夫婦で休みが合わないメリット・デメリットは?円満でいるコツや注意点も紹介
休みが合わない夫婦は一緒に過ごせる時間が少ないですが、それぞれに自分の時間をもつことができます。その他にもさまざまなメリットがあり、必ずしも悪いことばかりではありません。この記事では、夫婦で休みが合わないメリット・デメリット、夫婦円満でいるコツや気を付けたいポイントを紹介します。
夫婦の休みが合わない理由
夫婦の休みが合わないのは、それぞれの勤務形態が異なったり、どちらかが単身赴任をしていたりと、主に仕事による理由が多いです。まずは、夫婦の休みが合わない理由をみていきましょう。
仕事に出る時間が違う
夫婦の仕事の勤務形態が異なると、休みがズレることがあります。どちらかが夜勤などの不規則な勤務をしている場合も「休みが合わない」「共有する時間が少ない」といった生活に。また、仕事量が多い人は休日出勤があり、休みが同じであっても夫婦の時間をもてないこともあるようです。
どちらかが単身赴任をしている
どちらかが単身赴任をしていて、休みが合わないケースもあります。単身赴任の場合は距離の問題があるため、どうしても会いにいくのに時間がかかり、一緒の時間を過ごしにくいです。休みを合わせても、急な用事や体調不良などで延期になると、再度予定を合わせるのに苦労することもあります。
夫婦の休みが合わないメリット
夫婦の休みが別であることが、プラスに働くこともあります。一緒に過ごせないことに落ち込まず、前向きに捉えてみてくださいね。ここでは、夫婦の休みが合わないメリットを具体的に紹介していきます。
自分のために時間を使える
夫婦の休みが合わない場合、自分の時間をもつことができます。休みの日は趣味や友人との外出などに時間をあて、自由に過ごせるでしょう。もちろん夫婦一緒に過ごす時間も大切ですが、ひとりの時間がほどよいリフレッシュになることもあります。結婚すると自分の時間は意外と貴重なので、「休みの日=自分の時間」とポジティブに捉えられると良いですね。
夫婦の時間を大切に感じられる
一緒の時間が少ないからこそ、夫婦の時間を大切にしようと思えることも。「休みが合ったらどこに行こうか」とワクワクしながら計画が立てられるでしょう。外出や家で過ごす時間もマンネリ化しづらく、一緒にいる時間が新鮮に感じられるのもメリットと言えます。
家事分担でストレスが減る
それぞれの休みに家事を割り振ることで、お互いにストレスなく過ごせます。どちらか一方が休みなら、仕事から帰ってきても家事に追われずに済むでしょう。帰宅後、洗濯物が畳まれ、食事が用意されているといった状態だと、気持ちに余裕ができます。
夫婦の休みが合わないデメリット
夫婦の休みが合わないデメリットについても紹介します。デメリットも工夫次第で回避できるので、上手に対処してくださいね。
ふたりで行く打ち合わせの調整が難しい
夫婦の休みが合わないと、結婚式や家の購入、車の購入など、本来ならふたりで行く打ち合わせに揃って参加するのが難しいです。1回の打ち合わせで終わらない内容の場合、とくに調整が大変になるでしょう。貴重な有休などをあてることもあるかもしれませんが、せっかくの休みにふたりで遊びに行けないのがツライと感じることもあるようです。
打ち合わせに関しては、どちらか一方が参加する日もつくり、内容をきちんと共有するなどの工夫ができると良いですね。
イベントや旅行に行きづらい
平日休み、休日休みの夫婦の場合、土日のイベントに一緒に出かけられないことも。また、どちらかがシフト制の仕事をしている場合、連休が取りづらく、旅行などの計画が立てにくいケースもあります。
有休がとれるようなら、どちらかの休みに合わせる工夫をしましょう。計画次第で、イベントや旅行も一緒に行くことができるはずです。
夫婦の時間が少ない
物理的に仕方のないことですが、休みが合わないと夫婦の時間が少なくなります。会話する時間が少ないと、すれ違いが生じる場合もあります。
限られた時間の中で、夫婦の時間をつくる工夫をしてみてください。例えば、すき間時間を見つけたり、有休などで休みを合わせたりなど、少しの意識で夫婦の時間をもてるようになるでしょう。
休みが合わないけど夫婦円満でいるコツ
休みが合わなくても、少し工夫して過ごすことで夫婦円満に過ごせます。ここでは、夫婦円満でいるためのコツをみていきましょう。
お互いのスケジュールを把握する
休日に何をする予定か、仕事の状況や帰宅時間はどれくらいかなど、それぞれのスケジュールを共有しておくのがおすすめです。LINEでの連絡、スケジュールアプリ、ホワイトボードなどさまざまな方法があるので、自分達に合うやり方を見つけてくださいね。スケジュールを共有することで、ふたりの時間も見つけやすくなります。
すきま時間を活用する
夫婦の時間は休日に限らないので、すき間時間を上手に活用するのがコツ。自分が休みなら、相手の仕事終わりに外食したり、映画を見に行ったりするのもおすすめです。
朝食は一緒に食べる、就寝前に一緒に時間を過ごすなど、ちょっとした時間を共有するのも良いでしょう。とはいえ、毎日続けるのは大変なので、余裕がある時などストレスにならない程度に時間をつくってみてくださいね。
LINEやメモでコミュニケーションをとる
一緒に過ごす時間が少なくても、コミュニケーションはとれます。LINEやメモなどで、1日の出来事や発見したこと、気持ちなどを伝えると、お互いの存在を近くに感じられます。休みの日に夕食をつくるならリクエストを聞いたり、デザートを冷蔵庫に入れてメモを残したりするのもおすすめ。意識してコミュニケーションをとることで、夫婦円満でいられるでしょう。
夫婦の休みが合わない時に気を付けたいポイント
一緒に過ごす時間が少ないからこそ、注意しておきたいこともあります。最後に、夫婦の休みが合わない時に気を付けたいポイントを紹介します。
家事をしっかり分担しておく
お互いに働いているので、家事をあらかじめ分担しておくのがおすすめです。最初に決めておかないと、どちらかに負担がかかることもあります。洗濯物を干す、畳むのどちらかを担当、休みの方が食事をつくり、もう一方は洗い物を担当など、具体的に決めておきましょう。しっかり家事を分担することで、お互いに気持ちよく過ごせます。
疑心暗鬼にならない
夫婦で一緒に過ごす時間が少ないと、相手の行動や気持ちが読めずに疑心暗鬼になってしまうこともあります。帰宅が遅い、休みが合わないなどのすれ違いで、相手を責めてしまうケースもあるかもしれません。お互いの仕事の状況を話しておいたり、気持ちを伝えたりして、普段からコミュニケーションをとるようにしておくと良いですね。
夫婦の休みが合わない場合も前向きに捉えて
夫婦の休みが合わないのは、必ずしもデメリットばかりではありません。少ない時間だからこそ、夫婦の時間を大切にでき、愛が深まります。自分の時間も大切にしながら、夫婦生活を楽しめるのもメリットと言えるでしょう。考え方次第なので、休みが別であることも前向きに捉えてみてくださいね。