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コラム

2020.08.07

自分に似合うカラードレスの選び方|ヘアアレンジや小物使いのポイントも解説

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カラードレスとは、お色直しなどで着る色や柄のついたドレスのことです。色やデザインによって印象は大きく変わるので肌色や体型に合わせて選ぶ必要があります。自分にぴったりのカラードレスを選ぶポイントやカラードレスの色・デザイン、さらにはヘアアレンジや小物使いのポイントまで紹介します。

カラードレスの上手な選び方

鏡を見る女性
後悔しないカラードレスを選ぶにはどのような点に注意すればよいのでしょうか。「候補が多すぎて決められない!」というときに思い出してほしいポイントを紹介します。

理想の姿を具体的にイメージする

まずはカラードレスを纏って、「どんな自分になりたいか」をイメージしましょう。かわいい、ゴージャス、エレガントなど方向性だけでも決まれば、選ぶべきドレスの選択肢はぐっと狭まります。

また、近年は結婚式に「テーマカラー」を決めるカップルも少なくありません。既にテーマカラーが決まっている場合は、それに合わせてドレスを選ぶと良いでしょう。

季節感や会場の雰囲気も考慮して

結婚式の季節によってカラーをイメージするのもおすすめです。例えば春なら、淡いピンクやグリーンなどはフレッシュな印象に。夏なら青系が爽やかですし秋冬は暖色系だと暖かみのある雰囲気になります。

また、会場が豪華なホテルならゴージャスに着飾るのもアリですが、アットホームな式場では浮いてしまうかもしれません。カラードレスを選ぶときは、会場とのバランスも考慮しましょう。

体型や肌色も大切

個人の体型や肌色によって、似合うカラードレスは異なります。ドレスはデザインによって、体型カバーできるものもあれば、太って見えてしまう場合も。

また、一般に「イエローベース」とよばれる人は、黄味よりの色の方が肌が美しく見えます。一方「ブルーベース」とよばれる肌タイプは、青みの強い色の方が見栄えが良いでしょう。

カラードレスの見栄えが良くなるよう、肌色も考慮して選んでくださいね。

人気のカラードレスの色を紹介

棚にかかっているたくさんのドレス
カラードレスの色はバリエーション豊か。なりたいイメージに合うカラーを選びましょう。ここではカラードレスのバリエーションとそのイメージを紹介します。

トレンド派は「令和慶祝(れいわけいしゅく)カラー」に注目

横たわるドレスを着た女性
トレンド重視の人は「梅」(濃ピンク)「菫(すみれ)」(紫)「桜」(淡いピンク)カラーに注目してみましょう。

これは一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)によって選定された「令和慶祝(れいわけいしゅく)カラー」。新しい時代を迎える慶びが込められています。しっとりとした「和」の落ち着きを感じさせるカラーは、上品でエレガントな印象です。

「令和婚」にふさわしいカラードレスとなるでしょう。

ピンク・赤系

赤いドレスを着た女性
ピンクは女性らしい優しさと華やかさがあり、カラードレスでは不動の人気カラーです。色のトーンによって印象は変わり、淡いピンクならフレッシュでガーリーに、濃いピンクなら落ち着いた大人のかわいらしさを演出できます。

また、赤はお祝いごとにぴったりな華やかなカラー。こちらもさまざまな色味があるので、肌色に合うものを見つけましょう。

青・パープル系

青いドレスを着た女性
青系のカラードレスといっても、淡いブルーは清純で爽やかな印象に。一方濃いブルーは洗練されたクールな印象をうけます。淡いブルーは日中に、濃いブルーはナイトウエディングに似合いそうです。

またパープル系のドレスは、クラシックで高貴な印象。日本人の肌になじみやすいといわれるので、1着は試着してみてはいかがでしょうか。

ベージュ系

ベージュ系のカラードレスは、日本人の肌色を美しくみせてくれるカラーです。着用すれば全体の雰囲気がやわらかくなり、優しい印象を与えてくれます。ヴィンテージ風の装飾とよく合うので、クラシカルなテーマのウェディングにおすすめです。

グリーン系

「ピンクだと甘すぎる」と感じる人は、落ち着いた雰囲気のグリーン系ドレスはいかがでしょうか。膨張色ではないのでスッキリした印象になります。また、自然光にもよく映えるので、ガーデンウェディングを計画している人にもぴったりです。

ミックス系

自分らしさを大切にしたい人は、個性的なミックスカラーや柄物がおすすめ。その日の主役らしい存在感のある装いとなります。

ただしドレスの存在感が強いため、ホルターネックやベアトップでデコルテを出し、すっきりみせるのがポイントです。

カラードレスのシルエット・デザイン

たくさんのドレスの前に立つ女性
カラードレスを選ぶ上で色と並んで悩ましいのが「デザイン」です。自分の体型やイメージに合ったものを見つけましょう。カラードレスのバリエーションから、代表的なデザインを紹介します。    

Aライン

王道デザインともいわれるのが「Aライン」のドレス。

「A」のようになだらかに広がるスカートが特徴です。上半身がすっきり見える一方で下半身のボリューム感は隠せます。体型をカバーしやすく、着る人を選ばないドレスです。

プリンセスライン

プリンセスラインは、Aラインのドレスよりもスカートの膨らみが大きいぶん、ウエストの細さが際立ちます。下半身の体型カバー効果も抜群なので、スタイルアップを狙いたい人におすすめです。

その名の通りプリンセスのような華やかさがあり、着用すればキュートな花嫁になれますよ。

マーメイドライン

キュートさよりエレガントな印象を好む人におすすめのデザインです。ドレスは膝までぴったりと体に沿い、膝下からふんわりと広がります。Aラインやプリンセスラインと比較すると、女性らしく大人な印象です。

背が高くスレンダーな人に似合います。

エンパイアライン

エンパイアラインは、胸下に切替えがありそのままストンと落ちるシルエットが特徴です。直線的なラインなので足長効果もあり「体型カバー力を重視したい」という人にはぴったりといえます。

華やかというよりはナチュラルで上品な印象です。

スレンダーライン

スカートに膨らみがなく、直線的なシルエットのドレスです。Iライン、ペンシルラインともいわれ、スタイリッシュで都会的な雰囲気があります。シックでシンプルなドレスを求めている人におすすめです。

カラードレスにおすすめのヘアアレンジや小物

イスに座るドレスを着た女性
カラードレスの魅力をより一層引き立ててくれるのがヘアアレンジや小物です。カラードレスはウェディングドレスよりもヘアアレンジや小物の自由度が高いのが魅力。思い切り華やかにしてみたりちょっと外しを加えて楽しんだりしてみてはいかがでしょうか。

編みおろし+ヘッドフラワー

近年人気のヘアアレンジが髪を緩く編んで下ろす「編み下ろし」。生花やドライフラワーを合わせるとナチュラルな印象です。

とくに、かすみ草は多様な使い方ができるとして人気があります。花が小さいため、量でボリュームが調整しやすいのが魅力です。より似合うヘアアレンジができますよ。

編み下ろし+花冠の組み合わせも大人気。プリンセスラインやAラインのドレスに合わせれば、華やかに仕上がります。

アップスタイル+ティアラ

アップスタイルのアレンジにティアラを合わせるのもおしゃれです。例えばエアリーなポニーテール+ティアラはほどよいカジュアルさを演出できます。また、高い位置でナチュラルなお団子を作るヘアアレンジも人気。額部分にティアラを着けると、小顔効果も期待できます。

編みおろし+ハット

人と違ったヘアアレンジを楽しみたい人は、編み下ろし+ハットもおすすめ。花をたくさん付けたカンカン帽、貴婦人のようなつば広のハットなど合わせる帽子によってキュートにもゴージャスにも変身できます。

小物はドレスを邪魔しないものを選んで

カラードレスにジュエリーを合わせるときは、大ぶりすぎたり派手過ぎたりするものは避けましょう。主役はあくまでもカラードレス。ジュエリーのインパクトが強すぎると、せっかくのドレスが引き立ちません。

「もっと個性的に!」という人は、ジュエリーだけではなく小物にこだわるのも◎。アンブレラを持ったりメガネをかけたりとアイディア次第でいろいろな見せ方がありますよ。

素敵なカラードレスで理想の花嫁になろう

鏡を見て微笑む女性
カラードレスを選ぶときは、「どんな花嫁になりたいか」を明確にイメージすることが大切です。とはいえカラードレスのデザインから小物まで選ぶとなるのは難しく、迷うことも多いかもしれません。しかし、迷う時間も後で振り返れば楽しかったと思えるもの。素敵な結婚式の思い出の一つとなるでしょう。

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