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コラム

2024.12.24

1月の誕生石・ガーネットの特徴や石言葉とは?おすすめのジュエリーも紹介

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ガーネットは、積み重ねてきた努力を実らせてくれると信じられ、進路を灯す宝石として古くから愛されてきた宝石です。宝石言葉は「実り」「真実」「友愛」「忠実」「生命力」など複数存在します。今回はガーネットの特徴や種類、宝石言葉や意味、取り扱い方法を解説。あわせて、フェスタリアおすすめのガーネットジュエリーも紹介します。

ガーネットとは

フェスタリアのK10YG ガーネット ピアス
フェスタリアのK10YG ガーネット ピアス
¥7,920(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
5000年以上の歴史があり、マリーアントワネットも魅了したとされるガーネット。赤色を想像する人が多いかもしれませんが、実は色の種類が多彩な宝石です。まずは、古くから愛されてきたガーネットの特徴や名前の由来、歴史、原産地を解説します。

ガーネットの特徴

ガーネットは単体の宝石名ではなく、20種類以上ある鉱物グループの名称です。赤色のイメージが強いですが、実はオレンジやシャンパンゴールド、緑色など40種類以上のカラーが存在します。なかでも、新緑のようなカラーでまばゆい輝きを放つ「デマントイドガーネット」は、希少価値のある高価な宝石です。

ガーネットの名前の由来

ガーネットの語源は、ラテン語で種を意味するgranatum(グラナタス)。結晶がザクロ(柘榴)の種に似た形であることに由来していて、和名でも「柘榴石」と呼ばれています。
ギリシャ神話では、ザクロは永遠の意味を持ち、尊いものとして扱われてきました。実際に、太古のものとされるザクロのような房状のガーネットジュエリーも発見されています。

ガーネットの歴史

ガーネットの歴史は5000年以上にわたり、信仰や真実、光のシンボルであり、進路を灯す宝石として愛されてきました。古代エジプトでは、ファラオの首飾りにガーネットが用いられ、来世のための財産として首飾りも死者とともに埋葬されました。
旧約聖書では、ノアの方舟の進路を灯す宝石として登場しています。中世ヨーロッパでは、負傷を避けるための石として十字軍の兵士の甲冑にガーネットがはめ込まれていました。また、戦場へ行く人が変わらぬ愛を示すために、妻にガーネットを渡すこともあったと言われています。
18世紀以降になるとガーネットは世界的に流行し、1912年にアメリカの宝石商組合によって1月の誕生石に定められました。

ガーネットの原産地

ガーネットの原産地はタンザニアやナイジェリア、ナミビア、モザンビーク、マリ、ケニア、マダガスカルのアフリカ大陸にある国々と、インドやスリランカ、ロシアです。原産地によって色合いや種類が異なります。    

ガーネットの宝石言葉や意味

カットされる前のガーネット
ガーネットの宝石言葉は「実り」「真実」「友愛」「忠実」「生命力」など。宝石言葉のもつ意味を紹介します。

ガーネットの宝石言葉「実り」

ガーネットはザクロの種に由来していることから、「実り」の象徴とされています。そのため、目標に向かって積み重ねてきた努力を実らせるサポートをしてくれると考えられています。叶えたい目標がある人にぴったりの宝石といえるでしょう。

ガーネットの宝石言葉「真実」

ガーネットは「真実の愛」を誓う宝石ともされています。ガーネットの歴史でも触れましたが、戦場に向かう兵士が妻にガーネットを贈って、変わらぬ愛を誓ったという風習も。そのため、一途な愛を示し、愛の継続をサポートすると考えられています。  

ガーネットの宝石言葉「友愛」

ガーネットには「友愛」という宝石言葉があり、友情の証としても知られています。欧米の卒業式では、友情の証としてガーネットのジュエリーを贈り合う風習も存在します。大切な友人へのプレゼントとして、ガーネットを贈るのも良いでしょう。

ガーネットの宝石言葉「忠実」

ガーネットには「忠実」という意味も込められています。欧米には、子どもが初めて触れる宝石としてガーネットを贈る習慣があります。「人生に忠実であれ」という意味を込めて、親から子どもへと贈るそうです。    

ガーネットの宝石言葉「生命力」

ガーネットの代表的な色である赤は、命の源である血を連想させます。そのため、ガーネットは生命力を高める宝石とされることも。中世ヨーロッパでは戦地に向かう兵士が生還できるようにと、ガーネットをお守りにしたともいわれています。

【色別】ガーネットの種類

ガーネットにはさまざまな種類や色があります。ガーネットの種類を色ごとに分けて紹介していきます。

流通量が多い「赤系」

ガーネットのルース
代表的な赤系のカラーは、特に流通量が多いため「ガーネットは赤色」とイメージする人が多いのかもしれません。赤系のガーネットの主な産出はインドやケニア、アフリカ各国です。スリランカ産のものあり、その一部は希少価値が高い傾向です。

<主な種類>

  • パイロープガーネット:一般的にガーネットと呼ばれているもので、深みがあり落ち着いた赤色
  • アルマンディンガーネット:パイロープガーネットと比較するとピンクがかった色
  • ロードライトガーネット:バラ色に例えられる紫がかった赤色
  • マラヤガーネット:ベリーのような鮮やかな発色で、角度によってグラデーションのように揺らめく色

落ち着いた色合いの「オレンジ系」

丸いスペサルティンガーネット
他の色が混ざることでオレンジ色になったガーネットもあります。赤系のものよりも産出量は少ない傾向。オレンジ系のガーネットの主な産出国は、ナイジェリアやタンザニアなどのアフリカ地域です。

<主な種類>

  • スペサルティンガーネット:鮮やかなオレンジ色のためマンダリンガーネットとも呼ばれ、他の元素が混じると濃い赤色になる
  • ヘソナイトガーネット:金色が混じったオレンジ色で、内包物が見られるものが多い

希少性の高い「緑系」

緑のガーネット
緑系のガーネットはアフリカ地域やロシアなどで産出されます。ガーネットの中でも産出量が少なく、人気があるため価値が高いです。

<主な種類>

  • デマントイドガーネット:高い屈折率とダイヤモンドをしのぐ分散度により強く美しいきらめきを放ち、希少価値と人気が高い
  • ツァボライト:透明感のある緑色が特徴で、現在は産出場所が限られているため希少価値が高い
  • マリガーネット:グリーン~褐色のレモン色で、1994年にマリ共和国で発見された
  • ミントグリーンガーネット:清涼感のあるグリーンで、蛍光灯の光の下ではネオンピンクに変わるものもある

ガーネットは1月の誕生石

フェスタリアのK10YG ガーネット リング
フェスタリアのK10YG ガーネット リング
¥25,300(税込)
※商品価格は予告なく変更する場
ガーネットは1月の誕生石。2021年の誕生石改定で新誕生石が登場しましたが、12カ月の中で誕生石が1つだけなのは1月だけです。ガーネットは実はカラーバリエーション豊富な宝石なので、ガーネット以外の誕生石はなくても、好みの色の宝石に出会えるかもしれません。
ガーネットは牡羊座と山羊座の星座石でもあります。硬度が高いため扱いやすく、歴史が深い宝石なので恋人や夫婦の贈り物にするのもおすすめです。
また、日本では夫婦の結婚18年目の記念日を、ガーネット婚式と呼んでいます。永遠の愛を伝えるために、ガーネットジュエリーを選んでみてはいかがでしょうか。
星座石やアニバーサリーストーンについては、下記の記事でも詳しく紹介しています。

ガーネットの取り扱い方法

K10PG ロードライトガーネット ネックレス
ガーネットは耐久性があり扱いやすい宝石ですが、日々のお手入れは重要です。高価な宝石だからこそ、丁寧に扱えば永く愛用できます。ガーネットの普段のお手入れ方法や保管の仕方、取り扱いの注意点を説明します。

日常のお手入れではやわらかい布で拭く

日常のお手入れでは、やわらかい布で宝石を拭きます。身に着けることで汗や皮脂が付着するため、着用後に拭く習慣をつけると、美しい輝きを保てるでしょう。

汚れが気になる際は中性洗剤で洗う

少し汚れが気になるときは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯にガーネットジュエリーを入れて、やわらかいブラシで優しく洗ってみてください。その後、真水ですすぎ、やわらかい布やタオルで十分に水分を拭き取ります。
超音波洗浄も可能な宝石ですが、ガーネットの他に硬度が低く、傷つきやすい宝石があしらわれているジュエリーの場合は洗浄機の使用を避けましょう。

温度変化のない場所で個別に保管する

ガーネットはモーススケール6.5~7.5と比較的硬度が高く、熱にも強いため、扱いやすい宝石。ただし、ガーネットの中でもデマントイドガーネットは硬度が低いため、丁寧な取り扱いが必要です。
ガーネットジュエリーは、専用のジュエリーケースに入れて保管しましょう。硬度の異なるジュエリーと擦れることで傷がついたり、もしくは傷をつけたりすることもあるので、単独で保管するのが望ましいです。
極端な温度変化に弱いので、保管する環境にも注意が必要です。温度が低すぎる場所や、直射日光が当たりやすい場所には置かないようにします。
また、汗や水の付着を放置しないことも大切です。塩素にも弱いので、プールに入る際は必ずガーネットジュエリーを外すようにしてください。

フェスタリアおすすめのガーネットジュエリー

ガーネットの赤はコーディネートにエレガントな華やぎをプラスしてくれます。自分へのご褒美や特別な記念日のプレゼントにおすすめのガーネットジュエリーを紹介します。

ミルグレインの石座がクラシカルなガーネットの一粒ピアス

フェスタリアのK10PG ロードライトガーネット ピアス
フェスタリアのK10PG ロードライトガーネット ピアス
¥19,800(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
ロードライトガーネットが主役の一粒ピアス。ドロップ型のガーネットとミルグレインを施した石座がクラシカルな印象を与えます。エレガントなだけではなくカジュアルさも兼ね備えているので、デイリーにも使いやすいアイテムです。

耳元で揺れるガーネットが華やぎを添えるイヤリング

フェスタリアのK10YG ガーネット・ラブラドライト イヤリング
フェスタリアのK10YG ガーネット・ラブラドライト イヤリング
¥22,000(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
動くたびに揺れるガーネットが、顔周りに華やかさを与えてくれるイヤリング。肌なじみの良いイエローゴールドとの組み合わせなので、目立ち過ぎず落ち着いた印象です。

ガーネットとダイヤモンドを組み合わせたネックレス

フェスタリアのK10YG ガーネット・ダイヤモンド ネックレス
フェスタリアのK10YG ガーネット・ダイヤモンド ネックレス
¥25,300(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
「実り」を象徴する宝石とされるガーネットのエネルギッシュなカラーに、ダイヤモンドが繊細なきらめきを添えるネックレス。身に着けやすいサイズ感でオンオフ問わず活躍してくれます。

花のつぼみを想わせるガーネットのネックレス

フェスタリアのK14PG ロードライトガーネット・ダイヤモンド ネックレス
フェスタリアのK14PG ロードライトガーネット・ダイヤモンド ネックレス
¥66,000(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
ラウンド型にカットされたロードライトガーネットの周囲に、ダイヤモンドがセッティングされた華やかなネックレス。ロードライトは「バラの石」の意味を持ち、その言葉通り美しいバラのような紫がかったレッドカラーが魅力的です。花のつぼみをイメージして作られたジュエリーは、幅広い年代に好まれるデザインです。

深みのある赤が魅力のドロップシェイプのガーネットリング

フェスタリアのK18PG ガーネット リング
フェスタリアのK18PG ガーネット リング
¥198,000(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
ドロップ型にカットされたガーネットを横向きにセッティングした個性的なデザインのリング。深みのある色合いが上品で、落ち着いた印象を与えてくれます。カラーストーン1石のシンプルなデザインはカジュアルスタイルにもマッチしやすく、指元をおしゃれに見せてくれます。

色鮮やかなガーネットジュエリーでおしゃれを楽しもう

K14PG ロードライトガーネット・ダイヤモンド リング
ガーネットには複数の宝石言葉があり、真実の愛や友情を誓う宝石、努力をサポートする実りの宝石とさまざまな意味が込められています。夢や目標がある人のお守りジュエリーや、大切な人へのプレゼントなどにぴったりな宝石です。コーディネートを華やかにしてくれる宝石でもあるため、ぜひお気に入りのガーネットジュエリーを見つけてみてください。

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