結婚のための資金に使える「ブライダルローン」とは
ブライダルローンはその名の通り、結婚資金として活用できるローンのこと。結婚式は大きな出費が必要となるため、ローンを活用する人も多いようです。まずはブライダルローンの概要や特徴について、またブライダルローンの適用される範囲について紹介します。
ブライダルローンとは？
ブライダルローンとは、結婚に必要な費用を借り入れられる制度です。使い道が結婚に関わる費用のために限定されているため、金利が低いのが特徴。挙式や披露宴のために使われることがほとんどです。結婚式場の支払いは「前払い」が一般的なため、支払いのために借り入れを行って返済するパターンが多いそう。ブライダルローンを組めるのは、銀行、信販会社などです。
ブライダルローンは何に使える？
ブライダルローンは、結婚に関する支払いにのみ利用できます。ここで、具体的にどんなものに使えるのかの一例を紹介します。
- 結婚式や披露宴のための費用
- 婚約指輪や結婚指輪の購入費用
- 新婚旅行の費用
- 新居への引越し費用
- 家具家電の購入費用
ただし、ブライダルローンの適用範囲はローン会社によって異なります。
ブライダルローンのメリットとデメリット
ブライダルローンを利用すれば、予算に余裕が出て自分達の思い描いた理想的な結婚式が挙げられるかもしれません。ただしブライダルローンを検討するなら、そのメリットとデメリットをきちんと理解しておくことが大切。ここではブライダルローンのメリットとデメリットについて解説します。
メリット①低金利で借り入れできる
ブライダルローンは利用可能な支払いが限定されているため、金利が低めに設定されています。結婚のための借り入れにはブライダルローン以外にフリーローンやカードローンも使えますが、こちらは金利が高め。例えば一般的なカードローンの金利は3%～15%ですが、ブライダルローンの金利は4%～7%程度と言われています。事前にいろいろなローンを比較して、できるだけ低い金利で借りられるところを探しましょう。
メリット②借り過ぎを防げる
ブライダルローンは結婚資金としてしか使えないため、必要以上に借りすぎるのを予防できる点もメリットです。利用金額の上限が設定されていることも多く、追加融資も基本的にはできません。
デメリット①提出書類が多く融資までに時間がかかる
ブライダルローンは提出書類が多く、融資に時間がかかる点はデメリットです。本人確認書類はもちろん、収入証明のための書類も必要です。その他にも、使い道が限定されるため結婚式場や旅行会社からの見積などの確認書類を提出する必要があります。
申込みから融資決定までは、おおよそ1～3週間ほどかかります。スムーズに融資を受けるために必要書類は、予め揃えておきましょう。
デメリット②審査のハードルがやや高い
ブライダルローンは、カードローンなどと比較すると審査が厳しいと言われており、融資のハードルが高いのがデメリットです。特に所得が不安定だと通りにくいようです。金利を優先するならブライダルローンから検討して、もし審査に落ちてしまったらカードローンを検討してみてはいかがでしょうか。
ブライダルローンの選び方とポイント
ブライダルローンにはさまざまな種類があります。それぞれに借り入れの条件は異なるので、いくら借りるのか、なんのために借りるのかによって自分達にふさわしいローン会社を選びましょう。ここではブライダルローンの選び方とポイントを解説します。
借入金額で選ぶ
ブライダルローンを検討する時は、いくら借り入れが必要かを明確にするのがポイントです。ブライダルローンには上限金額が設定されていることがほとんど。全体でいくらかかるのか、そのうち手持ちのお金で払う部分はいくらか、ローンをどれくらい利用するかをしっかり把握しておきます。
金利で選ぶ
ブライダルローンの金利はローン会社によって異なるので、複数社で比較検討するのがおすすめです。条件次第で金利が割引になる場合もあるので、各社の契約内容をしっかりチェックしましょう。
使い道で選ぶ
どの費用の支払いのために利用するか、使い道で選ぶのも大切です。ブライダルローンは、会社によって使える項目が異なります。挙式費用以外に新婚旅行や指輪購入費用などの目的で借り入れしたい人は、概要するものにローンを使えるかどうか事前に確認をしてください。
ブライダルローンの借り方と返し方
ブライダルローンの借り方について、簡単な流れを紹介します。
- 資料請求や問い合わせを行い、ローンの条件や内容を確認する
- 借入金額と返済計画を立てる
- 申し込みを行い、仮審査を受ける
- 仮審査通過後、必要書類を提出する
- 本審査を受ける
- 本審査を通過したら振込が行われる
審査の前に必要書類を準備しておくと、融資までがスムーズです。
ブライダルローンの返済方法は、一括返済もしくは分割での返済です。結婚式後にご祝儀で一括払いする方法もあります。一括払いにすると利息の負担額が少なくてすみますが、繰り上げ返済になり手数料が必要な場合もあります。ローン申し込み時に返済方法までしっかり考えておくことが大切です。
ブライダルローンの審査基準
ブライダルローンで融資を受けるためには、一定の審査基準をクリアすることが必要です。カードローンなどと比較すると厳しいとも言われる、ブライダルローンの審査基準について見ていきましょう。
安定した収入があることが最低条件
ブライダルローン審査基準にはさまざまなものがありますが、大前提は安定した収入があることです。ほとんどが満20歳以上の年齢制限があります。ただし親が審査を通る条件を満たしていれば、親の名義で借りることも可能です。年収が低かったり、勤続年数が短かかったり、カードの滞納履歴があったりなど、信用情報の内容が悪いと通りにくいと言われています。
審査に必要な書類
ブライダルローンに必要な書類は、一般的に下記の3つです。早めに準備しておきましょう。
| 書類 |
具体例 |
| 本人確認書類 |
運転免許証、健康保険証、パスポートなど |
| 収入証明書 |
給与証明書、源泉徴収票、課税証明書など |
| 使途確認書 |
結婚式場の見積書、旅行会社の見積書など |
ブライダルローンを利用する場合の注意点
ブライダルローンは結婚費用に特化したローンであるため、一般的なフリーローンやカードローンを借りるときとは異なる注意点もあります。ブライダルローンを利用するときに押さえておきたい注意点を確認しましょう。
支払い済の費用には利用できない
ブライダルローンは、既に支払った費用には使用できないことを覚えておきましょう。予め何にいくら必要かを洗い出し、ローンの適用範囲を確認して、どの費用に充てるのかを検討してください。
希望金額を借りられるとは限らない
ブライダルローンには借り入れ上限額があることが、ほとんどです。上限額は金融機関や借りる人によって異なります。審査には申込者の返済能力も加味されます。そのため、必ずしも希望する金額のローンが組めるわけではありません。
フェスタリアで人気のブラッジリング
ブライダルローンのなかには、婚約指輪や結婚指輪の購入費用をまかなえるものもあります。最近では、婚約指輪と結婚指輪を兼ねたブラッジリングという選択肢も。最後にフェスタリアで人気のブラッジリングを紹介します。
ストレートラインでシンプルなデザインのブラッジリング
フェスタリアの「Lead Star リードスター」
左 ¥143,000（税込） 右 ¥187,000（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
大小ふたつの星が映し出される、フェスタリアオリジナルカットの“Wish upon a star®”ダイヤモンドがセンターに輝くデザイン。エンゲージリングとマリッジリングを兼ね備えた、人気のブラッジリングです。想いを込めたダイヤモンドを普段から気兼ねなく身に着けられます。
無限をイメージしたラインが魅力のブラッジリング
フェスタリアのInfinity Star インフィニティスター
左 ¥132,000（税込） 右 ¥176,000（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
「無限＝∞」を表す「インフィニティ」をイメージしたリング。メインには、大小ふたつの星がカットの中に映し出されるフェスタリアのオリジナルカット“Wish upon a star®”ダイヤモンドをあしらっています。引っ掛かりのないセッティングのため、普段使いしやすいのが特長。すっきりした幅感のウェーブラインは指を美しく見せてくれます。
計画的なブライダルローンで理想の結婚式を
結婚資金に不安があるカップルの心強い味方、ブライダルローン。ブライダルローンを利用すれば、予算に余裕もでき、自分達が理想とする結婚式ができるかもしれません。ただし、ローン利用時には返済計画などをじっくり考える必要があります。計画的に借り入れと返済の計画を立て、素敵な結婚式を実現してくださいね。
