婚約と結婚の違いとは。婚約の方法や結婚までの流れを解説
婚約は結婚の約束をすることを指し、結婚は入籍し法的に夫婦となることを指します。2つは似ている言葉ですが、それぞれ異なる意味を持ちます。婚約と結婚の意味の違いを正しく理解し、言葉を使い分けましょう。また婚約がどのようにして成立するのか、婚約から結婚までの流れや行うことについても解説します。
婚約と結婚の違いを正しく理解しよう
結婚と婚約は、異なる意味や定義を持つ言葉です。まずは結婚と婚約の違いを正しく理解しましょう。
婚約とは
婚約は、結婚の約束を結ぶことです。婚約について、実は法的に決まりはありません。つまり、何をもって婚約が成立しているという明確な基準がないのです。ただし婚約には行政的な手続きは不要ですが、法的効力はあるとされています。婚約後は、お互いが結婚を成立させるために誠意を持って交際するという努力義務が生まれます。一般的な婚約期間は、6ヵ月～1年程度です。
結婚とは
日本における結婚とは、婚姻届を自治体に提出して入籍し、戸籍上の夫婦となることを指します。結婚すると夫婦で新しい戸籍をつくったり、同居してお互いに協力し扶助する義務や婚姻費用の分担の義務が発生したり、相続など権利が発生したりします。法的な義務や権利が生まれるのが、婚約との違いです。
婚約が成立する方法
婚約には法的な決まりや手続きはないため、はっきりといつから婚約していると証明するのは難しいことがあります。ここでは、一般的に婚約が成立したと考えられるパターンを紹介します。
言葉でプロポーズする
最もスタンダードな婚約の成立は、プロポーズです。カップルのうちどちらか片方から、結婚の意思を相手に伝えることをプロポーズといいますが、それだけでは婚約成立ではありません。プロポーズに対して相手が了承すれば、婚約は成立となります。プロポーズは言葉だけの口約束でも成立するとされています。
婚約指輪など記念品を贈る
婚約は、婚約指輪や花などの記念品を贈ることでも成立します。婚約は口約束でも成立するため、それだけは不安になる人もいるでしょう。そのため結婚の約束をしたことを形で表す目的で、婚約記念品を贈ります。代表的な贈り物は、婚約指輪です。
婚約指輪をしていると、周囲に婚約中であることを示せます。婚約指輪以外の贈り物として、花束を贈る人もいるようです。バラの花が定番ですが、決まりはないので相手の好きな花でも良いでしょう。
結納をする
結納は、日本の伝統的な婚約の儀式です。結納をすれば、両家が正式に結婚の約束を交わしたことになります。地域によって違いはありますが、「縁起物」や「結納金」を取り交わします。最近では結納を行わないかわりに、両家が顔をあわせて食事会をするケースも多いようです。個人同士だけでなく親同士の対面を行うことで、けじめになり、互いの親も安心するでしょう。
婚約から結婚までの流れ
婚約が成立したら、ふたりで結婚へ向けてさまざまな手順を踏まなくてはなりません。ここからは、婚約から結婚までの流れを確認してみましょう。
1.両家の親へ挨拶、婚約の報告をする
プロポーズを受けるなどふたりの結婚の合意があり婚約が成立したら、お互いの親への報告と挨拶を行います。まずは婚約をしたことを報告して、相手の親へ結婚の許しを請います。交際中から相手側の親と面識があって親しくしていても、改めて結婚の意思を誠意を持って伝えることが重要です。正式に結婚の承諾を得れば、互いの親から認められた婚約者となります。
2.両家の顔合わせを行う
両家の親に承諾をもらったら、両家の顔合わせをします。両家で食事会を開き、互いの家族の親睦を深めます。料亭や格式の高いレストランなどで行うことが一般的です。両家の人間関係を良好にする場を設けることは、今後の結婚生活をスムーズに送るために不可欠と言えます。
3.結婚式へ向けて準備をスタートする
結婚式を挙げる予定があれば、結婚式の準備に取り掛かります。まずはどんな式にしたいかイメージを思い浮かべ、式場の下見やブライダルフェアに参加すると良いでしょう。結婚式の準備は、平均8ヵ月ほどかかると言われています。やることや決めることがとても多く、時間も手間もかかるため、ふたりでお互いに協力して準備を進めてくださいね。
4.職場や友人へ報告する
勤め先や親しい友人など、周囲に婚約したことを報告しましょう。職場であれば、報告をした流れで結婚式の招待状を直接渡すのがスムーズです。結婚後の働き方についても含めて、上司に伝えてください。結婚によりさまざまな手続きを行う必要があるため、余裕を持って報告することをおすすめします。友人への報告はいつでも構いませんが、結婚式に出席してほしい等の場合は早めに伝えておくと親切です。
5.婚約指輪や結婚指輪を購入する
婚約指輪や結婚指輪も、婚約期間中に購入することが多いようです。結婚式をするなら挙式に間に合うよう、当日の2～3ヵ月前には用意しておくと良いでしょう。
6.新生活の準備を始める
まだ同居していない場合、ふたりで生活を始める新居を探す必要があります。どちらかの家にもう片方が引っ越す場合でも、準備は必要です。年度終わりや始めなどオンシーズンの引っ越しを予定しているなら、希望日に対応してもらえないことも。早めに準備しておくことが大切です。新居で使う家具家電の購入も同時に進めましょう。
7.婚姻届を提出する
婚姻届を市町村の窓口に提出して受理されることで、婚約期間は終了します。スムーズに手続きを行うために、婚姻届や必要書類、印鑑などは余裕を持って準備しておきましょう。
フェスタリアのおすすめ婚約指輪
婚約記念品の定番である婚約指輪ですが、最近はプロポーズの後にふたりで選ぶカップルも増えているようです。最後にフェスタリアおすすめの婚約指輪を紹介します。
王道のソリティアデザインの婚約指輪
フェスタリアのDiamond Fairy ダイヤモンド フェアリー
¥220,000～（税込）
婚約指輪の王道、センターにダイヤモンドをあしらったソリティアデザインの婚約指輪です。大小ふたつの星が映し出されるフェスタリアのオリジナルカット “Wish upon a star®︎” ダイヤモンドをセンターにセッティングして、サイドはダイヤモンドの精が伸びやかに舞う優美なラインを表現しました。年代を問わず、人気のデザインです。
ボリューム感がゴージャスな婚約指輪
フェスタリアのLien Etoile リアンエトワール
¥473,000～（税込）
2本のラインが交わった躍動感のあるデザインの婚約指輪。メインの “Wish upon a star®” ダイヤモンドをセンターに、そのサイドに小さめのダイヤモンドを配置して、存在感抜群のデザインです。“Wish upon a star®” ダイヤモンドは、星の形の爪で留められているのも特徴です。
アームのカーブラインが美しい婚約指輪
フェスタリアのAlbireo アルビレオ
￥264,000～（税込）
光の羽を広げた白鳥のように優雅なラインが美しい婚約指輪。センターに “Wish upon a star®” ダイヤモンドをあしらい、アームにはメレダイヤを配置しています。カーブを描いたアームが、指先をほっそり見せてくれますよ。
婚約と結婚の違いを理解して夫婦になるまでの流れを理解しよう
婚約は結婚までの準備期間であり、結婚は法的に夫婦となることを指します。婚約には正式な手続きや法的な決まりはなく、ふたりの結婚の意志さえあれば婚約は成立します。スムーズに入籍するために、婚約期間は行うべきこともたくさん。婚約から結婚までの流れややるべきことを把握して、ふたりらしい婚約の形を叶えてくださいね。
