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コラム

2023.09.06

同棲中のもめごとの理由、一番多いのは家事分担?

洗濯ものを取りあうカップル
株式会社AlbaLinkの「同棲時の揉め事に関する意識調査」によると、同棲中に起こりがちなもめごとの原因として一番多いのは、家事の分担についてでした。共働きの場合、特にどちらか一方に家事の負担が多くなると、不公平を感じ不満が溜まってしまいます。生活する上で家事は欠かせないもので、365日基本的に休みはありません。家事は家庭内の仕事と捉えて、責任をもって行うことが大切です。

同棲中の家事分担のコツと決め方

話し合うカップル
同棲中の家事において、お互いに不満をためないためには、きちんとした分担が鍵です。例えば「気づいたほうがやる」といったあいまいなルールは、もめごとが起こる原因に。正しく家事のボリュームを把握し、お互いが納得できるように分担しましょう。同棲時の家事分担のポイントと決め方を紹介します。

家事を見える化する

家事分担をする時は、まずどんな家事があるのかを見える化することが大切です。最初に、発生するであろう家事を書きだしてみましょう。ここで気を付けたいのが料理や洗濯のようなはっきり名前の付いている家事ではなく、見えない家事・名もなき家事と呼ばれるもの。
例えば、料理なら食事を作って片付けるだけでなく、冷蔵庫の食材を確認して献立を考える、必要な食材の買い出しに行く、洗った後の食器をしまう、などです。工程の多い家事は項目を細分化してリストアップすると、負担度合いをつかみやすくなります。

家事のチェックリストを作成する

家事をリストアップしたらチェックリストを作成してみましょう。家事の種類と工程の他に、毎日行うもの、週に数回行うもの、まれに行うものなど頻度も確認をしておきます。チェックリストにして担当を書いておくとわかりやすくなります。イレギュラーな家事が発生した場合の対処法も考えておくとベターです。

得意、不得意や生活リズムで家事分担を決める

同棲時の家事分担は、純粋に半分ずつ家事を分ければ良いというものではありません。家事には得意、不得意があり、不得意な家事をやるのは負担を感じやすいものです。家事分担をするなら、量や質だけでなく、得意・不得意にも注目して分けるのがコツと言えます。得意な家事であればストレスを感じにくいでしょう。
また、ふたりの生活リズムに合わせた分担法も良いでしょう。朝の家事は出社が遅い方が担当する、夜の家事は帰りが早い方が担当するなどの分担方法も考慮してみてください。

こだわりのある家事で家事分担を決める

家事のなかでこだわりがあるものは、そのこだわりを持つ方が担当してみましょう。例えば洗濯物のたたみ方にこだわりがある場合、相手がせっかく洗濯物をたたんでくれてもやり方が気に入らず、逆にストレスになるかもしれません。こだわりが強い方がその家事を担当すれば、スムーズかつ丁寧になります。最初にお互いどんな部分にこだわりがあるのかを確認してみてください。

同棲カップルの家事分担をよりスムーズに行う方法

ふたりで家事をするカップル
ふたりで話し合って家事分担を決めたら、よりお互いの負担を減らせる工夫をしてみると良いでしょう。便利なツールやアイテムを取り入れるのもおすすめです。

ふたりで並行して家事を行う

ふたりで同時に別の家事を行うと、家事効率が上がります。同時に家事をすることで家事の時間を共有でき、自分だけ家事をしているという感覚がなくなるのもメリットです。例えば、一方が料理している間にもう一方はお風呂の掃除をしてみるなどです。効率良く時間を使って、ふたりでゆっくり過ごせる時間を増やしましょう。

家事分担アプリを利用する

便利な家事分担アプリを利用するのもおすすめ。ToDoリストやスケジュール管理ツールなど、ふたりでデータを共有できるので、進捗を見られます。アプリにはさまざまな種類があるので、ふたりが使いやすいものを選んでみてくださいね。

便利な家電を取り入れる

ロボット掃除機や食器洗い乾燥機など、家事を楽にしてくれる便利家電を活用するのも良いでしょう。便利家電はそれなりに値が張りますが、毎日の家事は圧倒的に楽になります。特にふたりともフルタイムの共働きの場合は、重宝するはずです。

家事分担でストレスをためず仲良く同棲生活を続けるために

仲の良いカップル
同棲を長く仲良く続けるためには、お互いを思いやったり、少しでも家事の負担を減らしたりすることが大切です。家事分担でストレスをためずに、仲良く同棲生活を続ける秘訣を紹介します。

コミュニケーションをしっかり取って感謝の気持ちを伝える

同棲中は意識的にコミュニケーションを取って、小さなことであっても感謝の気持ちはきちんと言葉にして伝えることが大切です。一緒にいる時間が必然的に長くなる同棲中は、言わなくてもわかるだろうと思いがちです。家事をしてくれたことに対しても当たり前の感覚になってしまって、コミュニケーション不足になることもあります。お互いにちょっとしたことでも感謝の言葉を常に述べれば、コミュニケーションがスムーズに取れるでしょう。家事についても、日頃から話し合うようにしてみてください。

家事を休む日を設ける

本来家事は365日休みのないものです。ただし仕事をしている場合は、仕事が終わった後や休日にきっちり家事をすると、全く休まる暇がなくなってしまいます。そこでおすすめしたいのが、たまに家事を休む日を設けること。食事はテイクアウトや外食にする、洗濯や掃除はしないなどと決めてたまに休みを設けることで、リフレッシュできる日になります。

完璧な家事を求めない

家事は完璧でなくても良いと考え、気持ちに余裕を持つことも大切です。特に共働きカップルなら、それぞれの家事についてここまでできていればOKというボーダーラインを決めたり、やらない家事を作ったりしても良いでしょう。家事の量と頻度を減らす工夫をするのもおすすめです。

忙しい時は家事代行サービスを利用する

共働きの場合、時期によってはどうしても仕事が忙しく家事をこなす時間がないこともあるかもしれません。そんな時は、家事代行サービスを利用する方法もあります。毎回の利用は経済的な負担も大きいかもしれませんが、うまく利用すれば、肉体的にも精神的にも負担を減らせるでしょう。家事に割く時間が減る分、同棲中のパートナーとの時間も増やせ、仕事にも集中できますよ。

同棲中の家事分担はお互いにストレスのない決め方をして

ソファーでくつろぐカップル
同棲中のケンカの原因になりやすい家事分担は、最初にしっかりと家事のボリュームと内容、分担を共有することが重要です。自分も相手も完璧を求めすぎると、家事分担がストレスの原因になってしまいます。ふたりでしっかり話し合い納得できる形で分担を決め、家事の時間を共有して楽しい同棲生活にしてくださいね。

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