婚約とは?定義、結婚までの流れ・婚約にかかる平均相場を解説
婚約とは、カップルが結婚を約束している状態のことを言います。プロポーズをして承諾を得られれば婚約成立のイメージがありますが、法的な決まりはありません。婚約することで結婚への意志を固められ、スムーズに準備を進めていけるでしょう。今回は婚約の定義や婚約にかかる平均相場、結婚までの流れを解説します。
婚約とは
婚約とは、カップルが結婚して夫婦になると誓い合うこと。法律的な定めはありませんが、ふたりが結婚の意志を確認し合っているかが大切です。まずは婚約の定義を始めとする基礎知識を確認しましょう。
婚約の定義
婚約とは、カップルの当人同士が結婚の約束をしている状態を指します。ふたりが合意していれば書面などは必要なく、口約束でも成立します。ポイントはお互いがきちんと結婚の意志を確認していること。プロポーズや婚約指輪があること、周囲に結婚する意志を表明するなどで、より明確に婚約状態にあると言えます。
法律的な定めと法的効力
婚約に関して法律的な決まりはありませんが、結婚に向けた行動の有無が法的に婚約状態にあるかの判断材料になります。婚約の成立が認められる可能性がある行動例は以下のとおりです。
<婚約成立が認められる可能性のある行動例>
・婚約指輪を購入している
・結婚式場を予約している
・同居を開始している
・結納を交わしている
・友人や知人などの第三者に婚約を伝えている など
婚約状態にあることで誠実に交際し、結婚生活を始められるよう努力する義務が生じます。正当な理由のない一方的な婚約破棄や不貞行為に対しては、損害賠償などの法的措置が取られる可能性もあります。
婚約にかかる平均相場
ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、婚約にかかる平均相場は73万円です。金額には両家顔合わせと婚約・結婚指輪の購入費用が含まれます。具体的な内訳は以下のとおりです。
<婚約にかかる平均相場73万円の内訳>
・両家顔合わせ:6.7万円
・婚約指輪:38.2万円
・結婚指輪(ふたり分):28.1万円
結納式を行う場合は上記に加えて20.6万円程度かかる想定をしておきましょう。
婚約するメリット
婚約することでふたりの結婚への意志を固められたり、結婚に向けた準備をスムーズに進められたりするメリットがあります。結婚に向けて意志が固まることで気持ちが引き締まり、行動に責任感が芽生えやすくなるでしょう。
結婚への意識が高まることで親への挨拶や結婚指輪の購入、新居への引越しなどの具体的な行動に移しやすく、周囲からの協力も得られるため結婚準備を段取り良く進められます。
婚約する3つの方法
婚約するにはプロポーズや婚約指輪を贈るなどの方法があります。また、結婚をするふたりだけではなく、両家で集まって結婚の約束をする結納も婚約方法の一つです。婚約の方法を詳しく紹介します。
①プロポーズをする
プロポーズにパートナーが了承すれば、婚約成立です。プロポーズの際はパートナーに結婚の意志を明確に示す言葉で伝えることが大切です。「これからも一緒にいてね」などは、シチュエーションによってはプロポーズと受け取られない場合も。「結婚してください」と明言しましょう。
②婚約指輪を贈る
婚約指輪を始めとした婚約記念品を贈るのも婚約した証になります。パートナーに婚約指輪を身に着けてもらうことで、周囲にも婚約を公にできます。プロポーズの際に添えることで、結婚の約束であることを確実に意識してもらえるでしょう。
③結納をする
両家が集まって結婚の約束を確認する結納も、婚約を公にする機会になります。結納とは、両家が親族関係になることを約束する伝統的な儀式のこと。仲人を立てる正式結納と料亭やレストランなどで結納品を贈り合う略式結納があります。
現在は結納の代わりに両家顔合わせや食事会を開くカップルも増えています。親の意向や地域の習慣などをあらかじめ確認しておくことが大切です。
婚約から結婚までの流れ
婚約後は親への挨拶を始め、両家の顔合わせや指輪の検討など、結婚に向けた準備を進めていきましょう。婚約から結婚までの流れを紹介します。
1. ふたりの親へ挨拶をする
婚約をしたら、早めに親に会いに行って結婚の挨拶をします。順番は女性側の親へ先に挨拶するのが一般的です。訪問する際はフォーマルな服装で行き、手土産を持参しましょう。挨拶の際に結納や両家顔合わせに関して親の意向も確認しておきましょう。
2. 婚約・結婚指輪の購入を検討する
結納では婚約記念品を交換するのが一般的なため、婚約指輪を贈る場合は結納や両家顔合わせまでに購入するのが望ましいとされています。また、婚約指輪を受け取ったパートナーはお礼として時計などの記念品を贈ることが多いようです。
結婚指輪も手元に届くまでに1〜2カ月かかるため、結婚式を挙げる場合は早めに検討が必要です。いくつかお店を回り、さまざまなデザインや素材を確認して選びましょう。
3. 結納や両家の顔合わせをする
お互いの親へ挨拶が済んだら、両家が集まる結納や顔合わせを行います。近年は、結納の代わりに料亭やレストランで食事と会話を楽しみながら親睦を深める両家顔合わせが増えています。結納をする場合も仲人を立てない略式結納がほとんどです。略式結納では食事と婚約記念品の交換、婚姻届の証人欄のサインなどを行います。
顔合わせはあらかじめ食の好みを確認した上で個室を予約しましょう。
4. 友人や職場へ婚約を報告する
両家への挨拶を終えてから、友人や職場へ婚約したことを報告します。報告の仕方は直接会って話をする、SNSを使う、婚約通知を郵送するなど、伝える相手との関係によってさまざま。ただし、職場や仕事関係者への婚約通知は送らないのが一般的です。
5. 入籍や結婚式の日取りを決める
周囲への婚約報告を終えたら、入籍や結婚式の日取りを決めます。ふたりの記念日や縁起の良い日、覚えやすい日など選び方は人それぞれ。婚姻届は住んでいる地域で提出する必要はなく、24時間対応している窓口もあります。どの役所で提出するかも決めておきましょう。
結婚式は招待人数と予算をあらかじめ決めた上でブライダルフェアなどへ行き、会場選びから始めます。縁起の良い日取りや春・秋といった過ごしやすいシーズンは予約が埋まりやすいため、早めに探し始めるのがおすすめです。
6. 新居を探す
結婚を機に新居へ移る場合は家探しが必要になります。物件へのこだわりや引越しの期限などがあれば、早めに検討を始めましょう。
7. 婚姻届を提出する
婚姻届に記入をして、役所へ提出することで入籍となります。プロポーズから婚約、結婚までにたくさん準備することがあるため、急がなければ半年〜1年ほど余裕をもって進めます。婚約中はさまざまなことを決めたり、行ったりする中でカップルの絆を深める大切な期間です。ふたりで協力して幸せな家庭を築いていきましょう。
フェスタリアおすすめの婚約指輪・結婚指輪
フェスタリアでは、ふたりの門出にふさわしい婚約指輪や結婚指輪を用意しています。フェスタリアのオリジナルカット "Wish upon a star®" ダイヤモンドが美しくきらめく婚約指輪や、優美なラインが手元を彩る結婚指輪を紹介します。
ふたりで愛を育む様子をイメージした婚約指輪
フェスタリアのLumiere リュミエール
¥253,000〜(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
ふたりが手を取り合い、愛を育む様子をイメージしたラインが美しい婚約指輪です。小さな星は現在のふたり、大きな星は幸せ輝く未来のふたりを象徴したフェスタリアのオリジナルカット "Wish upon a star®" ダイヤモンドが指輪と一つになったスターセッティングでかかげ包み込まれています。高硬度のハードプラチナ950を採用しているため、傷や凹みが付きにくく美しい輝きを永く保てます。
優雅なラインが手元を美しく見せる結婚指輪
フェスタリアのAlbireo アルビレオ
左:¥129,800(税込)
右:¥138,600(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
光の羽を広げた白鳥のような優雅なラインが美しい結婚指輪です。白鳥座にふたつ並んで輝く二重星アルビレオのように、ふたりでともに並んで人生を歩んでいけるようにとの願いが込められています。
一般的なプラチナよりも傷に対する耐性が高いハードプラチナ950が採用され、毎日着けることの多い結婚指輪を美しく保ちやすい工夫が施されています。
ふたりの未来をダイヤモンドの美しい輝きで照らす結婚指輪
フェスタリアのIZUMO -Chikai- チカイ
左:¥187,000(税込)
右:¥253,000(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
ふたりで誓い合った未来が輝くようにとの願いを込めてダイヤモンドが敷き詰められた結婚指輪。右の指輪にはフェスタリアのオリジナルカット "Wish upon a star®" ダイヤモンドがひときわ美しく輝きます。最高純度の純プラチナで仕立てられた豪華なつくりは、ふたりの純粋な愛を象徴する結婚指輪にぴったりです。
婚約をして結婚に向けた準備を進めよう
カップルがお互いに結婚の意志を固めることで婚約成立となります。婚約期間はパートナーと結婚に向けて両家顔合わせや周囲への報告、指輪の検討などの準備を行う期間。理想とする結婚生活を送るためにふたりでよく話し合い、充実した婚約期間を過ごしてくださいね。