした状態で保管するのが望ましいです。
直射日光・高温多湿を避ける
ジュエリーは、直射日光や高温多湿を避けて保管しましょう。温度が高い環境だと、黒ずみなどの化学反応を進めやすいです。また、日が当たると宝石が変質したり、色あせたりするおそれもあるので注意してください。
着用シーンに注意する
着用シーンによっては、ゴールドアクセサリーの変色を招いてしまうこともあります。例えば、温泉はお湯の成分によっては変色のおそれがあるため、外しておくのがすすめです。スポーツをする際も、汗が付着することで酸化を招くおそれがあるので外しましょう。
また、ゴールドに限らず、スキーやサウナなどの気温の変化が激しい場所でのジュエリー着用は避けたいところ。寒い場所ではジュエリーが冷たくなり凍傷に、暑い場所ではジュエリーが熱を持ち火傷になるおそれがあります。
自分に似合うカラーを見つけてゴールドアクセサリーを選ぼう
ゴールドアクセサリーは、種類によって色味や輝きが異なります。肌の色との相性も考慮して選ぶと、より洗練された印象になるでしょう。自分の肌に似合うゴールドアクセサリーで、おしゃれを楽しんでくださいね。
