4月の誕生石は「ダイヤモンド」「モルガナイト」。特徴や意味、石言葉を紹介
4月の誕生石はダイヤモンドのみとされてきましたが、2021年の誕生石改定により新たにモルガナイトが追加されました。今回は、ダイヤモンドとモルガナイトのそれぞれの特徴や込められた意味、石言葉、歴史、お手入れ方法を解説。ダイヤモンド、モルガナイトをあしらったおすすめのジュエリーも紹介します。
4月の誕生石はダイヤモンド以外にもある?
4月の誕生石は、ダイヤモンド以外にモルガナイトも該当します。日本の誕生石はアメリカの宝石商組合が決めた誕生石をもとに1958年に制定されたものですが、2021年に63年ぶりの誕生石改定が行われ、新たに10石の誕生石が追加されました。モルガナイトも、この新誕生石として追加された宝石のひとつです。
4月の誕生石①「ダイヤモンド」
美しい輝きと、高い硬度を誇るダイヤモンド。古くから世界中で愛された宝石ですが、発見当初は硬さが注目されるのみで、美しい輝きをもつことには気づかれていませんでした。ダイヤモンドの特徴や込められた意味、歴史、お手入れ方法などを解説していきます。
ダイヤモンドの特徴
ダイヤモンドは「宝石の王様」とも称される貴重な宝石。美しい輝きを放つのはもちろん、見る角度やカットによって異なる輝きを放つことから、古くから多くの人を魅了してきました。
また、ダイヤモンドは地球上で最も硬い天然鉱物とされています。特殊な構造をしていて、単一の炭素原子同士が強く結びつくことで硬度を高めているそうです。
色は無色透明のイメージが強いですが、ピンクやブルー、グリーンなどさまざまな色合いのダイヤモンドも存在します。
ダイヤモンドの意味や石言葉
硬度が高く、強い宝石であるダイヤモンド。その名称は、無敵や不滅を意味するギリシャ語の「adamas(アダマス)」に由来するとされています。和名も「金剛石(こんごうせき)」と、宝石の硬さを示すような名称がつけられています。
石言葉は「永遠の絆」「純潔」「純愛」「不屈」「変わらぬ愛」などです。無色透明であることから「純真無垢」といった意味ももちます。永遠の愛を誓う結婚にふさわしい意味をもつことからも、ブライダルジュエリーに用いる宝石として親しまれています。
ダイヤモンドの歴史
ダイヤモンドが最初に発見されたのはインドとされています。発見当初は硬い鉱物であるダイヤモンドを研磨する方法がなく、その美しい輝きはまだ知られていませんでした。しかし、硬度の高い石であることから強い魔力が宿っていると考えられ、魔除けやお守りとして重宝されていました。
ヨーロッパで技術革新が起きる中世になると、ダイヤモンドを研磨する方法が見つかり、現在のような美しい輝きを放つ宝石として知られるようになりました。19世紀には、アフリカの鉱山でダイヤモンドの鉱床が発見されたことで産出量が増え、世界中に流通するようになりました。
ダイヤモンドのお手入れ方法
ダイヤモンドはモーススケール10と硬度が高く、取り扱いやすい宝石です。通常のお手入れではやわらかい布で拭き、汚れが気になる際は中性洗剤を溶かしたぬるま湯での洗浄もできます。こまめにお手入れすることで、美しい輝きを保てます。
硬い宝石であるため、他の宝石と一緒に保管すると傷つけてしまうおそれがあります。そのため、保管の際は仕切りのあるジュエリーボックスで他の宝石と触れ合わないようにするか、個別に保管すると良いでしょう。
4月の誕生石②「モルガナイト」
新誕生石として追加されたモルガナイト。ピンク色の宝石で、愛や癒しの意味をもつ宝石です。モルガナイトの特徴や石言葉、歴史、お手入れ方法を紹介します。
モルガナイトの特徴
モルガナイトは、エメラルドやアクアマリンと同様のベリルと呼ばれる鉱物の1種です。ベリルのなかでも緑色のものをエメラルド、水色のものをアクアマリン、ピンク系のものをモルガナイトと区別します。
モルガナイトの色合いは鉱物に含まれるマンガンの量で変化し、パステルピンク、サーモンピンク、ラベンダーピンクなど。宝石に含まれる内包物・包有物「インクルージョン」が少なく、透明感のあるものが希少価値が高いとされています。
モルガナイトの意味や石言葉
モルガナイトは、その名称がつくまでは「ピンク・ベリル」と呼ばれていました。1911年、モルガナイトの鑑定を行ったジョージ・フレデリック・クンツ博士が、友人のジョン・ピアポント・モルガン氏に敬意を込めてモルガナイトの名を付けました。
ピンク色の宝石は愛情にまつわる意味やパワーを持つといわれるものが多く、モルガナイトも愛情を豊かにして大切な人との愛や絆を深めるとされ、恋愛成就のお守りとしても知られています。また、癒しの効果があるとも考えられ、身に着けることで心を落ち着かせ、癒しをもたらすとされています。石言葉は「愛情」「清純」「優美」「慈悲」などです。
モルガナイトの歴史
モルガナイトが発見されたのは1910年のマダガスカルで、比較的新しい宝石です。先述した通り、発見当初はピンクべリルと呼ばれていました。翌年1911年にジョージ・フレデリック・クンツ博士が宝石の鑑定をし、名称をモルガナイトとしました。欧米を中心に人気が高まり、愛にまつわる石言葉などをもつことから、欧米では婚約指輪の宝石としても用いられています。
モルガナイトのお手入れ方法
モルガナイトのモーススケールは7.5~8。擦れや水に強く、比較的扱いやすい宝石ですが、強い衝撃には注意が必要です。日々のお手入れでは、やわらかい布を使って付着した皮脂や汚れを拭き取ります。汚れが気になる際は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗浄します。
長時間の紫外線は変色を招くおそれがあるため、直射日光が当たらない場所で保管してください。保管の際は他の宝石と触れ合わないようにするか、個別に保管しましょう。
4月の誕生石のおすすめジュエリー
フェスタリアでは、4月の誕生石であるダイヤモンド、モルガナイトを用いたジュエリーも扱っています。上品で繊細な輝きを放つダイヤモンド、淡いピンクが美しいモルガナイトのジュエリーを厳選して紹介します。
3石のモルガナイトにダイヤモンドを添えたリング
フェスタリアのK18YG モルガナイト・ダイヤモンド リング
価格:¥77,000(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
3石のモルガナイトのサイドにダイヤモンドを添えたリング。やわらかなVラインのアームが、指を長く美しく見せてくれます。淡い色合いのモルガナイトはフェミニンになりすぎず、上品な印象を与えます。センターにボリュームのあるリングとの重ね着けにもぴったりです。
モルガナイトとダイヤモンドのネックレス
フェスタリアのK10PG モルガナイト・ダイヤモンド ネックレス
価格:25,300(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
おだやかな淡いピンクカラーのモルガナイトのネックレス。モルガナイトの上部には、繊細なきらめきを添えるダイヤモンドをあしらっています。ほど良いサイズ感で、オンオフ問わずに身に着けられます。
モルガナイトとダイヤモンドのペンダントトップ
フェスタリアのK18PG モルガナイト・ダイヤモンド ペンダントトップ
価格:¥129,800(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
おだやかな桜色の輝きを放つモルガナイトにダイヤモンドを添えたペンダントトップ。反対の面は、大小ふたつの星が映し出されるフェスタリア オリジナルプレミアムカット "Wish upon a star®" ダイヤモンドをセッティングしています。装いや他のジュエリーに合わせて異なる輝きを楽しめる2WAY仕様です。
大小ふたつの星が輝くダイヤモンドのリング
フェスタリアのコレクション Pt950 ダイヤモンド リング
価格:¥110,000(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
「星の王子さま」とフェスタリアのコラボレーションにより生まれたリング。 “Wish upon a star®” ダイヤモンドで王子さまとバラが出会った星を、リングの内側にセッティングしたルビーでバラを、ブルーダイヤモンドで水の惑星である「地球」を表現したデザインです。
4月の誕生石ジュエリーを身に着けてみて
4月の誕生石は繊細な輝きを放つダイヤモンドと、愛らしいピンク色のモルガナイトの2種類。どちらの宝石も「愛」にまつわる石言葉をもっています。4月が誕生日である人はもちろん、石言葉や込められた意味に共感して身に着けるのもおすすめです。フェスタリアではダイヤモンド、モルガナイトのどちらもあしらったジュエリーを取り扱っているので、ぜひ身に着けてみてくださいね。