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コラム

2020.07.16

プロポーズから結婚式までの流れとは。押さえておきたいマナーも紹介

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プロポーズから挙式までの間には、やるべきことがたくさんあります。また、結婚式と新生活の準備をスムーズに進めるためには、うまく段取りすることがとても大切です。この記事では、プロポーズから結婚式までの流れを、おめでた婚の場合もあわせて紹介します。ポイントを押さえて計画的に準備を進めましょう。

プロポーズから結婚式までの流れ

プロポーズされて喜ぶ女性
プロポーズ後は、結婚に向かって具体的な準備を進めていくことになります。ここではプロポーズから結婚式までの一般的な流れを説明します。

1. 両家の親へ報告

結婚を決めたら、まずは両家の親に結婚の挨拶をします。2人揃ってお互いの実家を訪れますが、順番としては女性側を先に訪問するのがスムーズです。婿養子の場合は男性側が先になります。

結婚挨拶の時の服装は、男性はダークスーツ、女性はワンピースなど、好感を持たれやすい上品なものが良いでしょう。女性の足元はミュールやブーツを避け、パンプスを選ぶのが無難です。

挨拶の日時は事前に調整しておきます。お互いの実家を訪問する前に、親の性格や好きなこと、避けたほうが良い話題などを2人で共有しておくと良いですね。手土産は菓子折りなどを用意するのが一般的ですが、相手の家の近くで購入すると「間に合わせ」という印象になるため、前もって用意しておきましょう。

2. 日取りの検討、会場探し

両家への報告が済んだら、結婚式の日取りを検討し、会場探しをスタートします。ブライダルフェアや相談会を利用するとイメージをつかみやすいですよ。「どんな結婚式にしたいか」という希望を、2人でしっかり話し合っておくとスムーズです。

3.婚約指輪、結婚指輪の検討

指輪を選ぶカップル
婚約指輪購入のタイミングは、プロポーズの前か、両家の親に結婚挨拶をした後のどちらかが多いようです。
結婚指輪は挙式までに用意すれば良いですが、挙式直前は打ち合わせなどで忙しくなりがち。満足いく指輪選びをするためにも、結婚式の半年前を目途に、時間の余裕があるうちに購入しておくのがおすすめです。

婚約指輪を購入する時に、同じ店で結婚指輪を選ぶという手もあります。婚約指輪と結婚指輪をセットで着けられるデザインも人気です。

4. 結納または両家顔合わせ

挙式の1年前~半年前までを目安に、結納もしくは両家で顔合わせを行います。

結納とは、婚約を口約束だけでなく公のものとする行事です。現代では仲人を立てず、本人と両家の親や兄弟だけで行う「略式結納」を行うことが多いよう。ホテルや料亭などの「結納プラン」を利用するという方法もあります。
両家顔合わせとは、結納の儀式的な部分を行わず、両家の家族を紹介し合い親睦を深める会です。食事会の形を取ることが多く、内容に決まった形式はありません。

結納を行わず、両家顔合わせの食事会をするカップルも多くなっていますが、どちらにするかは両家の親にも相談した上で決めるのがおすすめです。

5.結婚式会場決定

挙式の半年前までを目処に結婚式会場を決定します。契約時には内金が必要となるので用意しておきましょう。
契約時には内容をしっかりチェックし、持ち込みができるかどうか、見積もりに含まれていない費用があるかなどを確認しておくと良いですね。

6. 新居やハネムーンを決定

引っ越し作業をするカップル
結婚式の準備と同時に、新居やハネムーンの手配も進めます。
結婚式や入籍を待たずに同居を始めるカップルも多いものです。一緒に住んでいると、結婚式の前のこまごまとした話し合いがいつでもできるというメリットもありますね。

7. 結婚式のゲスト選定

結婚式のゲスト選定に苦労するカップルは多いようです。スムーズに決めるコツは、ゲストの候補を「主賓」「必ず呼びたい人」「できれば呼びたい人」に分けること。その後、会場の定員や相手とのバランスを考慮して決定しましょう。

自分のゲストリストが決まったら、相手にも必ず確認してもらいます。お互いのゲストの顔ぶれを知っておくことで、式の内容や雰囲気を決めやすくなるためです。

結婚式の3ヵ月~2ヵ月前までには招待状を作成し発送します。

8. 職場や友人に結婚を報告

職場で結婚報告をする場合、まず報告するべきは直属の上司です。「結婚後に仕事をどうするか」という点も含めて報告しましょう。その後の対応は直属の上司と相談して決めます。

仲良しの同僚などには誰よりも先に報告したくなるかもしれませんが、上司に報告する前に噂になってしまうのは避けたいもの。どんなタイミングで結婚報告をするか、きちんと考えておくと良いですね。結婚式に上司を招待したい場合は、結婚報告と合わせて相談すると良いでしょう。

9. 結婚式の詳細を決定

挙式の3ヵ月前~1ヵ月前にかけては、式場と打ち合わせしながら、演出や引き出物、会場の装飾などを決定します。あらかじめ情報収集したり、イメージに合うアイテムを探したりしておくと打ち合わせがスムーズに進むでしょう。

10. 入籍、いざ結婚式

幸せそうな新郎新婦
入籍時に提出する婚姻届けには保証人が必要なので、早めにお願いしておきましょう。保証人には、両家の親や友人、恩師などお世話になった人に依頼することが多いようです。結婚式当日は不安もあるかもしれませんが、晴れの舞台をめいっぱい楽しんでください。

おめでた婚の場合、結婚式までの流れはどうする?

新婦のお腹に手を当てる新郎
喜びも2倍のおめでた婚ですが、結婚式までの期間が短いため、何から手をつければ良いのか戸惑う人もいるかもしれません。ここでは、おめでた婚の結婚式までの流れをポイントを交えて紹介します。

まずは両家の親に挨拶を

おめでた婚の受け止め方は人それぞれです。中には「順序が違う」と考える人もいるかもしれません。
おめでた婚の場合、両家の親への挨拶はなるべく早く、誠意をもって行います。まずは結婚の意思を伝え、その後でおめでたの報告をすると良いでしょう。

おめでた婚の場合、挙式までの時間がない場合も多いです。出産までの計画や、どんな家庭を作りたいかなど、2人の意思をしっかり伝えると両家の理解やサポートを得られやすいでしょう。

体調と相談して結婚式の時期を決定

結婚式は、つわりが落ち着き体調が比較的安定しやすい妊娠5ヵ月~6ヵ月に挙げるカップルが多いようです。妊娠7ヵ月、8ヵ月ごろに挙式が可能な会場もありますが、お腹が大きくなり、動くのが大変だったり足元が見えにくかったりという心配もあります。体調面も含め、医師とよく相談して決めることが大切です。

また、結婚式を出産後に行う方法もあります。挙式の時期としては、新婦の体調が回復し赤ちゃんとの生活に慣れた頃がおすすめです。

おめでた婚の式場選びのコツとは

おめでた婚の場合、新婦が安心して結婚式を挙げられる式場を選びたいですね。自宅から通いやすいかどうか、マタニティウエディングのサポート体制が整っているかなどをしっかりチェックしましょう。
新婦のイメージに沿ったウエディングにできるよう、マタニティ用ドレスの選択肢が多い式場を選ぶのも大切です。

ゲスト選定と出欠確認は早めに

おめでた婚の場合、結婚式までの準備期間が短いため、ゲストの選定と招待状の発送はなるべく早く行います。目安として、挙式の2ヵ月前くらいまでに発送したいですね。招待するにあたって、親族などに事前に妊娠を伝えるかどうかは、両家の親へ相談するのをおすすめします。

職場の人を式に招待する場合は、職場への結婚報告も早めに行います。上司へは、うわさで耳に入る前に直接報告した方が良いでしょう。同僚など仕事に影響が出る可能性がある人にも、なるべく早めに報告します。

結婚式までの流れをつかんで、計画的に段取りを

手をつなぐ新郎新婦
結婚式までの短い期間にやるべきことはたくさんあります。流れを把握して、2人で協力しながら計画的に準備を進めたいですね。
準備期間は意見が食い違うこともあるかもしれませんが、話し合って乗り越えることで、2人の絆が深まることでしょう。結婚式当日にはきっと、大きな幸せを感じられるのではないでしょうか。

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