ブライダルリングとは?
エンゲージリング(婚約指輪)は結婚を約束し、婚約の証となるもの。マリッジリング(結婚指輪)と比べると華やかなデザインが多く、リングのセンターにダイヤモンドがついたものが定番とされています。
一方、マリッジリングは日常的に夫婦で左手の薬指に身に着けるリング。結婚式の際に行なわれる指輪交換のセレモニーでも使用するリングです。日常生活で着けることから、エンゲージリングのように大粒のダイヤモンドが配置された華やかなものでなく、プラチナなどで作られた飽きのこないシンプルで扱いやすいデザインが多いのが特徴です。
ブライダルリングを選ぶ際のコツ
【1】自分の雰囲気やイメージに合わせて選ぶ。
これからずっと着け続けるものだからこそ、自分の雰囲気やいつもの服装の系統などに合わせたイメージで選ぶのも大事。普段の雰囲気が可愛い系なのか、エレガント系なのか、クール系なのかなど、ファッションに合わせて、リングのデザインの方向性を決めるのも◎。例えば、可愛らしい系ならモチーフが丸いもの、エレガント系なら緩やかな曲線を描くデザイン、クール系ならまっすぐシャープなものやスクエア型など、形状によってイメージが変わるので、自分にしっくりハマるデザインは何かを考えると、日常使いがしやすく満足できるリングを選べるはずです。
【2】試着の際は少し引いて確認する
自分にぴったりのイメージのリングを選ぶために試着はマスト。なるべく色々なデザインを着け比べてみて。その際に気をつけたいのは、手元だけを見るのではなく、全身が映る鏡で引いて見てみること。客観的にリングを着けた姿を見ることができ、指だけでなくトータルに見て似合っているのかを確認できます。
たとえば、手が小さいからと可愛いくて華奢なデザインを選んでも、背の高い方だったら全体で見ると少しアンバランスな印象ですよね。リングを着けている姿は友人知人に限らず多くの方に見られますが、人の第一印象は手ではありません。だからこそ、どのような印象に見えるかを、全身鏡を通して確認してみてください。
【3】他者の意見も参考にする
ショップの店員さんや彼の意見も大事ではありますが、気を遣わずストレートにはっきりと意見を言ってくれる友達や家族の意見を参考にするのもおすすめ。自分の好みと似合うリングが違うこともあるので、客観的な意見を参考にするのはとても大切。全体像を見てもらい、自分の雰囲気に合っているかどうかを厳しい目で確認してもらってくださいね。
【4】着け心地を確認する
どんなに見た目が好みでも、着け心地が良くなくて外してしまうのではもったいないですよね。リングには角ばったものから丸みのあるもの、厚みのあるものから薄いものなど、さまざまななデザインがあります。普段の生活でストレスにならないよう、試着の際には、ただ着けるだけでなく、手を握ったり開いたりして、指なじみが良いか?違和感がないか?しっかり確認を。リングの着け外しがスムーズにできるかどうかも同時にチェックを。
【エンゲージリング(婚約指輪)】デザイン別イメージ解説
エンゲージリングのデザインは、ダイヤモンドの数や並び方、セッティングの仕方などによって与える印象が大きく変わります。特別なものというイメージがあり選び方が難しいかもしれませんが、タンスの肥やしにせず長年着け続けたいからこそ、自分に合うものを選ぶのが大事。ここではデザインごとの印象の違いをチェックして、自分のイメージに合うエンゲージリングを検討してみてください。
ソリティア
ソリティアとは一粒ダイヤがあしらわれたリングデザインのこと。高さがあることで上部、横などから光が入り込み、宝石がひと際美しく輝くのが特徴。その華やかなビジュアルから、カジュアルさは出ないデメリットはありますが、フォーマルなファッションや場所が似合い、きっちりとしたイメージを与えてくれます。オーソドックスで飽きのこないデザインなので、誰にでも似合い、年齢を重ねてからも長く使い続けることができるのもポイント。立て爪のソリティアよりも、もう少し華やかさを抑えたい場合は、爪なしのソリティアリングを選ぶと、光が入り込む方向が少ない分輝きが控えめで上品なイメージに。ダイヤモンドの存在が一番際立つデザインなので、石にこだわりがある人、石自体を目立たせたい人にもオススメです。
Lumiere リュミエール
¥231,000~(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
メレ
メレダイヤとは0.1カラット以下の小さなダイヤモンドのことで、メインの大きなダイヤモンドのサイドに飾ることで、より華やかな印象を持たせることができるデザイン。小粒のダイヤがメインのダイヤの横に並ぶデザインは、可愛らしく若々しいイメージも。ダイヤの輝きでゴージャスさを持たせつつもサイドも小ぶりなメレダイヤが添えられることで、メインのダイヤが主張しすぎないため、デザインリングとしても使いやすいのも魅力。石の数や形で印象が大きく変わるので、ダイヤモンドとピンクダイヤモンドなどのカラーストーンを並べて、かわいらしさをプラスするなど、好みのイメージに合わせ、色々なデザインが選べるのもうれしい点。
Aria アリア
¥220,000~(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
パヴェ
パヴェとは、フランス語で「石畳」という意味で、小さなメレダイヤを贅沢に敷き詰めたデザインのこと。パヴェリングは、どの角度から見ても美しく輝き、指先に華やかさを演出してくれます。上質で上品なイメージを与えてくれるパヴェリングですが、メレダイヤを敷き詰めていてプラチナやゴールドなどの地金部分が露出しにくいため、傷が目立ちにくく、デイリーに身に着けるジュエリーとしても◎。シンプルな服装に合わせることで、コーディネートをワンランク格上げしてくれるアイテムに。また、メレダイヤモンドがライン上に連なった「ラインメレ」にも同じ良さがありおすすめのデザインのひとつ。
Aldebaran アルデバラン
¥275,000~
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
エタニティ
リングの全周、または半周に連なるようにダイヤモンドをセッティングしたデザインのこと。
ダイヤモンドをリング全周にあしらったフルエタニティは、華やかでゴージャスな雰囲気だけでなく、細やかなきらめきで気品が漂うイメージに。ファッション性も高いため、普段のお出かけコーディネートのほか、結婚式やパーティーなどの装いにも似合い、ファッションを選ばないのもポイント。ストレートのエタニティなら重ね着けもしやすく、普段着けているジュエリーとの相性もばっちり。またハーフエタニティは、手のひら側が地金になっていて着け心地が良いため、日常生活でも安心して着用することができるのもメリット。
Luxe Eternity
¥198,000(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
【マリッジリング(結婚指輪)】デザイン別イメージ解説
日常生活で着けることの多いマリッジリング。プレーンなデザインを選ぶ人が多いけれど、シンプルな中にもちょっとしたデザインの違いによってイメージは変わるもの。指が太い、短いなどのコンプレックスをカバーするデザインもあるので、デザインごとの違いをまずはチェックしてみてください。
ストレート
アームがまっすぐなデザインのリングで、シンプルかつ王道なデザイン。ストレートタイプはリング自体の幅を変えることで印象をガラリと変えることができるため、細いデザインで華奢に見せる、太いデザインでクールな印象に見せるなど、幅広く選ぶことができるのもポイント。指の太さとのバランスも大事なので、サイズの号数が大きい人ほど太め、小さい人ほど細いデザインを選ぶのがおすすめです。少しクールな印象になりがちなストレートリングですが、表面のデザインが角ばっているフラットなものでなく、丸みを帯びているものを選ぶと、優しく落ち着いた雰囲気を出すことができます。またハーフエタニティは、手のひら側が地金になっていて着け心地が良いため、日常生活でも安心して着用することができるのもメリット。
Essential Star エッセンシャルスター
各¥154,000(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
V字、U字
V字は、その名の通りアルファベットのVの形をしたデザイン。V字は縦のラインを強調するデザインのため、その視覚効果で指が長くスッキリと見え「指が短い」「指が太め」などのお悩みを解決してくれるのが特徴。V字の角度によっても印象は変わり、切れ込みが深いものほどスタイリッシュな雰囲気に、逆にゆるやかなV字は柔らかくて優しい雰囲気を与えてくれます。
そしてV字よりもさらになだらかな曲線になっているのが、U字ライン。指をすっきりと長く見せたいけれど、V字のシャープさは控えめにして穏やかな印象にしたい場合にはぴったり。優しい雰囲気でありながらも、しっかりと指のコンプレックスをカバーしてくれます。
Aldebaran アルデバラン
各¥110,000(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
ウェーブ
ウェーブラインとはリングがS字を描くような、ゆるやかなウェーブが施されたデザインで、ストレートに比べると指への密着感に優れており、リングを着け慣れていない方にもおすすめ。流れるように滑らかな曲線は優しさや上品さを演出してくれるだけでなく、指をより美しく立体的に見せてくれるのもうれしいポイント。優し気でフェミニンなイメージのデザインなので、普段のファッションでは、ガーリースタイルや、エレガント系を選ぶ方に特におすすめのデザインです。
Shooting Star シューティングスター
左:¥176,000(税込)
右:¥143,000(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
カラー別イメージ解説
最後に、デザインだけでなく素材や色の種類について詳しくご紹介。ブライダルリングの定番素材として知られるプラチナはもちろん、さまざまなカラー展開が魅力的なゴールド素材がもたらすイメージについても知っておきましょう。
プラチナ
「白金」と呼ばれるほど美しく白い輝きが特徴で、高級感やフォーマルな印象を与えてくれるため、ブライダルリングの素材としては定番。プラチナの輝きは長年着用しても変色の心配がほぼなく、一生涯輝きを楽しむことができるのも人気のポイント。白銀色の輝きは、透き通った白い肌をさらに美しい印象にしてくれるため、肌が白い人やブルーベースの方には特におすすめ。
Luxe Eternity
¥198,000(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
イエローゴールド
日本人に多いとされる黄み寄りの肌になじみやすいカラーで、ゴージャスにもカジュアルにも見せることができるのが特徴。また、イエローベースの方や小麦色の肌の方には特におすすめです。コンサバなイメージのプラチナと比べると、よりカジュアルでファッショナブルな印象なので、デイリーに身に着けられるのも◎。シンプルなファッションのワンポイントになる華やかさも魅力です。また、ツヤなしのマット仕上げにすることで、より肌になじみナチュラルな雰囲気に。
Luxe Eternity
¥198,000(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
ピンクゴールド
発色に温かみがあり、他の金属よりも柔らかい印象を与えるため、可愛らしい印象や優しい印象になるのがピンクゴールド。プラチナのフォーマル感や、ゴールドの華やかさが苦手という方、可愛い雰囲気のジュエリーが好みという方にはピッタリで、ほんのりと赤みがかっていることから、肌色になじみやすい素材です。ファッションジュエリーとしても使いやすく、落ち着いた柔らかい雰囲気を醸し出してくれるのも魅力。可愛らしすぎるのは少し苦手という方なら、太めのデザインにすることで調整できるので、自分のなりたいイメージに合わせて選んでみて。
Luxe Eternity
¥88,000(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
二宮先生おすすめ!『フェスタリア』のブライダルリング3選
Gemini ジェミニ
優雅な右上がりのラインを描くアームが美しく、指を細く長く見せてくれるデザイン。中央の存在感あるダイヤモンドに、ふたつの小さなダイヤモンドが寄り添うことで、メインダイヤが目立ちすぎることなく上品に輝き、大人可愛い雰囲気。
Gemini ジェミニ
¥242,000~(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
Lien Etoile リアンエトワール
流れるようなふたつのウェーブラインが交差し、視覚的に動きが出て立体的な形になっているため、どんな指でも美しく見せてくれるデザイン。アームに敷き詰められた小さなダイヤモンドが上品にきらめき、華やかでありながらも繊細に見せることができます。
Lien Etoile リアンエトワール
¥473,000~(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
Sourire スリール
センターストーンを小さいメレダイヤモンドでぐるりと囲んだ、贅沢仕上げのリング。華やかでありながらも、メインのダイヤモンドが目立ちすぎないため、普段のファッションにもなじみやすいのが特徴。アームが丸みを帯びたデザイン形状なので、優しくやわらかな印象を持たせることができ、どんな方にも似合うデザインです。
Sourire スリール
¥297,000~(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
デザインによって変わるイメージを知り、自分にぴったりなブライダルリングを選ぼう
ブライダルリング=特別なもの。と考えるあまり、定番人気のデザインやシンプルなものを選びがち。でもあなたの選ぶリングは、あなただけのものです。これから長くにわたり着け続けるものだからこそ、自分の雰囲気や、体格、身長、ファッション、なりたい姿など含め、自分の体の一つのような気持ちで選ぶのがおすすめ。一生のうちに何度も買うものでないからこそ、後悔がないよう納得できる自分だけのリングを見つけてくださいね。
〈監修者紹介〉
イメージコンサルタント
二宮恵理子 (にのみやえりこ)
一般社団法人国際カラープロフェッショナル協会代表理事を務め、3万人を超えるパーソナルカラー&イメージコンサルティングの経験を活かし、企業・官公庁・ホテルにて研修や公演などを行う。人の内面、外見両方に作用する色について、わかりやすく講義するスタイルは多方面で好評を博している。