ブライダルハンカチとは?使い方や選び方のポイント、おすすめデザインも紹介
ブライダルハンカチとは、結婚式で新郎新婦が使うハンカチのこと。必要な枚数を準備し、しまい方や使い方を確認しておくと安心です。カメラに写ることも多いためデザインに気を配りつつ、実用性のある素材のものを選びましょう。この記事では、ブライダルハンカチの必要性と枚数、扱い方や選び方のポイント、おすすめのデザインを紹介します。
ブライダルハンカチは必要?
ブライダルハンカチ(ウェディングハンカチ)は、新郎新婦にとって特別な日を過ごすための大切なアイテムです。「結婚式にハンカチは必要なの?」と思う人もいるかもしれませんが、結婚式ではブライダルハンカチを使うシーンは多くあるため、複数枚準備しておくと安心です。まずは、ブライダルハンカチが必要な理由や用意する枚数について見ていきましょう。
ブライダルハンカチを用意する理由
涙や汗、口についた食べ物や飲み物を拭く時など、ブライダルハンカチを使うシーンは少なくありません。友だちからお祝いの言葉をもらう時や親への手紙を読む時などは、思わず涙が溢れてしまうこともあるでしょう。
また、スポットライトを浴びたり、緊張したりすると汗をかきやすくなります。涙や汗によるメイク崩れを防ぐためにも、ブライダルハンカチは必要です。
ブライダルハンカチの必要枚数
ブライダルハンカチは、いつでも使えるように2~3枚用意しておくと安心です。ファンデーションや口紅、食べ物などで汚れてしまうこともあります。二次会を予定している場合は、その分も用意しておきましょう。
ブライダルハンカチの扱い方
ブライダルハンカチを使わない時の扱いや写真写りを意識した使い方を確認しておきましょう。ここでは、ブライダルハンカチのしまい方と使い方を紹介します。
ブライダルハンカチのしまい方
大半のウェディングドレスにはポケットがないため、介添人に預けておくか、もしくは高砂に置いておくことをおすすめします。涙がこぼれた時や汗をかいた時は、介添人がそっと手渡してくれます。使った後はゲストから見えないように、高砂に飾られた花のうしろに置きましょう。
また、新郎のポケットにブライダルハンカチを入れておくのも1つの方法です。キャンドルサービスなどで式場内を回る時や花嫁が親への手紙を読む時に、新郎がハンカチを手に握りながら寄り添う姿は、思いやりに溢れ素敵に映るでしょう。
ブライダルハンカチの使い方
ブライダルハンカチに決まった使い方はありませんが、形を崩さないように使うのがポイント。気持ちが高ぶるあまり、握りしめてクシャクシャにしてしまうのは避けたいものです。
花嫁が使う際は、目頭や目尻にハンカチの角を押し当てると、メイク崩れも防げて上品に映ります。汗は拭き取るというよりも、肌に押し当てて汗を吸収させるように使いましょう。
ブライダルハンカチの選び方のポイント
ブライダルハンカチはカメラに写ることも多いので、見栄えの良いものを選ぶのがポイント。また、涙や汗を拭くため、実用性も意識して選びましょう。
白系の色を選ぶ
結婚式で使うブライダルハンカチは白系の色を選ぶのが基本です。白系といっても、アイボリーやオフホワイトなどさまざまな種類があります。ウェディングドレスの色に合わせて選べば、ハンカチだけが浮いてしまうこともありません。または、派手すぎないパステルカラーを選ぶのもおすすめです。ウェディングドレスを引き立てる色を意識して選んでみましょう。
見映えが良く吸収性のある素材を選ぶ
結婚式には、シンプルで上品なイメージのシルク素材のハンカチがよく合います。吸水性が心配なら、コットンやガーゼ素材のものも用意しておくと安心。カメラに写るシーンなどで使う際はシルク素材のものを、その他のシーンには吸水性があるものを使うと良いでしょう。
タオルハンカチは吸収率が高いですが、カジュアルになり過ぎるため、結婚式での使用は避けましょう。
無地やシンプルなデザインを選ぶ
結婚式のようなフォーマルなシーンには、無地やワンポイントなどのシンプルなデザインがおすすめです。パールの装飾が施されたものや縁にレースがあしらわれたものなど、さり気なくおしゃれで上品なデザインが花嫁を引き立ててくれます。新郎も新婦と同じように白系の無地を基本として、シンプルなデザインを選びましょう。
また、お揃いでイニシャルを入れるカップルも多いようです。カラーやデザインに凝り過ぎて、ハンカチだけが浮いてしまわないように注意してくださいね。
ブライダルハンカチのおすすめデザイン
さまざまなデザインがあるブライダルハンカチの中から、おすすめのデザインを紹介します。ブライダルハンカチを選ぶ時の参考にしてくださいね。
清らかさと純潔を表すサムシングブルー
サムシングブルーをブライダルハンカチに取り入れるのも素敵。サムシングブルーは、花嫁が結婚式で身に着けると幸せになると言われるカラーで、花嫁の清らかさや純潔を表してくれます。白地にブルーの刺繍がさりげなく施されたハンカチは、目立ち過ぎず花嫁の美しさを引き立ててくれるでしょう。
上品でエレガントなレース
縁にレースの入ったブライダルハンカチは、上品でエレガントな印象を与えてくれます。シンプルでもシルク素材のものなら、特別感を演出できます。ウェディングドレスやベールのデザインに合わせて選ぶのがおすすめです。
イニシャル刺繍で特別な1枚に
ブライダルハンカチのなかでも、名前やイニシャル、挙式日などを刺繍したタイプは人気があります。主張しすぎずシンプルなデザインですが、ふたりにとって特別な1枚に。また、メッセージと記念日を入れたハンカチも素敵です。刺繍入れに日数がかかるケースもあるため、購入する時はショップに確認をしましょう。
メインのハンカチは購入して、予備用にイニシャルをDIYする花嫁もいます。イニシャルのレースワッペンを使えば、世界に1つだけのブライダルハンカチが簡単に作れますよ。
同系色の刺繍でさりげなくおしゃれに
ハンカチと同じ色で刺繍が施されたブライダルハンカチは、シンプルなデザインながらもおしゃれ度が高い1枚。どんなドレスにも合わせやすく、刺繍が特別感を演出してくれるでしょう。結婚式が終った後も、冠婚葬祭などいろいろなシーンで使えるのも魅力です。
お気に入りのブライダルハンカチで特別な日を過ごそう
ブライダルハンカチは、涙や汗を拭くのはもちろんですが、ドレスを引き立てるアイテムとしても活躍します。事前に介添え人に預けることや置く場所などを確認しておくと安心です。また、見栄えが良いものを選び、メイク崩れがしないような使い方も意識しましょう。ふたりにとって特別な日に使うハンカチだからこそ、デザインや素材にこだわったお気に入りのものを見つけてくださいね。