婚約指輪と結婚指輪の違いとは？両方必要？意味、相場の違いや重ね着けの方法も
結婚のタイミングで必要になる、婚約指輪と結婚指輪。このふたつの指輪には、意味や着ける時期、相場などに違いがありますが、まずはその違いから調べる人も多いようです。この記事では、婚約指輪と結婚指輪とは何が違うのかを詳しく解説。ふたつの指輪をおしゃれに身に着ける方法や、おすすめの婚約指輪と結婚指輪を紹介します。
婚約指輪と結婚指輪の違いとは？
一般的に結婚の際に準備する指輪には、婚約指輪と結婚指輪のふたつがあります。まずは婚約指輪と結婚指輪の違いがはっきりわからないという人へ向けて、意味や身に着ける時期、相場などの違いを紹介します。
| 指輪 |
婚約指輪 |
結婚指輪 |
| 意味 |
継承の指輪 婚約の証
|
絆の指輪 夫婦の証
|
| 時期 |
婚約期間から身に着けられる |
結婚後に日常的に身に着ける |
| 相場 |
38.2万 |
28.1万（2本） |
| デザイン |
ダイヤモンドをセッティング |
シンプルなもの |
意味の違い
婚約指輪と結婚指輪では、それぞれの持つ意味が異なります。婚約指輪は、「継承の指輪」。大切な想いをダイヤモンドに込めて贈り、世代を超えて受け継ぐことができる指輪です。また婚約の証でもあり、婚約したことを目に見える形で周囲に示すものです。プロポーズする方からパートナーへ贈るのが一般的で、「エンゲージリング」と呼ばれています。
対して結婚指輪は、「絆の指輪」の意味を持ち、「マリッジリング」と呼ばれます。結婚式で永遠の愛を誓い、夫婦間で交換されることが多い指輪です。通常他の人へ譲ることはしません。結婚指輪を日常的に身に着けることで、周囲の人からも既婚者であることが分かります。
身に着ける時期の違い
婚約指輪は、婚約期間から身に着けられる指輪です。フォーマルな場面やお出かけの際に身に着けることが多いですが、決まりではなく慣習のため、日常使いしても問題ありません。最近では日常使いできるようなデザインや、重ね着けしやすいデザインの婚約指輪を売り出しているブランドもあります。
フォーマルなシーン以外でも、結婚記念日や特別なお出かけ、入園・入学式など結婚後も婚約指輪を身に着ける機会は多くあります。ただし、昼間のパーティーでは輝きの強いジュエリーはマナー違反となるため注意しましょう。
結婚指輪は、結婚後に日常的に身に着けるものです。仕事中や入浴中、睡眠時などつけっぱなしにしている人も少なくありません。
入籍後や、結婚式での指輪交換後から着け始める人が多く、結婚式での演出として、結婚指輪を婚約指輪でロックして永遠の愛を封じ込める、エンゲージカバーセレモニーも人気です。
相場の違い
婚約指輪と結婚指輪は相場も異なります。ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、購入した婚約指輪の平均金額は38.2万円。結婚指輪は、2本で平均28.1万円。婚約指輪にはダイヤモンドが留められていることが多く、そのぶん価格が上がっています。結婚指輪もダイヤモンドなど石付きのものを選ぶと、高額になる傾向にあります。
デザインの違い
婚約指輪のデザインで多いのは、ダイヤモンドをセッティングしたもの。0.3カラット前後のダイヤモンドが人気で、一粒ダイヤモンドを爪で留めるソリティアリングが定番です。さらにアームやセンターのダイヤモンドのまわりにメレダイヤモンドをあしらった華やかなデザインも人気があります。素材はプラチナを選ぶ人が多いようです。
結婚指輪のデザインは、シンプルなものが定番。夫婦で対になったデザインを選ぶカップルが多いですが、それぞれの好みのデザインを選ぶカップルもいます。石を入れることもありますが、大きなものではなくメレダイヤモンドをあしらったり、リングの内側に誕生石を留めたりするのが一般的。毎日着けるので着け心地の良いものがおすすめです。素材は婚約指輪と同じくプラチナか、ゴールドを選ぶカップルが多いようです。
婚約指輪と結婚指輪は両方必要？
同じ指輪でも異なる意味や役割を持つ、婚約指輪と結婚指輪。それなりに値が張るため、両方購入しなければならないのか気になる人もいるかもしれません。統計によると、婚約指輪を購入したカップルは7割弱、結婚指輪を購入したカップルは約9割で、多くのカップルがふたつの指輪を購入していることが分かります。
もちろん、普段あまり指輪を着けないからと購入を見送ったり、他の記念品を選んだりするカップルもいるでしょう。同じように、婚約指輪や結婚指輪に憧れがあり、どうしてもほしいという人もいます。婚約指輪と結婚指輪を両方購入するかどうかは、ふたりでしっかり本音で話し合って決めることをおすすめします。
また、フェスタリアならではの婚約指輪と結婚指輪を兼ねた「ブラッジリング」という新しい指輪の形も。婚約指輪と結婚指輪を検討する際に、選択肢にしてみてはいかがでしょうか。
婚約指輪と結婚指輪を着ける指は？
婚約指輪や結婚指輪は、左手の薬指に着けるのが一般的です。左右の指ごとにそれぞれ異なる意味を持っていますが、どの指に婚約指輪や結婚指輪を着けても問題はありません。ここからは、婚約指輪や結婚指輪を着ける指について見ていきましょう。
婚約指輪は左手の薬指に着けるのが一般的
婚約指輪は左手の薬指に着ける場合が多いようです。ただし、文化や風習によっても変わるため、正式な決まりはありません。結婚式までは左手の薬指を空けておきたいという想いから、婚約期間は右手の薬指に着ける人もいます。ドイツやポーランドのように、右手の薬指に婚約指輪を着けるのがしきたりとなっている国もあるようです。
結婚式当日は、左手の薬指は指輪交換のために空けておきます。結婚指輪を着けた後に婚約指輪を重ねることで、永遠に愛を封じ込めると言われています。
指輪交換で結婚指輪を左手の薬指に着ける
結婚式で行われる指輪交換では、左手の薬指に結婚指輪を着けるのが基本です。これは、心臓と左手の薬指は太い血管でつながっているという古代ギリシャの伝説が由来となっています。さらに、左手の薬指には「ふたりの愛を深める」という意味があることも後押ししているのでしょう。結婚式の後もそのまま左手の薬指に着ける人が多いですが、別の指に着けたり、チェーンに通してネックレスにしたりと、自分にあった着け方をする人もいます。
婚約指輪と結婚指輪をおしゃれに重ね着けするコツ
婚約指輪と結婚指輪、両方購入する予定なら、重ね着けを楽しんでみては。出番の少なくなりがちな婚約指輪も重ね着けすることで、活躍できるでしょう。ここでは、婚約指輪と結婚指輪をおしゃれに重ね着けするコツを紹介します。
アームの形をそろえる
それぞれの指輪のアームの形をそろえると、重ね着けをした際にすっきり見えます。アームは、ストレート、V字、S字が代表的。同じ形状のアームを選べば、バランス良く重ねられ1本の指輪のように見えるでしょう。また、重ねた時の幅も意識してみてください。婚約指輪も結婚指輪も幅が太めだと、重ねるとゴツゴツした印象になってしまいます。細めの指輪同士を重ねるか、細めと太めとの組み合わせがおすすめです。
素材を合わせる
婚約指輪と結婚指輪の素材を合わせると、統一感が生まれます。同じ素材でも色味が異なることもあるので、カラーも合わせるのがポイント。また、あえてイエローゴールドとプラチナなど素材やカラーの異なる指輪を合わせても個性的です。コンビネーションリングのように見せられますよ。
セットリングを選ぶ
婚約指輪と結婚指輪を重ね着けすることを想定して作られたセットリングなら、組み合わせに間違いがないでしょう。セットリングは重ね着けした時に、自然で美しく見えるようデザインされています。指輪の重ね着けをあまりしたことがない人でも、チャレンジしやすいアイテムです。
婚約指輪・結婚指輪の人気の傾向
石の大きさやデザインなど種類が多い婚約指輪や結婚指輪。どのデザインを選んでいいのか、迷ってしまうカップルも多いでしょう。婚約指輪と結婚指輪それぞれの人気の傾向を紹介します。
【婚約指輪】シンプルで飽きのこないデザイン
婚約指輪の一番の人気は王道のソリティア。一粒ダイヤモンドが輝く立て爪ダイヤモンドリングは、永く飽きずに身に着けられるシンプルなデザインが魅力です。続いて大きなダイヤの隣に小さいダイヤモンドをあしらったメレ、小さなダイヤモンドを敷き詰めたパヴェ、小さなダイヤモンドをリングの一周や半周並べたエタニティと続きます。シンプルなデザインや着け心地が良いデザインが選ばれる傾向にあるようです。
【結婚指輪】永く身に着けられるストレートタイプ
結婚指輪の一番人気は定番のストレートタイプ。永く身に着けられ、どんなファッションやシーンにも合う定番のシンプルなデザインです。指のラインにそったS字やV字のライン、ダイヤモンドがあしらわれたデザインなども人気が高くなっています。
リングの内側にイニシャルやメッセージを刻んで、「ふたりだけの指輪」にしたいと考えるカップルも多いです。素材もプラチナが不動の一位ですが、柔らかい色合いが肌に馴染むピンクゴールドを選ぶ人も増えています。
フェスタリアのおすすめ婚約指輪と結婚指輪
洗練されたデザインとクオリティにこだわったフェスタリアでは、さまざまなデザインの婚約指輪や結婚指輪を取り扱っています。重ね着けすることでよりおしゃれに身に着けられるシリーズも。最後にフェスタリアおすすめの婚約指輪・結婚指輪を紹介します。
メレダイヤが華やかな婚約指輪と結婚指輪
フェスタリアのMimosa ミモザ
¥308,000～（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
南十字星に輝く星、ミモザをイメージした華やかな婚約指輪。センターには、大小ふたつの星が映し出されるフェスタリアオリジナルカットの “Wish upon a star®” ダイヤモンドをセッティングし、アームにもメレダイヤモンドを敷き詰めています。
フェスタリアのMimosa ミモザ
左¥118,800（税込）
右¥165,000（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
婚約指輪と同じラインの結婚指輪。重ね着けした時にぴったりとアームが重なり、統一感のある印象に。ダイヤモンドがあしらわれたデザインの結婚指輪なら、よりゴージャスに手元を彩ります。
シンプルなデザインが魅力の婚約指輪と結婚指輪
フェスタリアのLumiere リュミエール
¥253,000～（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
“Wish upon a star®” ダイヤモンドを5本爪でセッティングした婚約指輪。しなやかなウェーブラインは、ふたりが手を取り合い愛を育む様子をイメージしていて、指を美しく見せてくれます。
フェスタリアのLumiere リュミエール
左¥129,800（税込）
右¥149,600（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
婚約指輪と同じく優雅で美しいウェーブラインを持つ結婚指輪。毎日身に着けるからこそ、ダイヤモンドの1石1石まで品質にこだわって選びたい人におすすめ。婚約指輪もシンプルなデザインなので、重ねると華やかさが増します。
婚約指輪と結婚指輪の違いを理解して身に着けよう
結婚の約束をした証として身に着ける婚約指輪と、結婚をしている証として身に着ける結婚指輪。同じ指輪でも持つ意味が異なりますが、婚約指輪と結婚指輪、どちらの指輪もふたりの愛が込められた大切な指輪です。ぜひ重ね着けを楽しんで、ふたりの絆をいつも身近に感じてくださいね。
