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コラム

2023.07.28

結婚が決まったら式場見学に行こう!見学の流れやチェックしたいポイント

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結婚式をすることが決まり、気になる結婚式場が見つかったら、式場見学やブライダルフェアに行ってみましょう。実際に結婚式場に足を運ぶことで、自分達がどんな結婚式を挙げたいのか、こだわりたいポイントは何なのかなどが、より具体的に見えてくるはず。式場見学の流れや所要時間、チェックしたいポイントなどを解説します。

結婚式場見学とは

白を基調とした披露宴会場
結婚式場を選ぶ際に、実際に会場に足を運んで設備や環境を見て回ることを式場見学と呼びます。まずは式場見学で何をするのか、いつ誰と行くものなのか、ブライダルフェアとの違いなどについて紹介します。

結婚式の会場施設を実際に下見、見学する

式場見学は、結婚式の会場施設を実際に下見、見学することです。プランナーやスタッフに案内してもらいながら、挙式会場、披露宴会場などの見学をします。実際に見ることで、ホームページや写真などでは掴みにくい会場の雰囲気を感じ取れるでしょう。

式場見学はいつ、誰と行く?

式場見学に行く時期に決まりはありません。ただし、人気の式場は1年前から予約が埋まることも少なくないようです。結婚式の準備に平均8ヵ月ほどかかることから、結婚式の8ヵ月から1年前を目安に式場見学を計画するのがおすすめです。
ゼクシィ結婚トレンド調査2022によると、68.4%のカップルが式場見学やブライダルフェアに参加していて、平均件数は2.6軒でした。式場訪問はカップルで訪れる人が多いですが、なかには親と、またはひとりでという人もいます。ふたりの都合をあわせて一緒に式場見学に行くのも良いですし、ふたりのスケジュールをあわせるのが難しい場合は、ブライダルフェアに参加する式場を絞り込むための下見として、まずはひとりで行ってみても良いかもしれません。

ブライダルフェアとの違い

結婚式場見学と似ているものに、ブライダルフェアがあります。ブライダルフェアと式場見学の違いは、結婚式に関することの実体験ができるかどうかです。ブライダルフェアは模擬挙式・模擬披露宴、料理の試食やドレス試着などができます。一方、式場見学は式場内の見学とスタッフへの相談がメインです。
ブライダルフェアの方がより結婚式の具体的なイメージが湧きますが、式場見学は短時間で効率良く見学と相談ができる点がメリットです。また、式場見学の方が予約を取りやすく、マンツーマンで相談に乗ってもらえる点も異なります。

式場見学の流れと所要時間

プランナーと相談するカップル
続いて、式場見学当日の流れと、おおよその所要時間を紹介します。複数の式場を見て回りたいカップルは、流れや時間を把握しておくと計画が立てやすいでしょう。

基本の流れは見学と見積もり

式場見学の一般的な流れは、アンケートやヒアリングの後、チャペルや披露宴会場の見学を行い、見積もりと相談をするというものです。アンケートやヒアリングでは、どんな結婚式にしたいか、招待予定人数などの希望をプランナーと共有します。ふたりの希望が叶う式にするため、ヒアリングに時間をかけるところも多いようです。
見学は、チャペルや神殿、披露宴会場などを実際に見せてもらい、設備等を確認します。写真撮影をしながら案内をしてもらうと、時間は長くかかります。その後、希望の日に空きがあるか調べてもらい、見積もりをもらいます。最後に、今後の流れを確認して終了です。

所要時間の目安は2~3時間

式場見学には、最低2時間は見ていたほうが良いでしょう。内訳時間の目安は、以下の通りです。
内訳 時間
アンケート・ヒアリング 30分~
見学 30分~
見積もり・相談 30分~
細かい部分まで確認すると、それなりに時間がかかるので、時間には余裕を持って予約をしてくださいね。

式場見学でチェックすべきポイント

ノートにメモを取る女性
実際に式場見学へ訪れたら、見るべきポイントはたくさんあります。短時間で必要事項をしっかり確認するために、予めチェックすべきポイントを押さえておきましょう。

アクセスしやすい立地であるか

まずは、ゲストが会場までアクセスしやすいかどうかをチェックしましょう。乗り換えが複雑でないか、最寄りの駅やバス停から移動しやすいかなど、実際にゲストがたどるであろう道順で式場まで向かってみるのがおすすめです。もし交通の便が悪くても、シャトルバスサービスがある式場もあるのでプランナーに確認を。
その他、自家用車を利用するゲストが多いと予想されるなら、駐車可能台数の確認をしておきます。また、遠方からゲストに来てもらうなら宿泊施設が近くにあるかも確認してください。

必要な設備を備えているか

雰囲気がふたりの望むイメージに沿っているかも大切ですが、挙式会場、披露宴会場に必要な設備が備わっているかも重要です。会場に清潔感があるか、会場の広さが十分か、すべての席から新郎新婦が見えるか、入退場口の場所、会場間の移動がしやすいかなどをチェックしましょう。
理想の結婚式を叶えるために音響や照明、スクリーンなどの演出設備も確認を。その他、トイレや喫煙場所、おむつ替えスペースや授乳室、貴重品を預けられるロッカーやエレベーターの場所なども確認しておきたいポイントです。

スタッフのホスピタリティに満足できそうか

式場のスタッフの対応がどんな雰囲気かも見ておきたいところ。スタッフは当日ふたりの代わりにゲストをもてなすため、対応が丁寧で親切かどうかは大切なポイントです。ゲストは式場担当のスタッフ以外とも接する機会があるかもしれないので、担当以外のスタッフの対応も見ておきましょう。
スタッフの身だしなみや言葉遣いをはじめ、スタッフの人数が十分そうかもチェックしてください。なお、プランナーは途中で変わることがあるので、気に入ったプランナーがいたら最後まで担当してもらえるかも確認しておくことをおすすめします。

契約、支払い条件に問題はないか

契約の条件や支払方法なども、予め聞いておきます。例えば、支払いのタイミングは、前払いなのか、後払いなのか。支払方法はクレジットカードや分割払いが可能か、持ち込み料が必要か、仮契約の条件や費用、期間などです。また、キャンセル料と発生するタイミングについてもしっかり確認しましょう。

式場見学前に決めておくことや持っていく物

結婚式について話し合うふたり
式場見学に行く前にはある程度の事前準備をしておくと、スムーズに知りたい情報を得られます。式場見学に行く前に準備しておきたいことを紹介します。

ふたりで話し合って決めておくこと

まずは式場見学に行く前に、おおまかに結婚式の理想のイメージを考えておきましょう。テーマや雰囲気、挙式のスタイルなど方向性についてふたりの意見を合わせておきます。日程やある程度の予算も決めておくと、具体的な話ができスムーズです。
希望するオプションや演出、どうしても譲れない条件などがあれば伝えて、優先順位を決めておくと効率良く話が進められます。

持っていく物

式場見学に持っていきたいアイテムは、カメラ、筆記用具、大きめのバッグです。複数の式場を見て回ると、どこがどんな会場だったか分からなくなることもあるため、情報を記録しておくと良いでしょう。会場の雰囲気はカメラに収めて後から見直せるようにします。ただし、写真撮影はスタッフの許可をもらってくださいね。
気づいたことをその場でメモできるよう、筆記用具があると便利です。大きめのバッグは会場でもらったパンフレットや資料を入れるために使用します。

式場見学の服装マナー

手をつなぐカップル
式場見学時の服装に決まりはありません。ただし、結婚式場はフォーマルな場。過度な露出やダメージデニムなどは避けるのが無難です。あまりカジュアルすぎず、ややフォーマル感のある服装を意識するとイメージもふくらみやすいでしょう。

ポイントを押さえて式場見学に出かけよう

ふたりでディナーを楽しむ夫婦
結婚式場見学は、実際の会場をしっかり下見できる機会です。気軽に参加できるので、気になる式場があればぜひ見学してみましょう。あらかじめ見るべきポイントを把握しておくと、有意義な見学になります。ふたりの想いを叶える結婚式のために、式場見学に出かけてみてくださいね。

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