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婚約指輪・結婚指輪

2020.03.19

婚約指輪のデザインにこだわりたい!失敗のない選び方とは?

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婚約指輪はふたりの幸せな結婚を象徴する大切なアイテムですよね。彼女へプロポーズするために準備しておきたい、結婚が決まったからふたりで買いに行きたい…など、婚約指輪の購入を考え始めたときに、誰でも気になるのが婚約指輪のデザインではないでしょうか?シンプルな結婚指輪とは違って、婚約指輪はデザインがかなり豊富。選ぶ楽しみもありますが、数あるデザインからたった1つを選ぶのはなかなか大変なことです。この記事では、婚約指輪の婚約指輪のデザイン選びで知っておきたいことを解説します。あわせて婚約指輪の持つ意味についても確認しておきましょう!

婚約指輪を渡す習慣はいつから?

婚約指輪は男性から女性に贈る「結婚の約束」。実はこの習慣にこそ、婚約指輪のデザインの持つ意味が隠されています。つまり、婚約指輪にまつわる歴史を知ることも、デザイン選びのカギになるのです。

そこで、婚約指輪を渡す習慣が生まれた背景について、まずは確認しておきましょう。

婚約指輪の始まりは古代エジプト時代とも

婚約指輪の始まりは古代エジプト時代。エネルギーの源である太陽や月をデザインした継ぎ目のない指輪は“永遠”を意味し、男女問わず、お互いの固い約束を表したとされています。古代ローマ時代には男女の愛情を表すシンボルへと変化。当初は鉄だった素材もゴールドが一般的になりました。

婚約指輪は当初から左手の薬指につけるものとされていました。左手の薬指には心臓から太い血管がつながっているため、心と強く結びつく大切な場所だと考えられていたのです。

さらに15世紀に入ると、固く透明度の高いダイヤモンドが途切れない絆と純粋な愛を示すアイテムとして用いられるようになり、現在のデザインに。貴族など特権階級のあいだで婚約指輪が習慣化したようです。

婚約指輪が一般化した理由

特権階級や富裕層だけの習慣だった婚約指輪が一般化したのは、19世紀に入ってから。1866年に南アフリカで発見されたダイヤモンド鉱山の影響で、ダイヤモンドが世界中でブームとなったのがキッカケです。

ティファニーやカルティエなど名だたるジュエリーブランドが続々登場したのもその頃。ダイヤモンドを使った婚約指輪の普及とともに、大粒のダイヤモンドを立て爪で支えたデザインが人気を博しました。

こうした婚約指輪が日本で広まったのは昭和30年代以降と、実は日本での歴史はまだまだ浅いのです。結婚指輪はキリスト教式の結婚式が増えた明治時代にも少しずつ広まっていましたが、高価なダイヤモンドのついた婚約指輪はなかなか普及せず、戦後の高度成長期になってようやく一般化したようです。

婚約指輪のデザインはどういうものがある?

プラチナリングに大きなダイヤモンドが婚約指輪の定番デザイン。ですが、現在は宝石の種類やカット方法、台座の形やリングの素材など、婚約指輪のデザインは多種多様です。好きなファッションを楽しむような感覚で、好みの婚約指輪を選ぶことができます。

それでは、婚約指輪のデザインについて、基本から現在のトレンドまで詳しく見ていきましょう。

婚約指輪のデザインの変化

今も婚約指輪のシンボル的なデザインとされている大粒ダイヤをあしらったリング「ソリティア」は、1900年代初頭までゴールドの台座との組み合わせが主流でした。その後、ダイヤの普及がさらに進んで、大粒のダイヤを小さなダイヤが囲んだ豪華なデザインが登場するなど、デザインの多様化がスタート。

その後は細部にまでこだわった装飾を太いデザインで支えるなどゴージャス路線が続きましたが、1960年代に入ると一変!シンプルでスタイリッシュなデザインが人気に。

しかし、宝石が主役となる婚約指輪のシンプル路線は長くは続かず、1980~90年代にはブリリアントカットやスクエアカットなどダイヤの見せ方にこだわった婚約指輪が続々と生み出されました。

最近はスクエアカットの宝石をあしらった婚約指輪がトレンド。宝石もダイヤモンドにこだわらないものが増えています。

婚約指輪はリングの素材や形にも注目

婚約指輪は一生ものです。そのため、リングの素材にこだわりたいという人は多いはず。

硬度が高く傷つきにくいプラチナは、婚約指輪にピッタリの素材として今も昔も人気ですが、最近は日本人の肌になじみやすいゴールドやピンクゴールドなどを選ぶ人が増えています。プラチナ・ゴールドともに、金属アレルギーが起こりにくいとされていることも支持される理由となっているようです。

また、宝石と同じくらい、婚約指輪の見え方を左右するのがリングの形です。

「ストレート」はシンプルな王道スタイルで、結婚指輪など他の指輪との重ねづけを楽しめるのが最大の魅力!いつの時代も一番人気のデザインです。太いデザインで存在感を増すか、細いデザインで華奢な雰囲気を出すか、太さによっても印象を変えられます。

ほかに、指を細く長く見せたいなら「V字」、女性らしさをアピールしたいなら波打つデザインの「ウェーブ」を選ぶなど、自分のイメージからリングのデザインを選ぶ人も増えています。

婚約指輪の基本デザインをチェック

大粒のダイヤが主役の「ソリティア」が婚約指輪の定番ですが、ほかにも様々なデザインがあります。それぞれの特徴を知れば、自然と似合うデザインがみつかるはずです。

「ソリティア」と同じく歴史あるデザインが「メレ」です。大粒のダイヤを細かなダイヤで囲んだデザインとなっていて、たとえ1粒1粒が小さくても、粒が増えることで輝きを増します。華やかな指輪を探している人におすすめです。

婚約指輪の新たな定番として注目を集めているのが、小粒のダイヤがリングを囲む「エタニティ」。どこから見ても輝く指輪はとにかくゴージャス!シンプルな結婚指輪との重ねづけにも相性抜群です。

フランス語で“石畳”を意味する「パヴェ」は石畳のようにリングにダイヤを敷き詰めたデザインで、「エタニティ」よりさらにラグジュアリーな印象を与えます。ダイヤの数が増えるとお値段も増しますが、一生ものとして価値あるリングになること間違いナシです。

婚約指輪と結婚指輪をひとつにしたブラッジリングも人気

せっかく婚約指輪を購入したのにジュエリーケースにしまったまま…ではもったいないですよね。かといって、仕事や家事をしながら婚約指輪をつけると傷つけてしまいそうで心配。そんな悩みを解消してくれる婚約指輪が話題となっています。

それがフェスタリアが提案するブラッジリングです。ブラッジリングとは、エンゲージリング(婚約指輪)とマリッジリング(結婚指輪)のどちらの要素も備えた新しいリング。女性側のリングには婚約指輪に使われるダイヤモンドをあしらい、日常でも使いやすいデザイン性を追求しています。

婚約指輪をマリッジリングのように使いたいと考えているなら、ぜひチェックしてみて下さいね。

婚約指輪のデザインはどう選ぶ?

婚約指輪のデザインやトレンドはわかっても、自分に合ったものを選ぶのはやっぱり難しいものですよね。そんなときには婚約指輪の使い方から、選ぶヒントを見つけるのもアリです。ここでは、婚約指輪の使い方も含めて、デザインを見極めるポイントを解説します。

いつ婚約指輪をつけるかを意識して選ぶ

日常的にいつでも指につけるのかどうかで、贈られた婚約指輪をどのように使うのかによってデザインを考えるのもおすすめです。

ずっと指につけ続けたいなら、飽きのこないデザインがいちばん。また、何かのはずみで傷つけたり壊したりしてしまわないよう、動きを邪魔するほどの立体的なデザインは避けるのが無難です。

また、ゴージャスな婚約指輪を選べば、パーティなどの特別な場でコーディネイトに色どりを添えるのに役立ちます。後々リフォームして、ダイヤのネックレスとシンプルな指輪などの使いやすいアクセサリーなどにすれば、日常使いすることも可能です。

婚約指輪と結婚指輪を重ね付けするのに適したデザインを選ぶ

結婚指輪との重ねづけを考えているなら、ストレートデザインを選ぶのが大前提です!重ねたときに統一感を出せるかが、婚約指輪を選ぶポイントとなります。

また、デザインがリンクしたものやセットで販売されている婚約指輪を選ぶのがおすすめ。同じ形や素材、色のものを選ぶと、重ねづけしたときに見栄えがしますよ。

婚約指輪のデザイン選びは慎重に

女性なら誰にとっても憧れの婚約指輪。贈られたときだけではなく、結婚後もその輝きをずっと身に付けていたいですよね。長く大切に使い続けるには、自分にぴったりのデザインと出会うことが大切です。

たくさんのデザインから自分の指先や理想とする使い方にマッチした婚約指輪を選ぶのは大変。けれど、“一生もの”の婚約指輪はきっと見つかるはずですよ。

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