オーダーメイドの結婚指輪の種類
オーダーメイドの結婚指輪には、フルオーダーとセミオーダーの2種類があります。まずは、それぞれの特徴や違いを解説していきます。
ゼロからオリジナルデザインを作り上げる「フルオーダー」
フルオーダーの結婚指輪は、ゼロからデザインを決める完全オリジナルの指輪です。素材、宝石の種類や数、形、細部の装飾などをデザイナーと打ち合わせをしながら決めていきます。デザイン画の作成から指輪づくりを始めるため、時間や費用はかかりますが、自分たちが理想とするこだわりの指輪を形にできます。
既成デザインを基にカスタマイズする「セミオーダー」
セミオーダーの結婚指輪は、ジュエリーショップが用意しているデザインを基にカスタマイズしていく指輪。ショップによって内容は異なりますが、素材、宝石の数、形などを複数の選択肢から決めることが多いようです。また、オプションで刻印や色石、好みの装飾を加えられる場合もあります。
フルオーダーと比較すると納期が短く、費用も抑えられるのがメリットです。フルオーダーほどのオリジナル感はないものの、カスタマイズやオプションの取り入れ方で既製品にはないオリジナリティを出せます。
オーダーメイドの結婚指輪の種類の選び方
フルオーダーとセミオーダーの結婚指輪は、いずれも既製品にはないオリジナリティを演出できます。どちらにするか迷う人に向けて、オーダーメイドの結婚指輪の種類の選び方を説明します。
細部までこだわったオリジナルの指輪なら「フルオーダー」を選ぶ
フルオーダーの結婚指輪は、完全オリジナルのデザインで仕上げられます。宝石の位置、装飾、形などデザインの細部までこだわった指輪をつくりたい場合は、フルオーダーを選ぶと良いでしょう。じっくり時間をかけて、納得するデザインの指輪をつくりたい人におすすめです。
コストを抑えてアレンジを加えた指輪なら「セミオーダー」を選ぶ
セミオーダーの結婚指輪は、リングのデザイン・幅・素材・宝石の数などを選んで組み合わせることで、手軽に好みのデザインの指輪をつくれます。費用や時間を抑えつつ指輪にアレンジを加えたい場合は、セミオーダーを選ぶと良いでしょう。大きなこだわりはないものの、好みを反映させたオリジナルの指輪をつくりたい人におすすめです。
フルオーダーの結婚指輪を選ぶ際に知っておきたいこと
ゼロからオリジナルデザインをつくり、理想の結婚指輪に仕上げるフルオーダー。フルオーダーのメリットやデメリット、作成の流れや納期、費用の目安、選ぶ際のポイントなど、購入前に知っておきたいことを紹介していきます。
フルオーダーのメリット
フルオーダーのメリットは、好みやこだわりのデザインを反映させた完全オリジナルの指輪をつくれるところ。ふたりの思い出になぞらえた特定の模様や刻印、形状などを取り入れた指輪をつくることも可能です。既製品の指輪のデザインと被ることなく、ふたりだけの特別な指輪に仕上げられます。
フルオーダーのデメリット
フルオーダーのデメリットは、作成の手間や時間がかかる分、費用が高くなりやすいところ。納期まで時間を要するため、スケジュールに余裕がないと作成できない点にも注意が必要です。
また、複雑なデザインや装飾の指輪の場合、一般の修理店ではメンテナンスや修理、サイズ調整などができないことがあります。修理やメンテナンス、アフターサービスについては、事前にショップに確認しておきましょう。
作成の流れや納期
フルオーダーの結婚指輪の納期は、およそ2~3カ月。ショップによってスケジュールは異なりますが、下記のような流れで作成されます。
<流れ>
1.デザインの打ち合わせ
デザイナーに希望のデザインや予算を伝え、デッサンなどに描きおこしてもらい、指輪のデザインを決めます。
2.試作の指輪を制作・確認
約1カ月かけて試作品をつくります。試作品を見ながら修正したい点があれば、その場で伝えます。
3.結婚指輪の制作
修正点があれば反映し、約1カ月かけて本番の結婚指輪をつくります。
4.結婚指輪の受け取り
最終確認をし、指輪を受け取ります。
費用の目安
フルオーダーの結婚指輪ふたり分の購入金額の平均は35万円。素材やデザインによって費用は大きく変わるため、25~40万円以上になると考えておくと良いでしょう。
選ぶ際のポイント
フルオーダーを選ぶ際は、デザイナーとの打ち合わせをしっかりと行い、納得のいくデザインの指輪をつくりましょう。打ち合わせ前にイメージに近い指輪の画像を用意したり、試作品で修正したい点があればしっかりと伝えたりすることで、理想に近い指輪に仕上がります。
また、フルオーダーを選ぶ際はアフターサービスをしっかりと確認しておくことも大切。修理やメンテナンスを行ってもらえるか、指輪のサイズ調整が可能なデザインかなどを確認しておくと安心です。
セミオーダーの結婚指輪を選ぶ際に知っておきたいこと
複数のパターンをカスタマイズし、好みを反映させたオリジナルの結婚指輪をつくれるセミオーダー。セミオーダーのメリットやデメリット、作成の流れや納期、費用の目安、選ぶ際のポイントなど、購入前に知っておきたいことを紹介します。
セミオーダーのメリット
セミオーダーのメリットは、フルオーダーよりも費用を抑えつつ、理想の結婚指輪に仕上げられるところ。素材や宝石、形、デザインの細部など選択肢を多く用意しているショップもあり、好みを反映させやすいといえます。また、既成デザインをベースにカスタマイズしていくため、納品までの時間も短く、修理やメンテナンスもしやすいでしょう。
セミオーダーのデメリット
セミオーダーのデメリットは、フルオーダーほどのオリジナリティを出せないところです。既成デザインをベースにしているため、他の人と似たデザインになりやすい面もあります。
作成の流れや納期
セミオーダーの結婚指輪の納期は、およそ1~2カ月。ショップによって異なりますが、既成デザインをベースにして作成するため、フルオーダーほどの時間はかかりません。
<流れ>
1.デザインの打ち合わせ
素材、宝石の数、形などを複数のパターンからデザインを選択します。刻印や装飾などの希望があればオプションなどで追加する場合もあります。
2.指輪を制作
デザインや季節によって納期は異なりますが、約1カ月かけて指輪を制作します。
3.結婚指輪の受け取り
最終確認をし、指輪を受け取ります。
費用の目安
「ゼクシィ結婚トレンド調査 2023 首都圏」によると、セミオーダーの結婚指輪ふたり分の購入金額の平均は30.5万円。ブランド、素材やデザインの選択肢によってはもう少し費用を抑えられ、15~25万円ほどの価格でつくれる場合もあります。
選ぶ際のポイント
フルオーダーの場合は、イメージがわいていない状態からでもデザイナーがヒアリングをしてデザインを起こすこともできますが、セミオーダーの場合はある程度ふたりで意見をすりあわせる必要があります。ふたりで既製品の試着をして好みを確認したり、Webシミュレーターを使用してどんなデザインが良いか話したりすると、スムーズに決まりやすいでしょう。
また、ショップ選びも重要です。デザインを決める際に的確なアドバイスをくれたり、おすすめの組み合わせを提案してくれたりするスタッフがいるショップだと安心して指輪を選べます。
フェスタリアのオーダーメイドの結婚指輪
フェスタリアでもオーダーメイドの結婚指輪や婚約指輪を取り扱っていて、下記の2種類の方法で指輪をつくることが可能です。
1.フェスタリアのブライダルリングの幅や仕上げを変更して、より自分たちにフィットする指輪をつくる方法
2.リングのデザイン・幅・素材・仕上げ・宝石の有無や数などを選んで組み合わせ、ふたりだけの指輪をつくる方法
どちらの方法も、フェスタリアのWebシミュレーションを使用可能です。Webシミュレーションでは、指輪のデザインや刻印の有無、オプションなどを選択し、Web上でデザインの3D、料金などを確認できます。仮デザインが決まったら来店予約をし、店舗でコンシェルジュと最終的な調整を行います。自宅で指輪のデザインや費用を確認でき、オーダーはコンシェルジュとの相談したうえで行えるため、理想の指輪をつくりやすいでしょう。
なお、必ずしも希望のデザインを決めてから来店する必要はないため、「こういう指輪がほしいけれど既製品ではしっくりくるものがなくて…」といった状態でも指輪づくりをサポートできます。
また、フェスタリアの結婚指輪・婚約指輪は永久保証サービス付きのため、サイズ直しや仕上げ直し、石の留め直しなどを無償で行えます。
Webシミュレーションは無料で行えるので、気になる方は下記より試してみてくださいね。
結婚指輪の選択肢にオーダーメイドを
オーダーメイドの結婚指輪は、既製品にはないオリジナリティを演出できます。フルオーダー、セミオーダーのどちらにするか迷う場合は、それぞれのメリット、デメリットを比較しながら選ぶと良いでしょう。オーダーメイドでどんな指輪がつくれるのか気になる場合は、フェスタリアの「Webシミュレーション オーダーメイドシステム」を使用してみてくださいね。