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コラム

2021.01.29

結婚式の招待状の返信で失敗しない書き方!マナーや相手が喜ぶアレンジ方法も

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結婚式の招待状が届いたら、同封されている返信ハガキで出欠を知らせます。ただし、返信ハガキには気を付けたいマナーがいくつかあります。お祝い事ですから、失礼のないようマナーにも気を配りましょう。ここでは、返信ハガキを出す時のマナーや書き方、さらにはおすすめの「返信アート」についても紹介します。

結婚式の招待状を返信するタイミングとマナー

招待状を手に持つ女性
結婚式の招待状は出欠によって返信のタイミングが異なるので注意が必要です。ここでは、結婚式の招待状の返信マナーを見ていきましょう。

【出席する時】招待状が届いてから1週間以内には返信する

式に出席する時は、早めに返信するのがマナーです。既に出席の意志を伝えていたとしても、ハガキでの返信を忘れてはいけません。

新郎新婦は、ゲストの返信を受けてから引き出物の準備をしたり席次を決定したりします。結婚式の準備がスムーズに行くようゲストも配慮が必要です。

また、返信が早い方が「参列したい!」という気持ちが伝わります。なかなか返信がないと、「参列を迷っているのかな?」と相手を心配させてしまうかもしれません。

【欠席する時】遅めに返信する

欠席を早々に返信すると、「考える気がない」という印象を与えます。「都合をつけようともしてくれないのかな」と思われないよう、返信までは1週間程度置きましょう。

「参列できない」とバッサリ切り捨てるのではなく、「都合をつけようとしたけれどできなかった」という体を装うのがマナーです。

返信が遅くなってしまった時・予定が立たない時は相手に連絡

返信が遅くなってしまった時や予定が立たない時は、LINEや電話で相手に連絡を取るのがおすすめ。まだ返信していないことをお詫びして、今後の対応について説明します。

結婚式に参列するつもりなら、早急に返信する旨を伝えた後、すぐにハガキを投函してください。また、どうしても予定が決まらない場合は、最終締切りの確認が必須です。あまりにも返信が遅くなってしまうようなら、欠席とさせてもらいましょう。

相手は早くゲストの人数を確定させたいと思っているはずです。あまりにも返事を引っ張ると、迷惑がかかってしまいます。

結婚式の招待状返信のマナーやポイント

手紙を見て微笑む女性
返信ハガキには、「お祝い事」ならではのマナーがあります。実際に書く前にマナーやポイントを確認しておきましょう。    

筆記具は毛筆または万年筆がおすすめ

返信ハガキに文字を書く時は、黒の毛筆または万年筆を使います。ボールペンを使ってはいけないというルールはありませんが、慶事はきちんとお祝いしたいものです。毛筆や万年筆の方がきちんとした印象を与えられるでしょう。

また、絶対に避けたいのがグレーや薄墨を使うこと。これは弔事に使われるものです。

文字を消す時は定規を使う

返信ハガキでは必ず定規を用意しておきましょう。ハガキの表面・裏面とも、斜線で文字を消す部分がたくさんあります。この時無精をして、フリーハンドで消すのはマナー違反です。線がよれたり斜めになったりして、見苦しい印象を与えてしまいます。

消すべき文字は定規を使ってきれいに消してくださいね。

「。」や「、」を使わない

句読点は、終止符を打つ時に使うもの。慶事での使用は避けるべきとされています。返信ハガキでは、「。」や「、」を使わないのがマナーです。

しかし、友達に一言書きたい時に「。」や「、」が使えなかったらどうすれば良いのか困りますよね。この場合、適切な解決策は「スペースを空けること」です。文章の間を広めに空けることで、「。」や「、」代わりにできます。

【出席】【欠席】結婚式の招待状への返信で失敗しない書き方

手紙を書く女性
ここからは、返信ハガキの具体的な書き方を紹介します。消すべきところ・書くべきところをきちんとチェックしておきましょう。    

出席の場合の返信ハガキの書き方【表面】

表面は、「文字は二重線で消す」「宛先を「様」に書き直す」というポイントに注意してください。文字を消す時は、すべて「二重線」を使います。1文字なら斜めに、2文字以上なら縦書き・横書きに合わせた二重線を入れましょう。

線1本で修正するのはマナー違反です。

また、宛名は「相手の名前+行」になっているはずなので、この「行」を「様」に修正します。連名の場合は、それぞれの名前の下に様を付けます。
 

出席の場合の返信ハガキの書き方【裏面】

返信ハガキの裏面は、出席か欠席かで異なります。出席の場合の書き方を見てみましょう。

・「御」や「御芳」を消す
・「御欠席」を消して出席に○を付ける
・アレルギー欄も忘れずに書く
・空欄にお祝いメッセージを記載する

基本的に、裏面にある「御」や「御芳」の文字はすべて二重線を入れるのがマナーです。この時、二重線を使用せずに「御」や「御芳」の文字の上から重ねる形で「寿」と書いて消すと、より好印象です。
例えば「御出席」「御芳名」などと書かれている部分は、「御」や「御芳」を二重線、または「寿」で消しましょう。

また出席の場合、「御欠席」を消すことを忘れないでくださいね。

その他、アレルギーについて書く時にも注意が必要です。アレルギーがある時は「恐れ入りますが ○○アレルギーがありますのでご配慮いただけますと幸いです」などと書きます。

なお、必須というわけではありませんが、空欄にお祝いメッセージがあるとより好印象です。相手もきっと喜んでくれますよ。

欠席の場合の返信ハガキの書き方【裏面】

欠席を伝える場合は、「御出席の文字と「御」を二重線で消す」「欠席のお詫びとメッセージを記載する」ことが大切です。

裏面の「御」を消すのは、出席の書き方と同様です。欠席する時は「御出席」を消しましょう。また、お招きを受けられないことについて、お詫びを添えるのがマナーに適っています。

ご結婚おめでとうございます
あいにく当日は○○のため欠席させていただきます
お二人の幸せを心よりお祈り申し上げます

などと記すと良いでしょう。できれば式当日に祝電を送ると、より丁寧な印象になります。

返信ハガキをアレンジする時のアイディアとマナー

封蝋をする女性
返信ハガキといえば、近年話題になっているのが「返信アート」。イラストやデコレーションで工夫をし、祝福の気持ちを表わします。ここでは、返信ハガキをアレンジする時のマナーやアイディアを紹介します。    

返信ハガキをアレンジする時のマナー

まず大切なのが「結婚式にふさわしいか」を考えることです。華やかで品があり、誰が見ても不快感を覚えないデザインにしましょう。内輪ウケを狙うのも厳禁です。

また、あまりにも気合いを入れて作成すると重量オーバーしてしまう恐れがあります。料金が上乗せとならないよう、厚みや重さにも配慮することが大切です。

この他、意外と盲点なのが「返信先」。新郎・新婦ではなく、「新郎・新婦の両親」というケースもあります。返信ハガキをアレンジする前に、どこに返信されるのかチェックしておきましょう。

返信アートのトレンドといえば「紙刺繍」

近年流行中の返信アートは、紙に刺繍をして華やかに仕上げる「紙刺繍」です。「御」や「御芳」をハートの刺繍で消すなど、おしゃれな工夫が見られます。

ただし、きれいに仕上げるにはそれなりのスキルが必要。手先の器用な上級者におすすめです。

キャラクターのイラストは親しみやすく人気が高い

紙刺繍と並んで人気が高いのが、キャラクターのイラストを描くこと。返信ハガキがにぎやかで、親しみやすくなります。結婚式にふさわしい、クリーンでかわいいキャラクターを選びましょう。

もちろん、相手の好みのキャラクターが分かっているなら、それを描くのがおすすめです。

アイテムを使ったデコレーションもおしゃれ

スタンプやマスキングテープ、立体シールなどを駆使すると、おしゃれな返信ハガキが完成します。センス次第で華やかにも上品にもなるでしょう。

アイテムは100均ショップで揃えられるため、そこまで手間はかかりません。アイディアが思い浮かばない時は、SNSをチェックしてみるのも良いです。素敵なアイディアがたくさん見つかりますよ。

結婚式の招待状はマナーを守って返信しよう

テーブルに置かれたカード
結婚式の招待状を受け取ったら、出席の場合はなるべく早めに返信しましょう。ただし、表面・裏面とも、訂正の仕方や消すべき文字を忘れないよう注意してくださいね。

また、最近は返信ハガキに装飾する「返信アート」も人気。あなたのセンスで返信ハガキをかわいくデコレーションすると、相手もきっと喜んでくれますよ。

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