結婚式の入場で人気の曲3選
結婚式や披露宴で欠かせないのが、さまざまな場面で流れる入場曲。その場の雰囲気や演出を盛り上げてくれるような、シーンにぴったりの曲選びをしたいものです。ここでは、結婚式や披露宴におすすめの曲を紹介します。
Stand by me, Stand by you./平井 大
平井 大 / Stand by me, Stand by you.(Lyric Video)
リアルな結婚式の写真で構成され、結婚式情報サイトのCMで流れて話題となった曲。令和に聞きたいウエディングソングとして多くのカップルから支持されています。「75億分の一人に出会えた」という歌詞は、さまざまな形で新しい門出を迎えたカップルにぴったりですね。
Dear Bride/西野 カナ
西野カナ 『Dear Bride』MV(Short Ver.)
朝のテレビ番組でテーマソングとしても流れていた西野カナのウエディングソング。結婚する友人にエールを贈る、温かく愛に溢れた祝福の言葉が歌詞となっています。オープニングムービーやエンディングムービーのBGMとしてもおすすめです。
10,000 Hours/Dan + Shay, Justin Bieber
Dan + Shay, Justin Bieber - 10,000 Hours (Official Music Video)
2013年にデビューした人気のカントリーデュオDan + Shayと、人気シンガー・ソングライターのジャスティン・ビーバーがコラボした楽曲。ジャスティン・ビーバーから愛妻ヘイリーに捧げるラブソングとしても話題になりましたね。リリース後わずか2週間以内で1億1,500万回を超える再生数を記録しました。
【シーン別】結婚式におすすめの曲
披露宴では、入場や乾杯、ケーキ入刀などさまざまな場面で曲が使われます。その場に合わせて流れる曲も、空間演出のひとつです。ここからは、シーン別におすすめの入場曲を紹介します。
新郎新婦入場
結婚式のスタートを飾る入場には、明るく華やかな曲や優しく幸せな雰囲気の曲がおすすめです。披露宴が始まると緊張感と楽しくなる予感を感じさせてくれるでしょう。
Official髭男dism - I LOVE...[Official Video]
Bruno Mars - Marry You (Official Lyric Video)
乾杯
乾杯のかけ声の後にサビの部分からかかるのが一般的なため、テンポ良く明るい曲がおすすめ。乾杯の声に合わせて、緊張感を開放し場にリズム感が生まれるようなパンチ力がある曲も良いですよ。
Taylor Swift - ME! (feat. Brendon Urie of Panic! At The Disco)
What Makes You Beautiful/One Direction
One Direction - What Makes You Beautiful (Official Video)
ウルフルズ - バンザイ~好きでよかった~
ケーキ入刀
ケーキ入刀はシャッターチャンスでもあるので、気持ちがあがる華やかな曲を選ぶと良いですよ。ケーキ入刀の瞬間にアップテンポに変わる演出も人気です。
Maroon 5 - Sugar (Official Music Video)
いきものがかり 『気まぐれロマンティック』Music Video
SunSet Swish - I Love You【Official Video】
再入場
新郎新婦がお色直しをして再入場するシーンは、歓談で和んでいるゲストの雰囲気を変えるような、インパクトのあるゴージャスなアレンジ曲が合います。
Bruno Mars - Marry You (Official Lyric Video)
YOASOBI「ラブレター」Official Music Video
Love Story / Souma MVフルVer.
花嫁の手紙
新婦が親への感謝の気持ちを伝えるシーンは、全員が感動する瞬間。歌詞の内容で選曲することが多いですが、手紙を読む声とかぶってしまうため、ヴォーカルなしのオルゴールや演奏のみなどを選ぶのもおすすめです。
あいみょん - マリーゴールド【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
榊原大、初のベストアルバム「マイ・ロード」ダイジェスト映像
退場
新郎新婦が退場するシーンは、ゲストが出席して良かったと思ってもらえるような、感動の余韻が残る曲がおすすめです。
The Gift (Wedding Ver.)/Blue
Blue - The Gift (20th Anniversary) [Official Video] (Wedding Ver.)
Ms.OOJA「Sweet Home」Music Video【10周年記念7作連続デジタルシングル第4弾】
それ以外の人生なんてありえないや/ベリーグッドマン
ベリーグッドマン「それ以外の人生なんてありえないや」ミュージックビデオ
結婚式で使う曲を選ぶタイミング・選び方
結婚式場やテーマが決まると、ドレス選びなど細かな準備が始まります。演出にこだわるなら、忙しい中でもしっかり曲選びを行いたいもの。ここからは、具体的に曲選びをいつから始めれば良いのか、タイミングについて紹介します。
曲選びは結婚式の3ヵ月前から始める
披露宴では、入場から乾杯、ケーキ入刀などプログラムに合わせて曲を変えるため、選ぶ楽曲も多く選曲に時間がかかります。また、使いたい曲が式場で使用できるのか、申請や確認をする時間も必要になります。選曲や申請をする時間を考え、3ヵ月前などできるだけ早めに準備を始めましょう。
結婚式の打ち合わせが始まると、音楽を聴いたり、調べたりする時間がとれなくなるため、時間のある時に気になるアーティスト名や曲名はメモしておくことがおすすめです。
プログラムに合った曲の選び方
それぞれのプログラムに合った曲探しに、頭を悩ませている人も多いかも知れません。これも、あれも、とやみくもに曲を選ぶよりも、ポイントをおさえて選曲をするとふたりに合った曲を見つけやすくなります。
- メインとなる曲を2~3曲選ぶ
結婚式のテーマに合った曲やふたりの思い出の曲、好きなアーティストの曲など結婚式のメインとなる曲を選び、それを軸として構成を考えます。
メインとなる曲は、入場や再入場、退場など、一番長く曲を流せ、ゲストの視線が集中するシーンで使います。
- 入場から再入場へ向けて盛り上がり、再入場から手紙のシーンへ向けてやさしい雰囲気となるような流れを意識して曲を選ぶ
好きな曲やアーティストから曲を選ぶのも良いですが、恋愛ソングには片思いや別れのワードが含まれていることもあるため、歌詞もチェックしましょう。
結婚式で使う曲を決める時の注意点
商用目的で曲を使用する場合には著作権が関係します。知らずに利用して違法行為とならないために、結婚式で使う曲を決める時の注意点を紹介します。ポイントを押さえて、自分達らしい選曲をしましょう。
そもそも自由に曲を使えるわけではない
結婚式での曲使用は、私的利用になるのではないか、と考える人は多いと思います。しかし、結婚式のように人が多く集まる場所では、流れる曲も演出のひとつとなるため、営利目的の使用と判断され商用利用となるため注意が必要です。
これだけは知っておきたい「演奏権」
結婚式や披露宴での曲の使用は、商用利用とされるため、好きな楽曲のCDを流すためには演奏権が必要となります。通常は音楽の著作権管理事業者であるJASRAC(ジャスラック)に許可を申請しなければなりませんが、式場がJASRACと包括契約を結んでいれば問題ありません。
「複製権」も忘れずに
演奏権は音楽を流すだけの権利のため、CDや配信音楽を複製して利用する場合は複製権が必要となります。
- 結婚式で使用するために自分で曲を集めてオムニバスCDを作る場合
- プロフィールムービーやエンドロールムービーなどで、BGMとして音楽を使用する場合
- 当日の様子をビデオ撮影する場合(会場で流れる音楽も収録されるためコピーとみなされる)
上記のような場合は、複製行為となるため複製権の申請が必要となります。また、複製権は著作隣接権にも含まれるため、レコード会社からも許可を得る必要があります。
申請手続きは式場や業者におまかせ
JASRACは著作権の管理のみのため、複製権や著作隣接権は別に申請をしなければなりません。これらの申請は、ISUM(アイサム)という団体が代行で利用申請をしてくれます。ISUMは、個人ではなく式場や業者のみ申請が可能のため、曲を選ぶ前に何をすれば良いのか式場に確認をし、相談しながら準備を進めると安心です。
自分達のイメージに合った入場曲で結婚式を盛り上げよう
結婚式や披露宴をさらに素敵な時間にしてくれる入場曲。ただ好きな曲を選ぶというよりも、シーンと合わせて全体の統一感を持たせるのがポイントです。また、ギリギリになって焦らないように、3ヵ月前から検討を始めましょう。ゲストの印象に残る瞬間を演出できるように、想いを込めて選曲してくださいね。