【ガーデンウエディング】おすすめの季節やドレス、演出は?雨や暑さ&寒さ対策も
ガーデンウエディングとは屋外で行う結婚式のこと。アットホームでナチュラルな雰囲気をつくれるのが魅力です。最近は、新型コロナウイルスの感染対策もしやすいと注目されています。この記事では、ガーデンウエディングの魅力、おすすめの季節や演出、ドレスの選び方を紹介します。気になる雨や暑さ、寒さ対策もみていきましょう。
ガーデンウエディングの魅力
ガーデンウエディングはその名の通り、庭などの屋外で挙げる結婚式を指します。まずは、ガーデンウエディングの魅力を紹介します。
開放感のあるアットホームな雰囲気をつくれる
ガーデンウエディングは屋外で行うため、開放感があります。青空や自然の緑に囲まれたアットホームな結婚式を挙げられるのが魅力です。リラックスした雰囲気に包まれ、新郎新婦はもちろん、ゲストも気持ち良く過ごせるでしょう。
屋外ならではの演出ができる
風船を飛ばす「バルーンリリース」など、ガーデンウエディングならではの演出が行えるのも魅力です。開放感があって自然光が入る屋外で行うと、屋内とは異なった素敵な演出になります。フォトジェニックな写真を残したい人にもぴったりです。
密を避けて結婚式を挙げられる
新型コロナウイルスの感染防止対策として、密を避けたいと考える新郎新婦も多いでしょう。その点、ガーデンウエディングは開放感があって密を防ぎやすく、空気がこもってしまうこともありません。どのような感染症対策を行っているのか、会場に確認しておくとさらに安心できるでしょう。
ガーデンウエディングにおすすめの季節
ガーデンウエディングにおすすめの季節は春と秋。気温もちょうど良く、ゲストも過ごしやすい季節です。ここでは、春・秋それぞれのガーデンウエディングについて紹介します。
暖かで過ごしやすい「春」
3月中旬~5月は桜や新緑が美しく、気候も穏やかで過ごしやすいです。桜をイメージして、ピンクをテーマカラーにすると華やかな雰囲気になります。テーブルコーディネートやペーパーアイテムにピンクを取り入れるのも春らしい演出に。新緑の季節なので、グリーンで装飾してナチュラルに仕上げるのもおすすめです。
爽やかな空気になる「秋」
9月下旬~11月は夏の湿度も落ち着き、爽やかな空気になります。天気の良い日も多く、会場によっては紅葉も楽しめるでしょう。装飾は、秋を感じさせる落ち葉や木の実、ドライフラワーなどが映えます。ハロウィンの季節でもあるので、テーマとして取り入れるのもおすすめです。
ガーデンウエディングでおすすめの演出
ガーデンウエディングを行うなら、開放感のある空間を活かした演出を取り入れると良いでしょう。ここでは、ガーデンウエディングにおすすめの演出を紹介します。
青空に風船が舞い上がる「バルーンリリース」
「バルーンリリース」は、新郎新婦とゲストが一緒に風船を空に放つ演出です。青空にカラフルなバルーンが舞い上がって、フォトジェニックなシーンになります。風船は土に還る天然ゴムなどを使用することで、安心して空に飛ばすことができます。最近は、水に溶ける糸で風船とおもりをつなぎ、ガーデンプールに浮かべてバルーンを飛ばす「ドロップ&フライ」も人気です。
シャボン玉が虹色に輝く「バブルシャワー」
「バブルシャワー」は、新郎新婦が式場から出る時にシャボン玉を飛ばして祝福する演出。お米を撒いて魔除けとした「ライスシャワー」の派生の演出です。屋外なので、シャボン玉に自然光が入り、幻想的な雰囲気をつくれます。シャボン玉はふわふわとしばらく宙を漂うので、シャッターチャンスが多いのも魅力です。子どものゲストがいるのなら、シャボン玉を拭いてもらうのも良いですね。
華やかで目をひく「デザートビュッフェ」
「デザートビュッフェ」とは、コースのデザートをゲストが選んで食べられるようにビュッフェ形式にしたもの。スイーツやフルーツがたくさん並ぶので、華やかでおしゃれな空間をつくれます。開放感のある屋外で、好きなだけスイーツを味わえるのでゲストにも喜ばれます。
ガーデンウエディングのドレスの選び方
ガーデンウエディングのアットホームでナチュラルな雰囲気に合わせて、ドレス選びにもこだわりましょう。ここでは、ガーデンウエディングのドレスの選び方を紹介します。
ナチュラルな雰囲気のドレスを選ぶ
ガーデンウエディングでは、レースやチュールなどを使ったシンプルでナチュラルな雰囲気のドレスがおすすめです。自然の光や緑と相性が良く、ドレスが映えます。
胸下の切り替えからスカートがふんわりと落ちるエンパイアラインのドレスは、ナチュラルな雰囲気のガーデンウエディングにぴったり。ゲストとのコミュニケーションを大事にしたいのなら、動きやすいスレンダーラインのドレスも良いでしょう。
トレーンの短いドレスを選ぶ
ガーデンウエディングでは芝や土の上を歩くため、トレーン(ドレスの引き裾)の長いドレスは避けた方が無難です。トレーンが短めのドレスを選びましょう。もしくはトレーンの取り外し可能なドレスを選び、挙式は長いトレーンのまま、屋外での披露宴ではトレーンを外して身軽なスタイルに切り替えるのがおすすめ。思い切ってミモレ丈やショート丈のドレスを選ぶのも素敵です。
純白よりもアイボリーよりのドレスを選ぶ
ナチュラル感をアップさせたいなら、ドレスの色はアイボリーやオフホワイトがおすすめです。肌なじみの良い色で、ガーデンの緑にも映えます。光沢感が少ないジョーゼット、コットンや麻、リネンなどの素材を選んで、ナチュラル感をアップさせる方法もあります。
露出が控えめのドレスを選ぶ
胸元や肩の露出が控えめのドレスだと、ガーデンウエディングのナチュラルな雰囲気にぴったり合います。七分袖や五分袖の袖付きドレスだと、クラシカルな印象も与えられるでしょう。袖なしなら、ボレロをプラスするのもおすすめです。
ガーデンウエディングでの雨や暑さ&寒さ対策
ガーデンウエディングで心配なのが、雨が降った時のこと。また、暑さや寒さへの対策も気になるのではないでしょうか。最後に、雨や暑さ、寒さ対策について紹介します。
雨が降った時の対応を会場に確認しておく
雨などの天候が理由で、屋外で結婚式を行えないこともあります。とはいえ、ほとんどの会場が雨が降った時のことを想定し、屋内の会場を押さえたり、一時的にテントに入れるようにしたりと対策を行っています。天候は読めないものなので、もしもの場合に備えて、装花や演出も室内でそのまま使えるものを準備しておくと安心です。
雨でも楽しめるアイテムを用意する
多少の雨なら、テントなどに入ってしのぐこともあります。かわいい傘や雨具、てるてる坊主など、雨に映えそうなグッズを用意しておけば、フォトジェニックな雰囲気に。ゲストへの配慮として、ビニール製のおしゃれなクリアバッグを渡すのもおすすめです。濡れない対策や、目で楽しめるアイディアを考えてみてくださいね。
暑い季節ならうちわを渡す
気温の高い季節なら、少しでも涼めるようにうちわを用意すると良いでしょう。フォトプロップスにもなるような、おしゃれなデザインのものを用意するのがおすすめです。結婚式のテーマカラーなどにも合わせながら、考えてみてくださいね。
寒い季節なら席ごとにブランケットを置く
気温が下がる可能性のある季節なら、寒さ対策としてゲストにブランケットを用意しましょう。ブランケットも会場装飾のひとつとして考えて、一色で統一したり、何色か用意してカラフルにしたりして、ゲストの席に置いておくと素敵です。
素敵なガーデンウエディングを挙げよう
青空の下で行うガーデンウエディング。開放感や自然の光を感じられ、室内の会場とはひと味違う式を挙げられます。密を避けられるため、コロナ禍で結婚式を挙げるのを迷う人にもぴったりです。衣装や演出にもこだわって、ふたりらしいガーデンウエディングを考えてみてくださいね。