普段使いしやすいホワイトゴールドのリング。綺麗に使い続けられるお手入れ方法も
ホワイトゴールドは、ゴールドにパラジウムや銀など白い金属を混ぜ合わせた合金です。ホワイトゴールドはプラチナと見た目が似ており、指輪の素材としても使われるもの。本記事では、ホワイトゴールドの特徴や魅力について、解説します。また、ホワイトゴールドのお入れ方法や人気のアイテムも紹介します。
ホワイトゴールドの概要
ホワイトゴールドは、名前の通り白色の合金です。指輪やネックレスなどジュエリーの素材としてよく使用されており、どんなシーンにも似合うためとても人気があります。まずはホワイトゴールドの特徴、魅力、種類などを紹介します。
ホワイトゴールドの特徴
日本語で白金と呼ばれるホワイトゴールドは、ゴールドをベースに、パラジウムや銀、ニッケルなど白色の金属を混ぜて作られます。パラジウムや銀など他の金属を混ぜることで、純金よりも硬度が高くなり、変質が起こりにくくなるのだそう。品物によっては、表面にロジウムコーティングを施して、より白さを出す場合があります。
ホワイトゴールドの魅力
ホワイトゴールドはプラチナと色が似ていて、上品な輝きを放ちます。一般的に、プラチナよりも価格はリーズナブルだと言われています。重量も軽く、毎日身に着けていても気になりません。プラチナは重厚感があり落ち着いた白色が特徴ですが、ホワイトゴールドはそれに比べると明るい白色です。
日本人の肌になじみやすい色なので、幅広い年代に似合うでしょう。結婚指輪の定番はプラチナですが、ホワイトゴールドのリングを結婚指輪に選ぶ人もいます。
ホワイトゴールドの種類
ゴールドに10金、18金などの種類があるように、ホワイトゴールドにも種類があります。指輪などのジュエリーには、18金、14金、10金のホワイトゴールドがよく使われています。
18金ホワイトゴールドは、全体の75%が純金、残りがパラジウムなど他の金属です。K18WGと表記されます。14金ホワイトゴールドは、全体の約58%が純金、約42%が他の金属。K14WGと表記されます。10金ホワイトゴールドは、全体の約42%が純金、約58%が他の金属で、表記はK10WGです。他の金属の割合が高いほど、固くなります。
ホワイトゴールドのメリット・デメリット
ホワイトゴールドはジュエリーにも頻繁に使われる金属です。結婚指輪に使われることの多いプラチナと比較するとやや価格が安いことが多いため、普段使いの指輪に選ぶ人も少なくありません。ここではホワイトゴールドのメリットとデメリットを解説します。
メリット
ホワイトゴールドは比較的軽いのに硬度が高く丈夫であるため、ジュエリーの素材としては向いています。同じように指輪の素材で人気のプラチナは純度が高いため、傷がつきやすいのですが、ホワイトゴールドは傷がつきにくい点がメリットと言えるでしょう。また、プラチナよりも手の届きやすい価格であることが一般的です。
デメリット
ホワイトゴールド、特にニッケル系の金属を混合しているものは硬く、加工が難しいため、凝ったデザインにできないのがデメリットです。また、純度が低くいろいろな金属を混ぜているため、金属アレルギーのリスクが高いとも言えます。特にニッケルやパラジウムは、金属アレルギーを引き起こしやすいようです。使用の際は注意してください。
また、ロジウムでコーティングをしている指輪の場合、摩擦でコーティングが薄くなり地の金属の色が現れ、変色して見えてしまうことがあります。この場合は、コーティングをかけ直せる場合もあるため、購入時にお店で確認しておきましょう。
ホワイトゴールドのお手入れ方法と注意点
丈夫で劣化しにくい金属のホワイトゴールドですが、きちんとしたお手入れをすることでよりその輝きを長く保つことが可能です。ここでは、ホワイトゴールドジュエリーのお手入れ方法や注意点について解説します。
専用クロスで汚れを拭き取ってからしまう
どんな素材でも、ジュエリーは外した後すぐに皮脂や汚れなどをクロスで拭き取るのが基本です。ただしロジウム加工がしてあるホワイトゴールドの場合、使用するクロスによっては傷がついたり、コーティングがはがれたりしてしまいます。強くこすらずやさしく拭き取るようにしてください。
拭き取れない汚れは、中性洗剤を使って洗うことで落とせる場合もあります。中性洗剤を溶かした水に浸けて、化粧筆のようなやわらかいブラシでなでるようにこすると汚れが落ちやすいでしょう。水洗いの後は、しっかり水気を拭き取ってからしまってください。
定期的にクリーニングを行う
しっかり毎日お手入れしていても、長く使用しているとジュエリーに汚れが蓄積します。自分では落とせない汚れをきれいにするために、定期的にお店でクリーニングを受けると良いでしょう。
ブランドによっては、アフターサービスの一環で無償のクリーニングサービスを行っています。またホワイトゴールドの場合、長期使用によってロジウムのコーティングが剥がれてしまうこともあります。その場合、有償であることがほとんどですが、コーティングのかけ直しが可能です。購入の際には、コーティングをかけ直ししてくれるジュエリーブランドを選ぶことをおすすめします。
温泉に入る時は必ず外す
ジュエリーは、温泉に入る時には外すのが基本です。温泉の成分に含まれる酸やアルカリ成分で変色したり変質したりすることもあるので、ホワイトゴールドは特に注意してほしい金属です。温泉の際は、必ず外してから入りましょう。
普段の入浴時は、着けたまま入っても基本的に問題ありません。ただし、まれに入浴剤の成分が変色の原因になってしまいます。また、石鹸やシャンプーの成分が残ってしまうと、それも変色や劣化の原因になるため注意してください。
ホワイトゴールド以外でジュエリー向きの金属は?
ホワイトゴールド以外にも、ジュエリーに使用される金属にはさまざまな種類があります。ここではホワイトゴールド以外で、ジュエリーによく使われる金属を紹介します。
プラチナ
プラチナは結婚指輪の定番素材です。輝きも失われにくく変色が起こりにくいため、長時間身に着ける結婚指輪に向いています。やわらかい金属で加工しやすいのも特徴で、凝ったデザインのリングも作りやすいでしょう。金属アレルギーも起きにくいと言われています。
イエローゴールド・ピンクゴールド
ゴールドにはホワイトゴールド以外にも、イエローゴールドやピンクゴールドが存在します。イエローゴールドは華やかさのある色で、日本人の肌になじむ色です。ピンクゴールドは、銅を混ぜておりピンクがかった色。やわらかく優しい印象を与えます。どちらもプラチナと同じように劣化が起きにくく、価格はリーズナブルであることが多いです。結婚指輪として選ぶカップルも増えています。
フェスタリアおすすめのホワイトゴールドリング
最後に、フェスタリアで人気のホワイトゴールド素材のリングを紹介します。ペアで使えるシンプルなデザインのホワイトゴールドリングなら男性でも着けやすいので、恋人とおそろいで身に着けてみてはいかがでしょうか。
ねじれデザインが美しいホワイトゴールドリング
女性:22,000円(税抜)
男性:25,000円(税抜)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
まるでふたりが手を取り合っているかのように見えるデザインのホワイトゴールドリング。女性用には、センターにメレダイヤがあしらわれています。ペアジュエリーで、男性用はダイヤがなくシンプルなデザインです。ビジネスシーンでも着けやすいですね。
気品があるハーフエタニティホワイトゴールドリング
¥40,000(税抜)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
ダイヤモンドがホワイトゴールドの土台に連なる、ハーフエタニティデザイン。上質な輝きが指先に華やかさを添えます。ラウンドブリリアントカットのダイヤが、上品に指先で輝きます。
特長を知ってホワイトゴールドの指輪でおしゃれを楽しもう
着け心地が軽く、フォーマルにもカジュアルにもなじみやすいホワイトゴールドは、普段使いのジュエリーにぴったりの素材です。メリット・デメリットやその特徴を理解して、ホワイトゴールドのジュエリーでおしゃれを楽しみましょう。