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コラム

2022.07.15

結婚式費用の支払い方法は?支払うタイミングや費用分担について解説

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結婚式費用の平均総額は300万円を超えています。このように結婚式は大きな金額が動くため、滞りなく支払えるよう支払い方法や支払うタイミングをしっかりと確認しておきましょう。この記事では、結婚式費用の支払い方法や支払うタイミング、費用の分担方法、ブライダルローンの審査基準を紹介します。

結婚式費用の支払い方法

結婚式費用は振込・現金手渡し・クレジットカード・ブライダルローンなどの支払い方法があります。それぞれの支払い方法の詳細を見て、自分達の状況に合ったものを選択しましょう。

支払い方法1.結婚式場の口座に振り込む

銀行窓口で振込用紙を記載する人
まず紹介するのは、指定された期日までに結婚式場の専用口座に振り込む方法です。多くの式場ではこの支払い方法が採用されています。式場の口座へ振込は銀行窓口で行うことをおすすめします。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2021 首都圏」によると、結婚式にかかった費用の総額は平均323.6万円でした。ATMも利用できますが、これだけの金額だと1日の振込金額の制限に引っかかってしまう可能性が高いです。大手銀行の場合だと、1日のうちに振り込める金額は100万円までのところが多いでしょう。
そのため、基本的にATMでは結婚式費用を1日で支払い切ることはできません。しかも、振り込むたびに振込手数料がかかってしまいます。窓口も振込手数料はかかりますが、1回で振込できるため、手数料も1回分で済みます。

支払い方法2.現金を手渡しする

現金を確認する夫婦
式場に現金を持っていき、直接スタッフに支払う方法もあります。現金を手渡しするため、振込手数料がかからないのがメリットです。しかし、300万円ほどの大金を持ち歩くことになるため、式場までの道中は注意して管理しなくてはいけません。不安な人は、支払い方法を変更できないかを早めに担当者に相談しましょう。

支払い方法3.クレジットカードで支払う

クレジットカードを手に持つ花嫁
式場によりますが、クレジットカード決済が行えるところもあります。支払額が大きいため、カードのポイントがたくさん溜まるのが魅力です。
一時的に利用限度額を上げてくれるクレジットカード会社もあります。利用限度額が低い人は会社に問い合わせて、限度額を上げてもらえるかを聞いてみましょう。それが難しい場合は、2枚以上のクレジットカードを使って決済できるか式場に確認するのも手です。
翌月引き落としの場合、ご祝儀を返済に充てられるといったメリットがあります。ただし、分割払いやボーナス払い、リボ払いなどを選択したときは、手数料や当面の資金繰りに気を付けてくださいね。

支払い方法4.ブライダルローンを組む

契約を結ぶカップル
結婚式や新婚旅行など、結婚に関する費用でのみ利用できるブライダルローンを使う方法もあります。ブライダルローンは使い道が限定されているため、一般的なカードローンよりも金利が低いです。
しかし、ブライダルローンがあると家や車、携帯電話などをローンで組めなくなるケースがあります。自分達にとって利用した方が良いかどうか、しっかりと検討しましょう。ブライダルローンの審査基準や利用方法については後ほど詳しく解説します。

結婚式の費用を支払うタイミング

結婚式の日付が記載されたカレンダー
支払うタイミングは式場ごとに異なります。ここでは結婚式費用を支払うタイミングを見ていきましょう。

ケース1.結婚式の1週間前までに支払う

多くの式場で採用されているのは、結婚式の1ヵ月前~1週間前までに支払いを済ませるケースです。結婚式前に支払いを終えなければならないため、自己資金を多く用意する必要があります。
このタイミングで支払うとなった場合、ブライダルローンを検討する新郎新婦もいます。ちなみに、結婚式当日で発生したゲストの着付けやプラン外の追加ドリンク、延長などの追加費用は、結婚式当日もしくは後日に別途精算が必要です。

ケース2.結婚式当日に支払う

結婚式が終わった後に精算をするパターンがあります。会費制の結婚式はこのタイミングで支払いを済ませるところが多くあるようです。
このタイミングは、ご祝儀を結婚式費用にあてられるというのが魅力。ただし、結婚式後すぐにご祝儀を開封して計算をしなければいけないため、慌ただしくなるかもしれません。また、ご祝儀だけではすべての資金が支払えないことも少なくはありません。必ず自分達で十分な金額を用意しておきましょう。

ケース3.結婚式後決められた期日までに支払う

結婚式の翌日以降、期日までに費用を支払うケースもあります。ご祝儀を結婚式費用に充てられ、不足分を後から別で支払う必要がないというのがポイントです。支払期日までゆとりがある場合は、その期間を使って資金を調達することも可能でしょう。
しかし、後払いが選択できる式場は少ないのが現状です。後払い希望の場合は、式場探しの時点で確認するようにしましょう。

結婚式費用の分担方法

結婚式の費用を確認する人
結婚式の費用分担についても、パートナーと話し合っておくことが大事です。ここでは分担のパターンを3つ紹介します。

1.新郎新婦で折半する

多くの新郎新婦は、結婚式の総額費用を半分ずつ分担しているようです。お互い同額を支払うため、パートナーと揉めることは比較的少ないでしょう。

2.招待人数に応じて費用を分担する

ゲストの招待人数に差がある場合は、結婚式にかかった総額をゲストの人数で割って算出し、それぞれの招待人数分の費用を分担する手もあります。招待人数が多いほど料理や引き出物などの費用がかかるため、この方法を取っているようです。
もしも新郎側のゲストが60名・新婦側のゲストが40名だとしたら、負担割合は新郎側が60パーセント・新婦側が40パーセントになります。

3.項目ごとに費用を分担する

項目ごとに費用を分担するというカップルもいます。例えば新婦の場合、ドレスのグレードアップや小物の追加などでかかった金額は自己負担です。
このように分担する場合、会場使用料や挙式料などの固定費は折半、ゲストにかかる費用は招待人数に応じて決めるなどされています。

ブライダルローンの審査基準と借り入れるまでの流れ

ブライダルローンの説明を受けるカップル
ブライダルローンを検討している人は、できるだけ審査の基準や必要なものを早めに把握し、申し込み手続きを行いましょう。最後に、ブライダルローンの審査基準やお金を借り入れるまでの流れを紹介します。

ブライダルローンの審査基準

ブライダルローンには以下のような審査基準が存在します。
<審査基準>
  • 満18歳以上
  • 安定した収入がある人
  • 信用情報に問題がない人
金融機関ごとに条件は異なりますが、年収300万以上など、一定以上の収入があるかを基準にしているところが多くあります。
また、勤続年数が3年以下などと短い場合は審査に通らないことも。他には、過去の支払いや返済が適切に行われてきたかなどの情報もチェックされます。

ブライダルローンを借り入れるまでの流れ

ブライダルローンでお金を借り入れるまでの流れは、主に以下の通りです。
<お金を借り入れるまでの流れ>
  1. 資料請求やホームページなどでローンの内容、申し込み条件を確認する
  2. 返済計画を立て、借り入れ金額を決める
  3. 必要書類を準備する
  4. 金融機関によるローンの審査後、口座に振り込まれる
ここで言う必要書類とは、収入証明書・資金の使い道を確認できる書類(式場の請求書または見積書など)のことです。ブライダルローンは審査に時間がかかるため、利用したいのであれば早めに手続きを行いましょう。
ブライダルローンについて詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。

自分達に合った結婚式の支払い方法を選択しよう

契約を結ぶカップル
結婚式費用を支払うタイミング・支払い方法は式場ごとに異なります。余裕を持って資金調達できるよう、できるだけ早い段階で確認をしておきましょう。前払いが厳しい場合は、ブライダルローンを利用する方法もあります。パートナーとよく話し合い、自分達に合った支払い方法を選択しましょう。

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