SEARCH

コラム

2023.12.14

友引とは。入籍や結婚式をしても良い?実際に挙式をした調査結果も紹介

  • facebook
  • twitter
  • LINE

友引とは、日柄の吉凶を占う六曜の一つで、友を引き寄せる日としてお祝い事が歓迎される日のこと。入籍や結婚式に向いている一方で、弔事は避けられる傾向にあります。基本的には吉日の友引ですが、凶となる時間帯もあります。今回は、友引の意味やしても良いこと・悪いこと、挙式を行う日の調査結果、他の六曜についても紹介します。

日取りを決める参考に|友引とは

カレンダーとペンを持つ女性の手
友引は暦に書かれた、その日の吉凶を占う六曜の内の一つです。「ともびき」や「ゆういん」とも読み、友を引き込む慶事に良い日とされています。もともとは共引と表記され、勝負がつかず引き分けるとの意味もあったようです。
友引に慶事を行う場合は時間帯に気を配るのがポイント。11〜13時のみ凶とされているので、気になる人は昼前後の時間帯を避けて結婚式をスタートするのがおすすめです。

友引にしても良いこと・悪いこと

次は友引にしても良いことと、しない方が良いことを紹介します。友引は良いことも悪いことも引き合うとの解釈から、慶事には適していると考えられる一方で、弔事は避けられる傾向にあります。

友引にすると良いこと:慶事

トレーに置かれた結婚指輪
  • 結納や顔合わせ
  • 入籍
  • 挙式
  • 招待状や引出物、内祝いの発送
  • 友人と食事、連絡を取る
  • 納車
  • 引越し など
友引は大安の次に縁起が良いとされる日なので、お祝い事をする日として選ばれます。また、引き分けるという意味もあるので、現状維持が良いことにも向いています。

友引にしない方が良いこと:弔事

白い菊を持つ人
  • お通夜
  • 葬儀、告別式
  • 法事 など
友引は友人を引き込む意味があるため、弔事は避けることが多い日です。しかし、お通夜や法事は友引でも問題ないとされることも。理由は以下のとおりです。
行うこと 友引でも問題ない理由
お通夜 故人との別れの日ではないから
法事 命日から数えて行われるから
上記のように問題ないとされることもありますが、気にする人がいるかもしれないことは認識しておきましょう。

友引に挙式をする?実際の調査結果をチェック

結婚式の調査結果
ゼクシィ結婚トレンド調査2022(首都圏)によると、挙式を実施したカップルのうち、暦の六曜を重視したと答えた割合は48.7%。約半数近いカップルが縁起を考慮して挙式の日程を決めています。友引に挙式を行ったカップルは全体の19.1%と大安の21.7%に次いで多く、5組に1組は友引に挙式をしているようです。
一方で、挙式には向かないとされる赤口や仏滅の日に結婚式をした人もいます。覚えていないと回答している人も19.5%いることから、記念日などの思い入れがある日の挙式を希望する場合は、縁起を気にしすぎなくても良いでしょう。

【最新】2023〜2025年の友引カレンダー

机に置かれたカレンダーや結婚指輪
六曜は基本的に決まった順番で繰り返されますが、旧暦月の1日にあたる日だけはあらかじめ定められています。そのため、必ず6日おきに順番が来るわけではありません。2023年から2025年までの友引を確認しましょう。

2023年の友引

1月 6日(金)12日(木)18日(水)23日(月)29日(日)
2月 4日(土)10日(金)16日(木)20日(月)26日(日)
3月 4日(土)10日(金)16日(木)22日(水)28日(火)
4月 3日(月)9日(日)15日(土)25日(火)
5月 1日(月)7日(日)13日(土)19日(金)24日(水)30日(火)
6月 5日(月)11日(日)17日(土)21日(水)27日(火)
7月 3日(月)9日(日)15日(土)20日(木)26日(水)
8月 1日(火)7日(月)13日(日)17日(木)23日(水)29日(火)
9月 4日(月)10日(日)15日(金)21日(木)27日(水)
10月 3日(火)9日(月・祝)20日(金)26日(木)
11月 1日(水)7日(火)17日(金)23日(木・祝)29日(水)
12月 5日(火)11日(月)16日(土)22日(金)28日(木)

2024年の友引

1月 3日(水)9日(火)13日(土)19日(金)25日(木)31日(水)
2月 6日(火)11日(日)17日(土)23日(金・祝)29日(木)
3月 6日(水)10日(日)16日(土)22日(金)28日(木)
4月 3日(水)14日(日)20日(土)26日(金)
5月 2日(木)12日(日)18日(土)24日(金)30日(木)
6月 5日(水)9日(日)15日(土)21日(金)27日(木)
7月 3日(水)8日(月)14日(日)20日(土)26日(金)
8月 1日(木)5日(月)11日(日・祝)17日(土)23日(金)29日(木)
9月 3日(火)9日(月)15日(日)21日(土)27日(金)
10月 8日(火)14日(月・祝)20日(日)26日(土)
11月 5日(火)11日(月)17日(日)23日(土・祝)29日(金)
12月 4日(水)10日(火)16日(月)22日(日)28日(土)

2025年の友引

1月 2日(木)8日(水)14日(火)20日(月)26日(日)30日(木)
2月 5日(水)11日(火・祝)17日(月)23日(日・祝)28日(金)
3月 6日(木)12日(水)18日(火)24日(月)
4月 3日(木)9日(水)15日(火)21日(月)27日(日)
5月 2日(金)8日(木)14日(水)20日(火)26日(月)30日(金)
6月 5日(木)11日(水)17日(火)23日(月)27日(金)
7月 3日(木)9日(水)15日(火)21日(月・祝)27日(日)
8月 2日(土)8日(金)14日(木)20日(水)24日(日)30日(土)
9月 5日(金)11日(木)17日(水)22日(月)28日(日)
10月 4日(土)10日(金)16日(木)26日(日)
11月 1日(土)7日(金)13日(木)19日(水)24日(月・祝)30日(日)
12月 6日(土)12日(金)18日(木)23日(火)29日(月)

友引以外の六曜の意味

六曜が記載されたカレンダー
六曜は先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6つを指します。それぞれに意味があり、友引以外では大安や先勝も挙式日として選ばれることが多い日です。ここからは、友引以外の六曜の意味を確認しましょう。

先勝(せんしょう/さきがち)

何事も早めに行うことが吉とされ、大安、友引に次いで3番目に挙式日として選ばることが多い日です。時間帯では午前中が吉、午後が凶。六曜において午前中は14時までなので、入籍や結婚式をする場合は14時までにスタートするのが望ましいとされます。

先負(せんぷ/さきまけ)

早く行うと負ける、急ぐと良くないとされる日です。午前は凶、午後は吉と言われています。活動するなら午前中を避け、午後から動くのがベター。入籍や結婚式はできれば14時以降にスタートするのがおすすめです。

仏滅(ぶつめつ)

六曜の中で最も厄日とされ、仏も滅するような凶の日です。お祝い事をはじめ、勝負や取引にも向かないとされています。
しかし、万物の終わりと始まりの日を意味するとの解釈をする人も。その場合は、午前は凶、午後は吉として、午後から挙式を行う人もいます。式場によっては仏滅限定の特典が用意されていることもあり、考え方次第ではポジティブな選択にもなり得ます。

大安(たいあん)

六曜の中で最も縁起が良い日です。大いに安らかでいられる日として、1日を通して何をするにも吉と考えられます。結納や入籍、挙式など、お祝いごとを行う日の多くは大安が選ばれます。

赤口(しゃっこう/しゃっく)

赤舌神(しゃくぜつしん)という鬼が災いをもたらす日として、六曜の中で仏滅に次いで縁起の悪い日です。お祝いには向いていないとされますが、鬼が休んでいる11〜13時だけは吉と言われています。
赤が火や血を連想させることも縁起が良くないとされ、火や刃物の取扱いに注意すべき日とも言われます。

友引とは幸せをおすそ分けできる日。ゲストと幸福を共有しよう

花嫁と友人が並んで映った写真
友引は友を引き寄せるといわれ、入籍や挙式などのおめでたい行事が歓迎される日です。ただし、11〜13時は凶とされるため、気になる人はこの時間帯を避けると良いでしょう。友引の他にも、大安や先勝など、縁起が良い日は他にもあります。スケジュールやふたりの考えも考慮しながら、納得のいく日取りを決めてくださいね。

RELATED