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コラム

2022.06.30

男性のドレスコードとは?種類別の着用シーン、注意点や小物選びのポイントを解説

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ドレスコードとは、場所や時間、場面にふさわしい服装規定のことです。男性はスーツやジャケットスタイルが基本ですが、シーンに応じて求められる服装が異なります。本記事では男性向けに、ドレスコードの意味や必要性、種類と着用シーン、注意点及び小物選びのポイントを解説。また「平服で」と言われた時の服装をシーン別に紹介します。

ドレスコードとは?その意味と必要性

たくさん並んだスーツ
特定のシーンに応じた服装規定がドレスコードです。まずはドレスコードの詳しい意味と必要性を解説します。

ドレスコードの意味

特定の時間(Time)や場所(Place)、場面(Occasion)といった、いわゆるTPOにふさわしい服装規定をドレスコードと言います。結婚式や披露宴、ホテルや高級レストラン、会社の式典などで設けられることが多いです。

ドレスコードの必要性

主催者や他の参加者に不快な思いをさせないために、ドレスコードが必要とされています。もしドレスコードがなければ、参加者の服装がバラバラになり、その場の雰囲気が乱れてしまう可能性があります。マナーのひとつとして、周囲の人に配慮した服装を心がけることが大切です。

【男性版】ドレスコードの種類と着用シーン

ドレスコードはフォーマルからカジュアルまで、シーンに合わせて6段階設けられています。それぞれの服装と、着用が求められるシーンを紹介します。

①フォーマル【正礼装】

タキシードを着た男性
最も格式高いドレスコードがフォーマルで、正装・正礼装とも呼ばれます。時間帯によってふさわしいとされる服装が変わります。
服装 時間帯 特徴
モーニングコート 黒いジャケットとベストにコールパンツ(グレーのストライプのスラックス)を合わせる
燕尾服
(テールコート)  
背後がツバメの尾のようにカットされているジャケットに、白のベストと蝶ネクタイを合わせる
タキシード 夕方から夜  黒のジャケット・パンツ・蝶ネクタイ・カマーバンドを合わせる
【着用シーン】
主に新郎や新郎新婦の父親、もしくは主賓として出席する結婚式や披露宴、国家式典など

②セミフォーマル【準礼装】

結婚式に着用するブラックスーツ
セミフォーマルは準礼装とも呼ばれ、フォーマルの次に格式高いドレスコードです。昼と夜で着用する服が異なります。ただし、ブラックスーツであれば、昼夜問わず着用可能です。
服装 時間帯  特徴
ディレクターズスーツ 黒のジャケットにコールパンツを合わせる
タキシード 「フォーマル」と同様
ブラックスーツ 昼・夜 ビジネスで着用するブラックスーツとは異なり、黒ければ黒いほど高級
【着用シーン】
主に新郎新婦の親族や上司、主賓として出席する結婚式や披露宴など

③インフォーマル【略礼装】

結婚式に参加する男性ゲスト
インフォーマルは略礼装とも呼ばれ、フォーマルとカジュアルの間のドレスコードです。招待状などに「平服で」と書かれていたら、インフォーマルを指す場合が多いです。主にブラックスーツやダークスーツなどが当てはまります。
【着用シーン】
一般ゲストとして招待される結婚式や披露宴、パーティなど

④スマートエレガンス

光沢感あるダークスーツを着た男性
スマートエレガンスは、カジュアルな中にもフォーマルさを残したスタイル。明確な定義はなく、パーティなどの華やかなシーンで求められます。服装に悩んだら、ブラック・ネイビー・グレーなどのダークスーツを選ぶのが無難でしょう。パーティなどでは、光沢感のある素材を使ったスーツもおすすめです。
【着用シーン】結婚式の二次会やお披露目パーティー、高級ホテル・レストランでの食事など

⑤スマートカジュアル

ワイングラスを持つジャケパンスタイルの男性
スマートカジュアルとは、きちんと感のある洗練されたカジュアルファッションを指します。堅苦しさを感じさせない、ジャケットとパンツスタイルが基本です。フォーマルな場面でよく身に着けるネクタイやポケットチーフも、必須ではありません。
【着用シーン】
ホテルやレストランでのディナー、観劇など

⑥ビジネスアタイア

ビジネススーツの男性
アタイアとは、服装・衣装という意味です。そのためビジネスアタイアは、ビジネスで着るような服装のことを指します。具体的には、上下揃ったビジネススーツなどが当てはまります。小物使いで、普段より華かさを出すとなお良いでしょう。
【着用シーン】
企業主催のレセプションパーティや株主総会など

【男性版】ドレスコードが設けられている時の注意点

ネクタイを締める男性
ドレスコードが設けられている時のマナーとして、避けた方が良いとされる服装があります。3つのポイントに分けて紹介します。
①色・柄
結婚式では、白やピンクなどの明るい色のスーツ、原色に近い色のシャツは、場の雰囲気を乱してしまう可能性があります。またお葬式のイメージが強い黒や、動物の殺傷を連想させるアニマル柄のシャツ・ネクタイなども避けましょう。
②アイテム
Tシャツ・デニム・サンダル・スニーカー・ブーツといったカジュアルなアイテムは、ドレスコードが設けられている場にはふさわしくありません。襟をシャツにボタンで留める「ボタンダウン」シャツも、避けた方が無難でしょう。
また太めのベルトや飾りが目立つベルト、仕事帰りに見える大きめのビジネスバッグを合わせるのは、あまりスマートとは言えません。靴下は白を避け、ミドル丈で暗めのカラーを選ぶと、落ち着いた色のスーツになじみやすいです。
③素材
クロコダイルの型押しやスエードは、動物の殺傷をイメージさせるので控えてください。

【男性版】ドレスコードに合わせる小物選びのポイント

落ち着いた色が多い男性のドレスコードは、小物使いで華を添えるのがポイントです。ドレスコードに適した小物の選び方を紹介します。

シャツ

棚に置かれたシャツ
フォーマルなシーンでは、シャツは白の無地がベストです。なお、友人とのパーティなど少しカジュアルな場では、サックスブルーや薄いピンクなどで華やかさを出すと、普段のスーツスタイルと差を付けられます。

ネクタイ

白・ストライプ・グレーのネクタイ
結婚式の定番は白・シルバー・グレーのネクタイですが、派手すぎなければドットやストライプなどの柄物でも問題ありません。ネクタイピンはバーの部分にチェーンが付いたタイチェーンなど、装飾性の高いものを選ぶと華やかさが増します。

ポケットチーフ

白いネクタイとポケットチーフをした男性の胸元
ポケットチーフは白が主流ですが、ネクタイの色に合わせるとバランス良く見えます。詳しいポケットチーフの選び方や折り方については、こちらの記事を参考にしてください。

ストレートチップの黒の革靴
フォーマルなシーンでは、ひもで結ぶタイプの黒の革靴が基本とされています。特にふさわしいのは、つま先に横一線が入っている「ストレートチップ」か、デザインが入っていない「プレーントゥ」です。スマートカジュアルが指定されたパーティなどでは、ブラウンの革靴でも問題ないとされています。

【男性版】ドレスコードが「平服」時のシーン別の服装

結婚パーティに参加するゲスト
招待状などに「平服でお越しください」と書かれていることがありますが、実は「平服」の捉え方はシーンによって異なります。シーンごとにぴったりの服装を紹介します。

男性の平服①結婚式

結婚式で「平服」を指定された場合、昼間ならブラックスーツかダークスーツ、夜ならダークスーツを選ぶと間違いないでしょう。無地のものが基本ですが、控えめであればストライプ柄も差し支えありません。ベージュやライトグレーなどの明るい色は避けた方が無難です。なお二次会では、ややカジュアル寄りでも大丈夫な場合が多いです。
海外で行われる結婚式や海外の人の結婚式に参列する場合は、ブラックスーツではなくダークスーツを選ぶようにしましょう。会場の雰囲気によっても変わるので、迷ったら新郎新婦に相談するのが確実です。

男性の平服②会社の祝賀会や式典

会社の祝賀会や式典における「平服」は、ダークスーツが基本です。黒かブラウンの革靴に、スーツの色になじむ靴下を合わせると、スマートな印象に仕上がります。明るい色のネクタイや装飾性の高いカフスボタン・ネクタイピンを選び、華を添えましょう。

男性の平服③法事

一般的に、一周忌までは「平服で」とあっても喪服を着ていくのがマナー。一周忌以降は、法事の規模に応じてカジュアルダウンしていくのが通例です。悩んだら、黒や黒に近いダークスーツにするのが堅実でしょう。

男性のドレスコードを知り着用シーンに合った服装を選ぼう

スマートエレガンスのスーツを着る男性
ドレスコードは、着用シーンに合わせて服装を選ぶのがポイントです。男性のドレスコードの場合、スーツやジャケットスタイルが多いため、スーツのデザインや小物に意識を向けると、いつもと違った装いに仕上がります。今回紹介したポイントを参考に、着用シーンにふさわしい服装を選んでくださいね。

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