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コラム

2022.02.16

「結婚式の席次表」の作り方。盛り込む内容や手作りのメリットをチェック

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席次表とは、披露宴会場でゲストが座る席の位置を記載したもの。最近では席の位置だけでなく、新郎新婦のプロフィールなども記載した席次表が人気です。この記事では席次表に盛り込む内容や手配方法を紹介します。席次表を手作りするメリットや作成スケジュール、デザインアイディアもチェックして、ゲストが喜ぶ席次表を作りましょう、

結婚式の席次表に盛り込む内容

数部重ねられた席次表
席次表とは、結婚式でゲストが着席する場所を示したもので、受付でゲストに渡して座席を案内します。披露宴会場のレイアウトに、ゲストの席と名前、肩書などが印字されています。座席だけでなくゲストの紹介も兼ねているのが特徴です。最近では、結婚式開始前の時間を楽しんでもらえるように、凝った席次表を作成する新郎新婦も増えています。
席次表に盛り込まれることが多い内容の例をいくつか紹介します。
【席次表に盛り込む内容例】
  • ふたりのプロフィールや馴れ初め
  • ふたりの思い出の写真、または幼少期の写真
  • 結婚式のプログラム
  • 料理のメニュー表
  • 新居の案内
  • 新郎新婦からゲストへのお礼の挨拶やメッセージ

結婚式の席次表を手配する方法

業者と打ち合わせをするカップル
席次表の手配には、結婚式場やその提携事業者、または外部の事業者へ依頼する方法、そして自分達で手作りする方法があります。まずは、席次表を手配する方法とそれぞれの違いをチェックしましょう。

①結婚式場・提携事業者に依頼する

結婚式場もしくは提携事業者に依頼すると、見やすくてわかりやすい席次表を作れます。1部当たりの単価は高くなりますが、最も確実で安心な方法です。数は限られるものの、カタログの中から好きなデザインを選べます。

②外部の事業者に依頼する

結婚式のペーパーアイテムを扱う外部の専門事業者に依頼する方法もあります。専門に取り扱っているため、デザインの種類が豊富です。結婚式場に依頼するよりも、ややコストが抑えられるようです。
ただし、事業者ごとにプランの料金や内容が異なり、結婚式場によっては持ち込み料がかかる場合も。依頼する際は、デザイン・入稿代・印刷代が料金プランに含まれるかなども確認しましょう。

③一部を事業者に依頼する

手作りキットを活用して席次表を作ることもできます。デザインを選び、自分でゲストの名前などを入力していく方法です。手作りキットを販売している会社は多いため、豊富なデザインの中から好みのものを選べます。電話やメールでサポートしてくれる会社もあるので、チェックしてみましょう。

④すべて自分達で手作りする

パソコン作業・デザインが得意な人は、自分達で作るのもおすすめです。最近は、席次表に使える素材や無料のイラスト素材がたくさんあるので、手作りする人も増えています。

結婚式の席次表を手作りするメリット・デメリット

結婚式のペーパーアイテムの準備
席次表のコストを抑えたい場合は、手作りすることを検討しても良いでしょう。ただし、手作りをする場合は、かかる時間や労力を考えることも必要です。手作りの席次表のメリットとデメリットを紹介します。

結婚式の席次表を手作りするメリット

手作りすると、自分達で好きなようにデザインできるため、オリジナリティに富んだものが作れます。また、1部当たりのコストが抑えられるのもメリットです。例えば、ゲストの人数が50人の場合、1部につき100円コストを抑えると、合計5,000円のコスト削減が可能に。ゲストが急に増えた場合でも、自分達で部数を追加すれば良いので、すぐに対応できます。

結婚式の席次表を手作りするデメリット

手作りの場合、構成やレイアウトなどを行うパソコンのスキルが必要です。作成するための時間と労力もかかります。細かい作業が苦手な人や作成に時間を割けない人は、結婚式場や専門の事業者に依頼した方が良いでしょう。

結婚式の席次表の作成スケジュール

カレンダーを見てやることリストを作成する女性
席次表の作成には結婚式の4ヵ月前から取りかかると、余裕をもって準備できます。次に、結婚式の1ヵ月前~4ヵ月前までの席次表作成のスケジュールをチェックしておきましょう。

【結婚式3~4ヵ月前】手作りか依頼かを決める

結婚式の3~4ヵ月前までに、手作りするのか、事業者に依頼するのか決めておくと、後ほど焦らずにすみます。それぞれのメリットとデメリットをよく考えたうえで、どちらにするかを決めてプランナーに報告しましょう。

【結婚式2~3ヵ月前】デザインを決める

事業者に依頼する場合は結婚式の3ヵ月前までに、会場の雰囲気や結婚式のスタイル、結婚式を行う季節などに合うデザインを選びます。手作りする場合も、2~3ヵ月前までにはデザインや印刷する紙の素材などを決めましょう。

【結婚式1ヵ月前】席次を決める

結婚式の1ヵ月前は招待状の返信が届き終える頃。ゲストの出欠を確認しながら席次を決めていきます。新郎新婦の席(高砂やメインテーブル)に向かって左側に新郎のゲストを、右側に新婦のゲストを配置するのが基本です。
新郎新婦に最も近い席が上座、最も遠い席が下座として、主賓→職場の上司→職場や学生時代の先輩→同僚・友人→後輩→親族→親の順で配置しましょう。    

【結婚式2週間前】原稿を確認する

2週間前までに席次表の原稿を確認します。名前や肩書の誤字・脱字がないか、入念にチェックすることが大切。プランナーにも確認してもらうと、自分達では気づけなかったミスにも気づいてもらえます。確認後、問題がなければ印刷を開始します。

結婚式の席次表のデザインアイディア

素敵な席次表を作って、披露宴の時間をゲストの皆さんに楽しんでもらいたいですよね。最後に席次表のデザインアイディアを紹介します。    

巻物のようにくるくる巻く

巻物スタイルの席次表
ここ数年で人気なのが、巻物のような「くるくる席次表」です。席次表の紙をくるくる巻いて、麻紐やリボンで結びます。クラフト紙を用いて、英字で書くとおしゃれな雰囲気の席次表に仕上がります。    

席次表の背景に写真を入れる

インスタントカメラで撮った写真
白紙に黒字で印刷されたシンプルな席次表の背景に、ふたりの思い出の写真や季節の写真、結婚式のコンセプトに合った写真などを入れると、おしゃれな雰囲気に仕上がります。    

ゲストの似顔絵やキャッチフレーズを加える

タブレットで似顔絵を描く人
ゲストの似顔絵イラストを加えると、手が込んだおもしろい席次表に。さらにキャッチフレーズを加えれば、ゲストの人柄や新郎新婦との関係性がわかり、ゲストに喜ばれる席次表に仕上がるでしょう。

素敵な結婚式の席次表でゲストをもてなそう

披露宴を行う会場
席次表には結婚式の席順だけでなく、新郎新婦のプロフィールや馴れ初め、結婚式のプログラム、料理のメニュー表などを記載することもできます。作成方法は、それぞれのメリットやデメリットを考慮してから決めましょう。ゲストが結婚式が始まる前の時間も楽しめるよう、素敵な席次表を作ってくださいね。

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