ホワイトゴールドとプラチナの違い
ホワイトゴールドとプラチナはいずれも見た目が白銀色ですが異なる元素からなる金属で、ホワイトゴールドはゴールドに割金をした金合金、プラチナはベースの素材がプラチナの金属です。それぞれの違いを見ていきましょう。
ホワイトゴールドとは
フェスタリアのK14WG ピアス
¥25,300(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
ホワイトゴールドとはカラーゴールドの一つで、ゴールドに銀やパラジウム、ニッケルなどを割金した金合金のことです。刻印では「White Gold」の頭文字を取って「WG」と表記され、18金であれば「K18WG」となります。ホワイトゴールドの素材であるゴールドは、世界各地で産出されています。
ホワイトゴールドは黄色味を有しているのでロジウムで銀白色にコーティングし、プラチナと変わらない見た目に仕上げるものが多い傾向。複数の金属を混ぜ合わせるホワイトゴールドはプラチナと比較して強度に優れ、変形しにくい特徴があります。
プラチナとは
フェスタリアのGemini ジェミニ
左:¥129,800(税込)
右:¥118,800(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
プラチナとは、白金族(はっきんぞく)という白い光沢を持つ金属のことを指します。ジュエリーに用いる際は、強度を高めるためにイリジウムやルテニウム、パラジウムなどを割金として使います。ホワイトゴールドと見た目は似ていますが、素材や性質は別物です。
プラチナの刻印は「Pt」とされ、純度を示す数字と合わせて「Pt950」などと表記されます。ホワイトゴールドの場合、18金でも割金の割合が25%あるのに対して、プラチナジュエリーは85~95%の純度です。純プラチナはやわらかい素材のため、割金や製法を工夫して耐久性を高めます。また、変質や変色にも強いのが特徴です。
プラチナは年間の採掘量がゴールドの30分の1程度と希少性が高く、採れる地域も南アフリカ共和国やロシアなど限られています。
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ホワイトゴールド |
プラチナ |
素材 |
ゴールド |
プラチナ |
産出国 |
中国、オーストラリア、ロシア、カナダ、アメリカ、カザフスタンなど |
南アフリカ共和国、ロシアなど |
刻印 |
WG(K18WGなど) |
Pt(Pt950など) |
割金 |
・銅 ・パラジウム
・ニッケル など
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・イリジウム ・ルテニウム
・パラジウム など
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特徴 |
・プラチナよりも割金の割合が大きい ・強度が高い・変形しにくい
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・ホワイトゴールドよりも純度が高い(85〜95%)
・割金や製法の工夫で耐久性を高めている ・変質・変色に強い・希少性が高い
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ホワイトゴールドとプラチナのメリット・デメリット
ホワイトゴールドは割金の割合が多いため強度が高いのがメリットですが、長期間の使用によりロジウムコーティングがはがれてくるのがデメリットと言えます。一方、プラチナは変色に強い点はメリットですが、純度が高いと強度が弱いものもあるのがデメリット。それぞれのメリットやデメリットを紹介します。
ホワイトゴールドのメリット・デメリット
ホワイトゴールドのメリットは割金の量がプラチナと比較して多いため、強度が高いことにあります。純金はやわらかく傷が付きやすいですが、割金やコーティングによって傷や変形に強く、耐久性も高くなります。 特に、コーティングに使われるロジウムは白金族の中で最も硬い金属です。
また、ロジウムコーティングはプラチナよりも明るい白色の輝きに仕上がるので、ファッションジュエリーとして色合いを重視したい方におすすめです。
デメリットは長期間の使用によりロジウムのコーティングがはがれてくるので、美しさを保つには再コーティングが必要なこと。擦れには注意が必要なため、アウトドアやスポーツなどの擦り傷が付きそうな場面ではジュエリーを外す方が賢明です。
また、割金に使われるニッケルは金属アレルギーを起こしやすいと言われます。金属アレルギーがある人や肌が敏感な人は、購入前にアレルギーの元になる金属が入っていないか確認しましょう。
プラチナのメリット・デメリット
プラチナのメリットは酸化や変色に強く、永く身に着けやすいところです。汗や洗剤にも強いので日常使いによる変色の心配はほとんどありません。また、プラチナジュエリーは純度が高いので金属アレルギーも起こりにくい傾向にあります。
デメリットは割金含有率が低く強度が下がるため、小傷が付きやすかったり、強い圧力によって変形したりする可能性があること。しかし、硬いものに傷が入ると素材自体が削れてしまうことも多い中で、プラチナはやわらかさゆえに削れにくく、圧力によって変形はしても割れにくい点はメリットとも言えます。
小傷は磨き直しなどのメンテナンスをすればきれいな状態を保てるので、購入店のアフターサービスなどを活用しましょう。長期的に見ればメンテナンスをしながら永くきれいに愛用しやすいのはプラチナと言えます。
ブライダルジュエリーにはホワイトゴールドとプラチナのどちらがおすすめ?
それぞれの素材にメリットとデメリットがあるため、人によっておすすめの素材は異なります。ホワイトゴールドは控えめで上品な輝きが魅力である他、コーティングをせず黒っぽさのある白色に仕立てられる場合もあるので男性から選ばれることも。
プラチナは希少性の高さからブライダルジュエリーの素材として人気です。多くの人に選ばれる素材であるため、デザインのバリエーションが豊富な点も魅力です。金属アレルギーも起こしにくいので、毎日着けることの多いブライダルジュエリーに選ばれやすい傾向にあります。
使用頻度やデザインなどを考慮して気に入ったものを選び、素材に合わせた使用方法に注意しながら永く身に着けましょう。
フェスタリアで人気のホワイトゴールドとプラチナのジュエリー
フェスタリアでは、ホワイトゴールドやプラチナで仕立てたジュエリーを幅広く用意しています。明るく白い輝きのホワイトゴールドがダイヤモンドのきらめきを引き立てるネックレスや、純度が高く上質なプラチナにダイヤモンドが映えるリングなどを紹介します。
手元をスタイリッシュに彩るホワイトゴールドのペアリング
フェスタリアの【ペア】K10WG リング
¥35,200(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
ホワイトゴールドの落ち着いた輝きがスタイリッシュな手元に仕上げるペアリングです。シンプルなデザインで性別を問わず普段から身に着けられます。ロジウムコーティングの白く明るい輝きや小傷が付きにくいことから、ペアリングとして楽しむのにおすすめで、ふたりでつむぐ絆や時間を優しく見守ってくれます。
ゆるやかなウェーブラインで指をすっきりと見せてくれるのも魅力です。
ホワイトゴールドがダイヤモンドの輝きを引き立てるネックレス
フェスタリアのK18WG ダイヤモンド ネックレス
¥79,200(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
大小ふたつの星が映し出されるフェスタリアのオリジナルカット "Wish upon a star®" ダイヤモンドを5本の爪で留めた1粒タイプのネックレス。ホワイトゴールドの洗練された輝きがダイヤモンドの美しさを引き立てます。
ホワイトゴールドのジュエリーとしてはリングよりもネックレスの方が身に着けている時に小傷が付きにくく、コーティングがはがれにくいと言えます。ただし、コーティングの持ちは保管状況によっても影響を受けるため、チェーン同士や他のジュエリーとぶつからないよう保管するのが大切です。
明るい白さのホワイトゴールドにダイヤモンドが輝くリング
フェスタリアの「星の王子さま」コレクション K18WG ダイヤモンド リング
¥99,000(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
ホワイトゴールドのストレートなアームに "Wish upon a star®" ダイヤモンドがセッティングされたリングです。ホワイトゴールドの白い輝きが手元を明るく照らします。洗練されたシンプルなフォルムは日常使いからお出かけまで幅広く使えて、日々に寄り添ってくれるアイテムに。
ダイヤモンドの輝きが際立つプラチナのエンゲージリング
フェスタリアのLumiere リュミエール
¥253,000〜(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
"Wish upon a star®" ダイヤモンドをリングと一体になるスターセッティングでかかげ包み込んだエンゲージリング。ふたりが手を取り合って愛を育む様子をイメージしたラインはシンプルながらも優雅な美しさを感じさせます。
"Wish upon a star®" ダイヤモンドには大小ふたつの星が映し出され、小さな星は現在のふたりを、大きな星は未来で幸せに輝くふたりを象徴しています。一般的なPt950よりも傷付きに対する耐性が20〜30%高い「ハードプラチナ950」を採用していて、美しい輝きを永く楽しむのにぴったりの素材です。
上質なプラチナとダイヤモンドのきらめきが美しいマリッジリング
フェスタリアのIZUMO -Musubi- ムスビ
左:¥165,000(税込)
右:¥176,000(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
結びをイメージしたひねりのあるフォルムにダイヤモンドが添えられたマリッジリングです。Pt999と最高純度の純プラチナの重厚感ある輝きとダイヤモンドのきらめきのコントラストが美しく手元を彩ります。
金属を加熱し叩くことで圧力をかけ、鍛えながら成型する鍛造製法を採用。金属内の密度を高めているため抜群の強度を誇ります。また、圧力を加えることで金属内の気泡が減り、なめらかで優美な光を放つリングへと仕上がっています。
ホワイトゴールドとプラチナの違いを知って、自分に合うジュエリー選びを
見た目の色味が似ているホワイトゴールドとプラチナは、素材や強度、希少性においてそれぞれ異なります。小傷の付きにくさや明るい輝きを重視するならホワイトゴールドを、希少性や純度を重視するならプラチナを選ぶのがおすすめです。素材自体の好みや着用頻度、お手入れ方法なども考慮して、自分に合った素材のジュエリーを選んでください。