SEARCH

コラム

2021.10.05

【結婚式】招待状に貼る切手の種類。ゲストに配慮した選び方やマナーをチェック

  • facebook
  • twitter
  • LINE

結婚式の準備では、ゲストに結婚式を知らせる招待状を送ります。招待状には慶事用の切手、もしくはお祝いごとにふさわしい切手を貼るのがマナー。貼る位置や貼り方にも正しい方法があります。本記事では結婚式の招待状に貼る切手の選び方や種類、貼り方など知っておきたいマナーを紹介します。招待状を準備する際のポイントもみていきましょう。

結婚式招待状の切手の選び方

結婚式の招待状
結婚式を挙げると決めたら、招待状の準備が必要になります。招待状には、お祝いごとらしい切手を貼りましょう。まずは、結婚式の招待状に貼る切手の選び方について紹介します。

招待状の封筒用・返信ハガキ用の2種類の切手を選ぶ

結婚式の招待状の中には招待状本状、会場案内図、付箋(挙式案内状)の他、ゲストに式への参加の有無を記載してもらう返信用ハガキを入れます。招待状の封筒はもちろんですが、返信用ハガキにも切手を貼る必要があるため、2種類の切手を準備しましょう。    

切手の価格を確認して選ぶ

招待状の封筒に貼る切手の価格は、定形郵便物(長辺23.5センチ×短辺12センチ×厚さ1センチで重さは50グラム以内)と定形外郵便物で異なります。
定形郵便物の場合は、25グラム以内は84円、50グラム以内は94円です。定形外郵便物になる場合は、50グラム以内で120円。ただし、こちらは慶事用切手がありません。
招待状はデザインによって重さや長さが変わるため、あらかじめサイズを確認してから該当する切手を購入すると安心です。返信用ハガキの切手には、63円のものを選びましょう。
※切手の価格は2021年3月現在のものです。

ゲストに配慮した切手を選ぶ

切手の種類はさまざまですが、結婚式の招待状には一般的に慶事用の切手を貼ります。しかし、慶事用以外のものを貼ってもマナー違反にはなりません。親しいゲストへの招待状には、自分の好みの切手を貼るのも素敵。ただし、目上の人や年配の人はマナーを気にする場合もあるので、慶事用切手を貼るのが無難です。    

結婚式招待状の切手の種類

花々の切手とピンセット
日本郵便から発行されている切手の種類はさまざま。ここでは、結婚式の招待状にふさわしい切手の種類を紹介します。マナーを考慮しつつ、自分達らしさを出せる切手を選んでくださいね。    

種類①お祝いごとにぴったりな「慶事用切手」

慶事用切手は、結婚式などお祝いごとの郵便物に用いられる切手です。格調高い鶴や和を感じる扇などが描かれているのが特徴的。親族や目上の人などに送る招待状には、こちらの切手がおすすめです。  

種類②デザインが豊富な「特殊切手」

特殊切手は、キャラクターや鉄道、季節、花、楽器、動物、食べ物などさまざまなテーマで発行される切手です。形も四角に限らず、絵柄に合わせた形に切り出されており、オリジナリティがあります。
エンボス加工や記念押印がされているものもあり、特別感を出したい時にぴったり。好きなキャラクターや趣味に合わせた切手を貼るのも、自分達らしさを出せるのでおすすめですよ。  

種類③地元をアピールできる「ふるさと切手」

ふるさと切手は名前の通り、日本各地のふるさとをテーマに発行されている切手。その土地にちなんだ行事や特色、自然、観光名所などが切手に描かれています。招待状に貼れば、自分達の地元をアピールできるでしょう。ゲストもその場所に興味を持ったり、楽しんだりできます。
各地域のふるさと切手は、全国の郵便局で購入が可能です。地元の切手や、思い出の場所の切手を探してみるのも良いかもしれませんね。

種類④華やかな雰囲気の「グリーティング切手」

グリーティングとは英語で挨拶の意味。そのためグリーティング切手には、お祝いやご挨拶などのシーンにぴったりの絵柄が描かれています。
季節の移り変わりを感じられる美しい植物や鳥の切手から、ポップなデザインの切手まで種類はさまざま。特殊切手同様に、ユニークなデザインや形のものが揃っています。お祝いごとをイメージした「ハッピーグリーティング」シリーズの切手は、招待状の切手としても人気ですよ。

種類⑤記念に残せる「オリジナル切手」

結婚式の記念にオリジナル切手を作るのもおすすめ。ふたりのお気に入りの写真を使って作れます。モノクロ加工でおしゃれな雰囲気にしたり、ドレスアップした姿の写真で特別感のある切手にしたりするのも素敵です。フレームデザインもさまざまなので、結婚式らしい華やかなデザインの切手に仕上げられます。
オリジナル切手は郵便局の窓口、もしくは専用WEBサイトで申し込みができ、約3週間ほどで届きます。到着までを考慮し、早めに準備すると安心ですよ。

結婚式招待状の切手を貼る際のマナー

切手を貼る手
切手の準備とともに、招待状に貼る際のマナーについても確認しておくと安心です。ここでは、切手を貼る位置や貼り方、マナーについて紹介します。    

切手を貼る位置を確認する

切手を貼る位置にもマナーを意識しましょう。封筒が横書きの場合は、切手を貼る位置は右上。封筒が縦書きの場合は、左上に切手を貼ります。ハガキの場合も、同様の位置に貼り付けてくださいね。

切手の貼り方に注意する

大切な招待状には、切手も丁寧に貼りましょう。のり式の切手を貼る際は、水を含ませたスポンジ、もしくはタオルやハンカチを準備し、切手を軽く滑らせてから貼ると良いですよ。切手の中央、次に四隅の順に押さえるときれいに貼れます。
切手をまっすぐに貼りたい時は、定規などを用意すると便利です。封筒の一片と平行になるように定規を位置し、それに沿って切手を貼っていくときれいに仕上がります。ズレるのが心配な場合は、ピンセットなどを使って貼り付けていくとスムーズです。
招待状の枚数が多かったり、のり式の貼り付けが面倒に感じたりする時は、シール式の切手を選ぶという方法もあります。シートから剥がしてそのまま貼れるので、切手の貼り付けが簡単で便利ですよ。

切手は2枚に分けない

結婚式の招待状では、切手を2枚に分けないようにします。「2」は割り切れる数字で別れを連想させるため、縁起が悪いと言われているからです。切手の金額を間違えないようにし、封筒、ハガキにそれぞれ1枚の切手で足りるようにしましょう。
万が一、金額を間違えてしまった場合は、不足分の切手を貼ります。その場合、「2」を避けて3枚の切手にするという人も。「招待状が想像より重く、切手の金額が足りない」などのケースも意外とあります。そのような場合には、切手を追加で貼る、新しい招待状を準備するなど、対応をふたりで決めておくと良いでしょう。

結婚式招待状を準備する際のポイント

切手を貼った招待状
ゲストが1番最初に目にするおもてなしが、結婚式の招待状です。マナーを守り、不備のないようにしましょう。ここでは、結婚式の招待状を準備する際のポイントを紹介します。

少し多めに準備する

招待状の準備では招待状一式と切手を、それぞれ少し多めに揃えておくと安心です。筆耕を頼まずに自分で宛名を印刷、もしくは書く場合は、書き損じが生じることもあります。発注したものでも、手元に来た時に汚してしまうおそれも。また、リストアップ忘れなどでゲストが増えることもあるでしょう。万が一に備えて10~20部くらい多めに招待状を準備しておくと、慌てずにすみますよ。

発送予定日の目安を決めておく

招待状はゲストのスケジュール調整なども考慮して、結婚式の2~3ヵ月前に発送するのがマナー。準備は早めに行い、予定通り発送できるようにしておきましょう。発送予定日を決めておくと、準備の段取りがしやすいです。
また、お祝いごとは大安吉日の午前中が良いとされています。お日柄を気にするのなら、大安の日を発送予定日とするのもおすすめですよ。

手渡しの場合はマナーに注意する

招待状を手渡しするのは、郵送するよりも丁寧な渡し方です。そのため、主賓や仲人、上司や恩師などの目上の人には手渡しがおすすめ。乾杯の挨拶や祝辞などを引き受けてくれた人にも招待状を手渡しし、改めてお礼を伝えると、相手に丁寧な印象を与えるでしょう。
招待状を手渡しする場合には、突然訪問して招待状を渡すのは失礼なので、事前に結婚式の日時や場所を相手に伝えましょう。了承がもらえたら、相手の都合に合わせて招待状を渡しに行きます。
封筒の表には氏名のみを記載します。住所が書かれていると、「郵送から手渡しに変更した」と思われる場合もあるので注意してください。同様の理由で封筒の切手も貼りません。ただし、返信用ハガキの切手は貼り忘れしないようにしてくださいね。
また、封を切るのは縁起が悪いとされているため、手渡しの場合は封をしません。心配な場合は、軽くシールを貼る程度にします。

招待状にふさわしい切手で結婚式の準備をしよう

招待状を持つ手
結婚式の招待状の切手は、ゲストに配慮して選ぶことが大切。一般的には慶事用の切手が貼られますが、お祝いごとらしい華やかなデザインの切手を選ぶのも素敵です。マナーにも注意しながら、自分達らしい招待状を準備してくださいね。  

RELATED