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コラム

2022.12.19

甘え下手を卒業するには?甘えられない人の特徴や上手な甘え方を紹介

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甘え下手な人はパートナーに甘えたり、職場で人を頼ったりするのが苦手。自立した性格の人に当てはまりやすいですが、本音では甘えたいと思っているケースもあるようです。この記事では、甘え下手の人の特徴や甘え上手になる方法、甘える時に気を付けたいことを紹介します。少しでも人を頼れるようになると、気持ちが楽になるかもしれません。

甘え下手な人とは?

ソファに座る女性
甘え下手とはその名の通り、甘えるのが下手な人のこと。甘えられない理由は人によって異なりますが、「人に甘えるのは悪いこと」「面倒をかけて嫌われるかも」などの心理がはたらき、甘えられない人も少なくありません。
また、自立心が強い人や真面目な人ほど、人に甘えるのを避け、「自分のことは自分でやらなければ」と思う傾向にあるようです。本音では人に甘えたいと思っていても甘え方がわからず、気持ちを抑えている人もいます。    

甘え下手な人の特徴

目頭を押さえてPCに向かう女性
甘え下手な人にはいくつか特徴があります。自分が甘えるのが苦手かもと思う人は、当てはまる特徴がないかチェックしてみてくださいね。

特徴1. 責任感が強い

責任感が強い人は、人に甘えるのが苦手な傾向にあります。「自分でやり遂げなければ」という気持ちが強く、なんでもひとりでやろうとすることが多いです。人を頼らずに行動するうちに、周囲からも「ひとりで解決できる人」と思われるため、ますます人を頼りづらくなることもあります。

特徴2. プライドが高い

プライドが高い人も、甘え下手になりやすいです。甘えることは人に弱さを見せることという思いから、人に頼るのを避ける傾向にあります。また、「周囲にできないと思われたくない」などの気持ちがあるため、人からの助けを断ってしまうことも。競争意識の高い職場に勤めているなど、キャリア志向の人に当てはまりやすいです。

特徴3. 面倒見が良い

面倒見が良い人は、自分よりも他人を優先しがちな傾向にあります。「自分が頑張ることで他の人の役に立てるなら」と自分のことは後回しにしてしまうのです。
また、甘えられることの方が多いため、自分がどう甘えて良いのかわからないことも。これは、妹や弟の面倒を見ていた長男長女に当てはまりやすい特徴です。

特徴4. 周囲の目を気にする

周囲の目を気にしすぎて、甘えられない人もいます。相手がパートナーや親しい友人であっても、「嫌がられたらどうしよう」「わがままで迷惑に感じられるかも」などのネガティブな結果を想像してしまい、甘えられないことも。普段から人への気遣いが細やかな人だと、このように考えすぎてしまうのかもしれません。    

特徴5. 強がってしまう

甘え下手の人は、強がりな面もあります。自分の気持ちを人に伝えるのが苦手な人も多く、つらい時に弱音を吐けないのです。相談すればパートナーや親しい友人が助けてくれそうな場面でも、うまく気持ちを吐き出せず頼れないこともあります。

甘え下手から甘え上手になる方法

笑顔で会話する女性
甘え上手になれば、パートナーとの距離感がぐっと縮んだり、職場で助けてくれる人が増えたりすることもあります。ここでは、甘え下手の人が無理なく甘え上手になる方法をみていきましょう。

小さなお願いをしてみる

甘え下手なら、まずは人にお願いすることに慣れることから始めてみましょう。小さなお願いごとなら、甘え下手な人でも挑戦しやすいです。例えば、「高い所の物を取ってもらう」「ちょっと重い物を持ってもらう」「わからないことを聞いてみる」など、ちょっとしたお願いをしてみてください。簡単に手伝える内容なら相手も負担がなく、頼ってもらえて嬉しいと感じるはずです。
簡単なお願いを繰り返すことで、人を自然に頼れるようになれます。

悩みを聞いてもらう

悩み事を周囲に相談してみるのもおすすめです。普段は自分だけで解決しようとしていたことも、パートナーや友人、同僚に相談してみてください。軽めの相談内容にすれば、甘え下手な人でも切り出しやすいでしょう。
自分の弱い部分を見せることで、相談相手も自分を信頼してくれていると感じ、助けたいと思ってくれるはずです。頼られる方も嬉しく、「自分も甘えていいんだ」という気持ちになれます。    

自分の気持ちを伝える

甘え下手な人は、自分の気持ちに蓋をすることも多いです。本音を隠さず、自分の気持ちを素直に伝えることに慣れていけば、甘えるのも上手になってくるでしょう。例えば、デート中に「〇〇食べたい」「ちょっと疲れたから休憩したい」など、自分がしたいことをパートナーに伝えてみてください。
自分がわがままなのではと思っていたことも、パートナー側は心を開いてくれて嬉しいと思ってくれることも。少しずつ自分をオープンにして甘えることで、ふたりの仲もより深まります。

スキンシップを増やす

パートナーに甘えたいと思っていても、恥ずかしくてできない人も少なくありません。甘えられるようになりたいなら、ちょっとしたスキンシップを増やすのがおすすめです。例えば、パートナーと手をつなぐ、自然に腕を組む、ぴったり寄り添うなど。スキンシップを通して甘えるのに慣れることで、不安な時や寂しい時なども自然に甘えられるようになるでしょう。    

パートナーに甘える時に気を付けたいポイント

ソファでくつろぐカップル
パートナーに甘える際には、気を付けたいポイントもあります。過度に甘えたり、相手の負担を考えないで行動したりしてしまうと、ふたりの関係にヒビが入ることもあるので気を付けてくださいね。

自分の都合で甘えない

相手の機嫌をとるため、おねだりをするためなど、都合の良い時だけ甘えないようにしましょう。特にモノのおねだりは、過度にならないように注意が必要です。コンビニでお菓子などを買ってもらう程度であれば問題ありませんが、洋服など自分が欲しいモノのおねだりが過度になると、相手の負担になることもあります。

人前でベタベタしない

パートナーとのスキンシップは、TPOを意識することが大切。これは、相手によって人前ではベタベタしたくないこともあるためです。自分がスキンシップをとりたいからと気持ちを押し付けてしまうと、わがままに見えてしまうこともあるので気を付けましょう。ふたりきりの時など、パートナーが受け入れやすい時に甘えてみてくださいね。

わがままにならないようにする

甘えることに慣れて、わがままにならないように気を付けましょう。自分でできることを頼んだり、なにもかもをお願いしたりすると、わがままに見えることもあります。適度に甘えることで、パートナーもかわいいと感じてくれます。

パートナーの都合も考える

タイミングによっては、甘えることがパートナーの負担になることもあります。例えば、忙しい朝や仕事中、疲れている時などに頼ってしまうと、わずらわしく感じられてしまうことも。甘える時は、パートナーの都合も考えるようにしましょう。

甘え下手を卒業して甘え上手になろう

笑顔の女性
甘え下手な人は責任感が強く、自分に厳しい人が多いです。行動に責任をもつことは大切ですが、自分自身の甘えを許容することで、自分が楽になるだけでなく、周りの人に対しても一層優しくなれるかもしれません。特にパートナーに甘えることは、心を開いて弱い部分を共有することの第一歩。甘え上手になる方法を参考に、できることから少しずつ取り入れてより心地良い日々を送ってくださいね。

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