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コラム

2020.09.07

ピンクの石は幸せを運ぶ?ストーンの種類と持つパワーを紹介

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宝石にはいろいろなカラーがありますが、ピンク色の石を身に着けていると幸せになれると言われています。本記事では女性らしさを引き出してくれるピンクの石の種類と、それぞれの石が秘めたパワーを紹介します。併せて石の選び方も解説しますので、ジュエリー選びの参考にしてみましょう。

ピンクの石の種類とパワー

3種類のピンクの宝石
ピンクの石と言っても、パステルのようなやわらかいピンクからビビットなピンクまでさまざまなカラーの宝石があります。最初にピンクの石の種類とそれらの石が秘めているパワーを紹介しましょう。

ピンクダイヤモンド

2つのサイズのピンクダイヤモンド
100万粒に1粒しか採れない希少な宝石で、無色のダイヤモンドより価値があると言われているピンクダイヤモンド。現在採掘されているピンクダイヤモンドはほとんどがオーストラリアのアーガイル鉱山産です。しかしアーガイル鉱山は2020年に閉山されることが発表されたため、今後もピンクダイヤモンドは価値が上がり続けることが予想されます。

ピンクダイヤモンドにはパートナーとの絆を固め永遠の愛をもたらすパワーがあると言われることから、婚約指輪や結婚指輪としても人気の石です。

ローズクオーツ

いろいろな形のローズクオーツ
やわらかい桜色が特徴のローズクオーツは、パワーストーンとして最も有名なピンクの石の1つです。ローズクオーツには恋愛成就のパワーがあると信じられているため、昔から女性達に愛されてきた石でもあります。ローズクオーツを身に着けることで、内側から女性の美しさを引き出し輝かせてくれるでしょう。

また恋愛以外にもパワーを発揮するローズクオーツは、身に着けるとエネルギーが循環して心身ともに健康的になれると言われています。

クンツァイト

クンツァイトの石とネックレス
愛の石という異名を持つクンツァイトは、薄い桜のようなピンク色の中に繊維質を内包している石です。この石を身につけることで、優しく穏やかな気持ちになれると言われています。クンツァイトは無償の愛を象徴し、身に着けていればパートナーに対し見返りを求めず優しく接することができるようになるそうです。

また癒しのパワーも秘めているため、過去の恋愛がトラウマになっている人の背中を押して新しい恋に進む勇気を与えてくれる石でもあります。

インカローズ

多数のラウンド型のインカローズ
ピンク色の石でとりわけ特に濃いピンクをしているのが、インカローズ。その名前から「バラ色の人生」を象徴する石で、身に着けることで幸運がもたらされると言われています。

濃いピンク色には強いパワーが宿るとされ、ポジティブで前向きな気持ちに導いてくれるそう。恋愛に対してもそのパワーを発揮し、豊かな愛を与えてくれるでしょう。

ピンクオパール

ラウンド型のピンクオパール
白を始めとするカラーバリエーションが多いオパール。なかでも特に流通量が少なく希少価値が高いのが、10月の誕生石としても知られるピンクオパールです。優しいピンク色に輝くこの石は、女性らしさを引き立てて愛される女性になれるパワーを持つと言われています。

またピンクオパールには心身ともに美しく健康にしてくれるパワーがあるとされ、希望の石とも呼ばれ古くから親しまれてきました。

モルガナイト

5つの並んだモルガナイト
毎日を心穏やかに過ごしたい人にぴったりのモルガナイト。淡く透明感のあるピンク色が魅力の石です。さまざまなピンクの石の中で、最も精神的な安定感を得られる石であると言われています。精神的に落ち込むことがあっても、心を強く前向きな気持ちにしてくれるでしょう。

また愛情面でも大切な人を思いやり、自分も相手も幸せになれるような関係をサポートして気持ちを高めます。

ピンクトルマリン(ルベライト)

スクエアカットのピンクトルマリン
パッと目を惹く鮮やかなラズベリーカラーの石。トルマリンはカラーバリエーション豊富な石ですが、ピンクトルマリンの中でもラズベリーカラーの濃い色のみ「ルベライト」という特別な名前が与えられています。

ピンクトルマリンには喜びに関するパワーが秘められており、持ち主をポジティブな精神へ導くエネルギーを与えて、人生を前向きで幸せなものにしてくれる力があります。ピンクオパールと並ぶ、10月の誕生石の1つです。

ロードナイト

ハート型のロードナイト
「バラ輝石」の和名を持つ、赤やピンクに黒の模様が入った個性的な石。ロードナイトには、持ち主が抱える不安や恐怖を解放してくれるパワーがあると言われています。身に着ければ、乱れた感情を整えて穏やかな気持ちになれるでしょう。

またロードナイトには「救済」の意味も含まれており、自分自身が救われることで他の人を救う力を持つとも言われています。普段からストレスを溜めやすい人におすすめです。

石を選ぶときのポイント

さくらんぼモチーフのイヤリング
色彩も特徴もそれぞれ異なるピンクの石ですが、ジュエリーとして身に着けるならどんなものを選べば良いのでしょうか?ここではジュエリーにぴったりの石の選び方を解説します。

硬度の高い石を選ぶ

ジュエリーにふさわしいのは、硬度が高い石です。ダイヤモンドがジュエリーとして重宝されているのは、硬くて傷が付きにくいからでもあります。硬度の低い石は傷が付くのを防ぐために日常的に扱い方に気を配る必要があります。大切なジュエリーだからこそ、傷が付きにくい石を選びたいものです。

実際に手に取り色や輝きを確認する

カラーストーンは、その色が濃いほど美しく価値が高いと言われています。ただし色が濃すぎて黒ずんでいるものは、価値が落ちます。同じ種類の石でも産地や加工などの違いで淡い色と濃い色がある石もありますので、実際に手に取って確認してみましょう。

品質の良い石はツヤツヤとした輝きがあります。実際に自分の肌に当ててみて、納得のいく色合いや輝きの石を探してみるのがおすすめです。

内包物(インクルージョン)を確認する

内包物(インクルージョン)とは、宝石の中の異物を指します。内包物は宝石の美しさを妨げるため、内包物が少ない石のほうがより価値があるとされています。しかし、天然石の場合は内包物が全く入っていない石はありません。

石を選ぶ時は、極端に内包物が多いものや内包物が石の中央にあるものは避けます。内包物ができるだけ少なく、石本来の輝きを損ねていないものを選ぶようにしましょう。

ピンクが持つ色彩効果

ピンクのイヤリングを付けた女性
ピンクの石には、恋愛運をアップさせたり女性の美しさを引き出したりするパワーを持つものが多くあります。実はピンク色は、石に限らず目にしたり身に着けたりすることでメリットが得られると言われています。ここではピンクが持つ色彩効果を紹介します。

ピンクを見ると若返る

色彩と体の調子を左右するホルモンとは、実は深い関係があることが脳科学で分かっています。女性がピンク色を見ると、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌が活発になるとされています。また気分を高揚させるアドレナリンなどのホルモン分泌も、盛んになるようです。

そのためピンク色を見ると、ホルモン分泌が活性化されるおかげで体の内側から若々しくなれると言われています。

ピンクを見ると心が落ち着く

淡いピンク色には、興奮や攻撃性を弱めて優しい気持ちになれる心理的効果があると言われています。例えば病院やクリニックでは看護師がピンクの制服を着ていることが多いですが、これは患者の緊張をほぐして安心感を与える効果を狙っています。

アメリカの社会施設でも壁や天井などインテリアにピンク色を採用したところ、暴力的なトラブルが減少したとの報告もあるそうです。日本人の愛する桜も、淡いピンク色。桜を見ると穏やかな気持ちになれる人も、多いのではないでしょうか?心が乱れてしまった時には、美しいピンク色を見て心を落ち着かせましょう。

ピンクは肌をきれいに見せる

ピンクには、肌をきれいに見せてくれるパワーもあります。例えば、化粧下地としてピンクのコントロールカラーを取り入れれば血色感を出してくれますし、自然と肌色のトーンをアップしてくれます。またくすみカラーのピンクのリップを付ければ、肌の透明感を引き出してくれます。ピンクは綺麗になりたい人にとって、嬉しい効果の多いカラーなのです。

ピンクのジュエリーで若々しさや美しさをアピール

ケースに入ったピンクパールのネックレス
身に着けるだけで、内面の美しさを引き出してくれるピンクの宝石。ピンクの石をあしらったジュエリーにはさまざまなものがあります。色味も与えるイメージもそれぞれの石によって異なりますので、今の気分や身に着けた時にしっくりくるピンクの石を選んでみましょう。

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