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コラム

2024.10.28

9月の誕生石「サファイア」「クンツァイト」。特徴や石言葉、おすすめジュエリー

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9月の誕生石であるサファイアとクンツァイト。サファイアは複数の色をもつ宝石で、有名なのはブルーサファイアです。2021年の誕生石改定で追加されたクンツァイトは、淡いピンクやパープルの宝石です。今回は、9月の誕生石であるサファイアとクンツァイトの特徴や石言葉、歴史、お手入れ方法、おすすめのジュエリーを紹介します。

9月の誕生石は「サファイア」「クンツァイト」

ブルーサファイア
9月の誕生石はサファイアとクンツァイトの2つ。かつてはサファイアのみでしたが、2021年の誕生石改定によりクンツァイトが追加されました。また、日本ジュエリー協会で12月の誕生石と定められているラピスラズリは、海外では9月の誕生石と定めているところが多く、その背景からラピスラズリを9月の誕生石として身に着ける人もいます。

9月の誕生石①「サファイア」

ブルーサファイア
サファイアは、ダイヤモンドやエメラルド、ルビー、アレキサンドライトと合わせて「五大宝石」と称される宝石です。ブルーサファイアが有名ですが、その他の色も存在します。サファイアの特徴や石言葉、歴史、お手入れ方法などを紹介します。

サファイアの特徴

サファイアは、ラテン語で「青」を意味します。和名も「蒼玉(青玉)せいぎょく」と、色を意味する名がつけられています。コランダムと呼ばれる鉱物の1種で、サファイアはダイヤモンドの次に硬い鉱物です。コランダムのなかでも赤色のものはルビー、それ以外の色はサファイアに分類されます。
サファイアの色はブルーが有名ですが、グリーンやイエロー、オレンジ、バイオレット、ピンク、パープルブラック、ブラウンなどさまざまな色が存在し、これらはファンシーカラーサファイアと呼ばれます。ブルーサファイアのなかでも深い青色のものは「コーンフラワーブルー」、橙色がかったピンクのサファイアは「パパラチアサファイア」と呼ばれ価値が高く、世界三大希少石のひとつです。

サファイアの石言葉や意味

サファイアの石言葉は「慈愛」「誠実」「真理」「貞操」「友情」。「誠実」「慈愛」などの石言葉をもつことから、現在もエンゲージリングに選ばれることも多い宝石です。身に着けると愛情が揺らがずにパートナーと永遠に良い関係でいられるとされ、夫婦円満のお守りとしても親しまれています。心を静めたり、眠っている才能を引き出したりするとも考えられています。

サファイアの歴史

サファイアは、王族や聖職者の装飾品として用いられてきた宝石です。古代ギリシャや中世では、ブルーサファイアは伝染病や目の病を癒したり、人々の悩みを救ったりする力が宿ると信じられていて、「聖者の石」とも呼ばれていました。また、欧米の結婚式では花嫁が身に着ける「サムシング・ブルー」としてサファイアのジュエリーが用いられてきました。

サファイアのお手入れや保管方法

サファイアはモーススケール9と、ダイヤモンドに次いで硬い宝石です。靱性値8と衝撃に強いことから割れにくく、さらに熱に強く劣化しにくい性質をもっています。
普段のお手入れでは、やわらかい布でやさしく拭きます。付着した汗や皮脂を取り除けるため、透明度を保てるでしょう。汚れなどが気になる場合は中性洗剤を溶かしたぬるま湯に入れ、やわらかいブラシでこすって洗います。最後に真水で洗って、やわらかい布で水気を拭き取ります。
保管の際は直射日光や湿気のある場所は避けてください。硬い宝石であるため、他のジュエリーを傷つけないためにも個別に保管するのがおすすめです。

9月の誕生石②「クンツァイト」

クンツァイト
ピンクやパープルなどの淡い色合いが美しいクンツァイト。多色性をもち、見る角度によって表情の変わる宝石です。クンツァイトの特徴や歴史、お手入れ方法などを説明していきます。    

クンツァイトの特徴

クンツァイトは、発見者である宝石鑑定士のジョージ·フレデリック·クンツの名前を由来とする宝石。和名は「リチア輝石(りちあきせき)」です。
スポジュメンと呼ばれる鉱物の1種で、パステルピンク、ライラック、ラベンダーなどの色合いをもちます。スポジュメンのなかでピンク系の色合いのものはクンツァイトと分類されますが、グリーンに発色するものはヒデナイト、イエローに発色するものはトリフェーンと呼ばれます。
クンツァイトは光を受けた後に発光する「燐光性」、見る角度によって異なる色を見せる「多色性」を備えている宝石です。大きくカットするほど多色性が発揮され、美しい色合いを楽しめます。キャンドルの明かりによって美しさが引き出されることから、イブニングドレスとのコーディネートにふさわしいとされ、「夕べの宝石」とも呼ばれています。    

クンツァイトの石言葉や意味

クンツァイトの石言葉は「無償の愛」「可憐」「無限の愛」「純粋」。やわらかな色合いから愛の石としても親しまれています。ピンクカラーの宝石は愛にまつわる意味をもつことが多いですが、クンツァイトは「自分への愛」「自分以外の人への愛」などの意味をもち、人間関係を円滑にするサポートをすると考えられています。

クンツァイトの歴史

クンツァイトは1902年にカリフォルニアの鉱山で発見され、数あるカラーストーンのなかでも比較的新しい宝石です。宝石鑑定士のジョージ・フレデリック・クンツが新しい品種の宝石であると特定し、その功績を称えて彼の名前からクンツァイトと名付けられました。なお、2021年の誕生石改定でクンツァイトが9月の誕生石として追加されたのは、ジョージ・フレデリック・クンツの誕生日が9月であることに由来しているそう。

クンツァイトのお手入れや保管方法

クンツァイトは、モーススケール6.5~7とある程度の硬度は備えていますが、劈開性をもつ宝石のため縦に割れやすい宝石です。靱性も低く、衝撃で割れるおそれもあるため、取り扱いに注意が必要とされます。
お手入れの際は、やわらかい布でやさしく拭きましょう。中性洗剤を溶かしたぬるま湯でも洗えますが、熱に弱いため、洗浄時は35度以下のぬるま湯でやさしく洗ってください。流水の衝撃で割れや欠けができるおそれもあるため、すすぐ際は桶の中で洗うなどの配慮を。最後は水分をやさしく拭き取ります。なお、超音波洗浄は行わないよう注意してください。
保管の際は直射日光を避け、温度が低く一定に保たれた場所に置きます。衝撃に弱いため、他のジュエリーと分けて保管してください。

9月の誕生石をあしらったフェスタリアおすすめのジュエリー

フェスタリアでは、9月の誕生石であるサファイアを用いたジュエリーも取り扱っています。深みのある美しいブルーサファイアのジュエリーは、身に着けるだけで装いをクラスアップしてくれるでしょう。最後に、フェスタリアおすすめのサファイアのジュエリーを紹介します。

サファイアのシンプルピアス

フェスタリアのPt900 サファイア ピアス
フェスタリアのPt900 サファイア ピアス
価格:¥19,800(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
深い海のような青が印象的なサファイアをセッティングしたピアスです。シンプルな一粒タイプのピアスは装いを選ばず、身に着けやすいでしょう。ピアスホールを開けたばかりのファーストピアスとしてもおすすめ。通常より長い11.5mmのピアスポストを用いているため、厚みのある耳たぶの人も身に着けやすいです。
サファイアは心を静めたり、集中力を高めたりする効果があるとされます。誕生石がサファイアの人に限らず、夢や目標がある人が身に着けるのにぴったりの宝石です。

サファイアをあしらったリング

フェスタリアのK10YG サファイア リング
フェスタリアのK10YG サファイア リング
価格:¥25,300(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
上品でシックなブルーサファイアをセッティングしたリング。ブルーカラーとイエローゴールドのコントラストが美しく、手元をエレガントに彩ってくれます。身に着けやすいサイズ感のリングは、オンオフ問わず活躍してくれます。

サファイアにダイヤモンドを添えたネックレス

フェスタリアのK18YG サファイア・ダイヤモンド ネックレス
フェスタリアのK18YG サファイア・ダイヤモンド ネックレス
価格:¥55,000(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
サファイアをゴールドのアウトラインで縁取ったネックレス。トップにセッティングされたダイヤモンドが繊細な輝きを添えます。艶やかなゴールドとサファイアの深みのある青色のコントラストが美しく、上品な雰囲気を纏えます。

サファイアとダイヤモンドのピアス

フェスタリアのK18YG サファイア・ダイヤモンド ピアス
フェスタリアのK18YG サファイア・ダイヤモンド ピアス
価格:¥69,300(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
サファイアにダイヤモンドを添えたピアス。サファイアを縁取るゴールドのアウトラインは、フォトフレームをイメージしたデザインです。しずくモチーフのような上品なデザインが、洗練された雰囲気を演出してくれます。

9月の誕生石ジュエリーを身に着けてみて

サファイアのピアスを着けた女性
9月の誕生石は、深みのある青色が有名なサファイア、淡いピンクやパープルのクンツァイト。サファイアは癒しや才能の発揮、クンツァイトは愛の石として人間関係のサポートすると考えられていて、お守りジュエリーにもぴったりです。誕生石ジュエリーとしてはもちろん、石言葉や込められた意味を知り、身に着けてみてください。  

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