2月の誕生石「アメシスト」「クリソベリルキャッツアイ」
2月の誕生石はアメシスト、クリソベリルキャッツアイの2種類。以前はアメシストのみが2月の誕生石でしたが、2021年に63年ぶりの誕生石改定が行われ、クリソベリルキャッツアイが新誕生石として追加されました。
アメシストは美しい紫色の輝き、クリソベリルキャッツアイは光をあてることで石の中央に筋状の光「キャッツライン」が現れるのが特徴です。どちらも美しい宝石で、身に着けることでより魅力を引き立ててくれます。
2月の誕生石①「アメシスト」とは
美しい紫色が特徴のアメシストは、古来より世界中で愛されてきた宝石です。アメシストの特徴や込められた意味、石言葉、歴史、お手入れ方法などを紹介します。
アメシストの特徴
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¥49,500(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
アメシストの和名は「紫水晶」。その名の通り、透き通るような紫色が特徴の宝石です。クォーツの変種で、紫色のものをアメシストと呼びます。
アメシストのなかで最も価値が高いとされる色は深い紫色です。なお、淡い色合いのものは「ラベンダーアメシスト」、クリアな緑色のものは「グリーンアメシスト」と呼ばれます。
アメシストの意味や石言葉
アメシストの名前の由来は、お酒を飲みすぎた時の治療を意味するギリシア語の「アメシスト(amethystos)」です。初代ギリシャの伝承にあるワインの神・バッカスと月の女神の女官・アメシストに関連づけて、この名がつけられたとされています。
アメシストには思考をクリアにさせる、気持ちを落ち着かせる効果があると考えられています。また、愛を守護する宝石として、恋愛をサポートするともいわれているようです。
宝石言葉は「誠実」「高貴」「心の平和」「愛情」などです。
アメシストの保管・お手入れ方法
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¥19,800(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
紫色は高貴な色とされることから、アメシストも特別な宝石として世界中で愛されてきました。キリスト教では司祭の石としてアメシストの指輪を、ユダヤ教では聖なる宝石としてアメシストを飾った胸当てを用いて儀式を執り行っていたといわれています。
日本でも紫色は高貴な色とされ、宗教行事などに用いられてきました。世界各国で「紫色=高貴な色」という考えをもっており、古代ギリシャの王・アレキサンダー大王にはじまり、王侯貴族などの地位の高い人がアメシストを身に着けていたとされます。現代では、イギリス王室でロイヤルパープルが用いられています。
アメシストの歴史
アメシストのモーススケールは7。ジュエリーに適した硬度ではあるものの、より硬度の高いルビーやサファイア、ダイヤモンドなどと一緒に保管すると傷つくおそれがあるので、個別に保管するのがおすすめです。また、日光によって変色するおそれがあるため、直射日光を避けてジュエリーケースに入れて保管しましょう。
お手入れの際は、やわらかい布でやさしく拭きます。汚れが気になる場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗うことも可能です。洗浄する場合はやわらかいブラシでやさしくこすり、真水ですすいで、最後に水気をふき取るようにしてください。
2月の誕生石②「クリソベリルキャッツアイ」とは
誕生石改定により、2月の誕生石となったクリソベリルキャッツアイ。宝石の中央に現れる美しい光が魅力の宝石ですが、宝石として扱われるようになったのは近年です。クリソベリルキャッツアイの特徴や石言葉、歴史、お手入れ方法などを紹介します。
クリソベリルキャッツアイの特徴
クリソベリルの変種であるクリソベリルキャッツアイは、光をあてることで中央に筋状の光「キャッツライン」が現れるキャッツアイ効果が特徴です。和名も「猫目石」と、キャッツアイ効果を連想させる名前がつけられています。
キャッツラインがシャープではっきりしたもの、中央に光が入っているものは価値が高いとされています。色の種類は黄色、緑、茶色、褐色がかったものなど。はちみつのようなハニーカラー、清涼感のあるアップルグリーンが希少で価値が高いとされています。
クリソベリルキャッツアイの意味や石言葉
クリソベリルの名前の由来は、ギリシャ語の「金(chrysos)」「宝石(beryllos)」とされ、クリソベリルキャッツアイはそのキャッツアイ効果から加えられたとされています。
アジア圏では真実を見抜く第3の眼を授けるとされ、魔除けや幸運のお守りとして用いられてきました。さまざまな価値観を受け入れる寛大な心、周囲に希望を与えて勇気づける心などを授け、統率力や人間力を高めるとされています。
クリソベリルキャッツアイの歴史
1世紀のローマの文献によると、当時クリソベリルキャッツアイはスリランカとインドで産出されており、既にその存在を認知されていました。
宝石として認知された歴史はまだ浅く、歴史上で最初に登場したのは、英国ビクトリア女王の息子・コノート公爵が婚約者であるプロシア王女・ルイーズ・マーガレットに、クリソベリルキャッツアイの婚約指輪を贈ったエピソードとされています。このエピソードを機にクリソベリルキャッツアイの美しさが世界中に知られるようになりました。
日本では戦後に人気を集め、当時の総理大臣・池田勇人がクリソベリルキャッツアイを1千万円で購入したことでさらに知名度が上がりました。
クリソベリルキャッツアイの保管・お手入れ方法
クリソベリルキャッツアイのモーススケールは8.5と比較的扱いやすい硬度です。ただし、ダイヤモンドなどの硬度の高い宝石と接触すると傷つき、硬度の低い宝石と接触すると逆に傷つけるおそれがあります。そのため、他の宝石と触れ合わないように保管、もしくは個別に保管すると良いでしょう。
普段のお手入れはやわらかい布でのふき取り、汚れが気になる場合は中性洗剤を溶かしたぬるま湯での洗浄を行います。なお、急激な温度変化に弱いため、熱い湯での洗浄は避けてください。
2月の誕生石「アメシスト」のおすすめジュエリー
フェスタリアでは2月の誕生石であるアメシストをあしらったジュエリーを多数取り揃えています。美しい紫色のアメシストはもちろん、緑色のグリーンアメシストのジュエリーも。おすすめのアメシストのジュエリーを紹介していきます。
アメシストのピンクゴールドリング
フェスタリアのK10PG アメシスト リング
¥25,300(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
中央にアメシストをあしらったリング。美しい紫色とやわらかな色合いのピンクゴールドが、手元に上品な印象を添えます。身に着けやすいサイズ感で、オンオフ問わず活躍します。シンプルなデザインのため、お手持ちのリングとの重ね着けもおすすめです。
アメシストとダイヤモンドのペンダントトップ
フェスタリアのK18YG アメシスト・ダイヤモンド ペンダントトップ
¥110,000(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
深い紫色のアメシストのペンダントトップ。華やかなゴールドがアメシストのエレガントな輝きを引き立てます。アメシストの反対側に、大小ふたつの星が輝くフェスタリアオリジナルカットの “Wish upon a star®” ダイヤモンドがセッティングされた2WAY仕様で、装いに合わせた身に着け方ができるのも魅力です。
グリーンアメシストのネックレス
フェスタリアのK10YG グリーンアメシスト ネックレス
¥25,300(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
キャンディのようなつやめきを感じるグリーンアメシストのネックレス。石を留める石座にミルグレインを施したクラシカルなデザインです。ドロップの形をした美しい宝石が胸元を爽やかに彩ります。エレガントでありながら、程良いカジュアルさも備えており、さまざまなスタイルに合わせられます。
グリーンアメシストのチェーンピアス
フェスタリアのK18YG グリーンアメシスト ピアス
¥49,500 (税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
透明感のあるグリーンアメシストと、イエローゴールドの対比が美しいチェーンピアス。グリーンアメシスト全体に細かなカットを施しているため、光を受けてきらきらと繊細な輝きを放ちます。耳元で揺れるピアスが、顔まわりに上品な印象を添えてくれるでしょう。
2月の誕生石を身に着けてみて
誕生石のジュエリーは癒しを与えたり、お守りとして身に着けたりできます。込められた意味や石言葉に惹かれて身に着ける人も多いため、身に着ける際に自分の誕生石ではなくても問題ありません。2月の誕生石であるアメシスト、クリソベリルキャッツアイをお守りジュエリーとしてぜひ身に着けてみてください。