ダイヤモンドの歴史
人々を魅了してやまないダイヤモンド。まずは、その歴史を紹介していきます。また、ダイヤモンドの歴史の中に存在する逸話もみていきましょう。
太古の時代に誕生
ダイヤモンドが誕生したのは、恐竜の出現よりさらに昔の太古の時代。現在見つかっている最も古いダイヤモンドも、約45億年前にできたものと言われています。
ダイヤモンドは地底の岩石に含まれる炭素が高温と高圧によって、偶然に結晶化したものです。火山の爆発によって地表近くに運ばれたことで、紀元前7、8世紀頃に人に発見されました。
紀元前は魔除けとして扱われていた
インドでは、紀元前4世紀ごろからダイヤモンド取引を行っていたと推定されています。当時はダイヤモンドの原石があまりに硬く、研磨や加工する技術がなかったため、その輝きが人々に気づかれることはありませんでした。
その後、ダイヤモンドはインドから古代ギリシャに渡り、無敵の硬さから魔除けやお守りとして用いられるように。ダイヤモンドの語源である「amadas(征服されざるもの)」が広まったのも紀元前とされています。
15世紀になって宝石として認識された
ダイヤモンドがその真価を発揮したのは15世紀のベルギー。ダイヤモンドを同様に硬いダイヤモンドで研磨する方法が発見され、その美しさが認知されるようになりました。17世紀末にブリリアントカットが開発されたことでダイヤモンドの価値が一気に高まり、人々に愛される宝石へと変わっていったのです。
18世紀にダイヤモンド市場が始まる
18世紀になると、西ヨーロッパとアメリカで富裕層が増加しました。ダイヤモンドの需要が高まったこのタイミングで、南アフリカで巨大なダイヤモンド鉱床を発見。これがダイヤモンド市場の始まりです。
逸話のあるダイヤモンドも存在する
ダイヤモンドには、さまざまな逸話が残されています。例えば、世界最大のダイヤモンドであるホープダイヤモンドは、所有者に不幸をもたらしたと言われています。
ホープダイヤモンドを購入したフランス王朝のルイ14世は子どもや孫に先立たれ、さらにそのダイヤモンドを譲り受けたルイ16世と王妃マリー・アントワネットはフランス革命によって亡くなりました。1830年には銀行家のヘンリー・ホープがこのダイヤモンドを手にしましたが、ホープ家はその後破産。
その後も、このホープダイヤモンドを手に入れた人は悲惨な目にあったとされています。現在は、アメリカ合衆国のスミソニアン国立自然史博物館で保管されています。
4Cを参考にしたダイヤモンドの選び方
ダイヤモンドの品質は、1950年代にG.I.A(米国宝石学会)が開発した4Cという品質評価基準によって評価されています。4Cとは、Carat、Color、Clarity、Cutと4つの基準のこと。ここでは、この4Cを参考にしたダイヤモンドの選び方を紹介します。
Carat(カラット:重さ)
カラットは宝石の重さの単位で、1カラットは0.2グラムを指します。直径は1カラットで約6ミリ、0.1カラットは約3ミリ、0.5カラットでは約5ミリほどで、カラット数が大きいほど希少価値が高くなりやすいです。ただし最終的な価格は、ダイヤモンドの大きさだけでなく総合的な評価で決まります。
ちなみに婚約指輪の場合は、一般的に0.2~0.4カラットくらいが主流です。ネックレスなどはもっと幅が広がり、華奢なものは0.1カラット以下、大きいもので1.0カラットなどに。華やかな印象を求めるなら大きめ、清楚な印象なら小さめなど、ジュエリーに求める印象に合わせて選ぶのが良いでしょう。
Color(カラー:色)
カラーはダイヤモンドの色を指し、DカラーからZカラーまでの23段階の等級に分けられています。Zに近いほど黄みがかっており、Dに近いほど無色になり評価が高くなります。品質の高いものを求めるなら、無色に近いものを選ぶと良いでしょう。
青や赤、ピンク、紫、緑などの色がついた天然物がまれに発見されることもあります。これらはファンシーカラーと呼ばれ、希少性が高いです。黄色も非常に濃い色だと、ファンシーカラーになる場合もあります。
Clarity(クラリティ:透明度)
クラリティはダイヤモンドの透明度を指します。ダイヤモンドの中のキズや内包物の有無などで、11段階の等級に分類されます。肉眼で発見できる内包物があると低評価となり、無傷で内包物がないものほど評価が高いです。
ダイヤモンドの透明感を求めるならグレードを確認して選ぶと良いでしょう。ただし、同じグレードでもカットやカラーによって見え方が変わるため、総合的に見て好みのものを見つけると良いですね。
Cut(カット:形状・研磨)
カラット、カラー、クラリティがダイヤモンドそのものの評価であるのに対し、カットは唯一職人の技術に委ねられた基準です。プロポー ション(形状)とフィニッシュ(研磨・対称性)によって評価され、 Excellent から Poor までの5ランクに分けられます。大きなダイヤモンドであっても、カットのグレードが低いと輝きが弱いことも。
現在は4C以外の項目も輝きに影響を与えるものとし、ブリリアンシー(明るさ)、ファイア(光の屈折)、シンチレーション(きらめき)などにも注目して評価基準が変わってきています。
フェスタリアだけの特別なカット"Wish upon a star®︎"とは
ダイヤモンドのカットにはさまざまな手法があります。フェスタリアでも、ダイヤモンドを美しく輝かせるオリジナルカットを施しています。ここでは、フェスタリアのオリジナルカット"Wish upon a star®︎"についてみていきましょう。
ダイヤモンドの中に大小ふたつの星が輝くオリジナルカット
"Wish upon a star®︎"とは、世界で唯一フェスタリアだけが扱うオリジナルカット。有名なラウンドブリリアントカットなどと並ぶダイヤモンドのカット手法の1つです。ダイヤモンドを上面からスコープで覗くと、大小ふたつの星が浮かび上がるのが特徴です。
最高品質の原石
フェスタリアでは最新の国際基準で判定した、美しいダイヤモンドを提供。輝きを引き出すカットだけでなく、ダイヤモンドの原石の質にもこだわっており、最高品質の原石である「ソーヤブル」を使用しています。
また"Wish upon a star®︎"は、世界ではじめてサリネライトレポート(ダイヤモンド関連ハイテク機材の世界的企業「サリネ・テクノロジー社」のグレーディングレポート)が発行されたオリジナルカットです。このレポートにより、従来の4Cでは測りきれなかったダイヤモンドの「輝き」そのものが科学的に証明されました。
ふたつの美しい星に込められた想い
"Wish upon a star®︎"のふたつの美しい星は、小さな星は「今」の自分、大きな星は輝く「未来」の自分と愛する人たちを表しています。古くから世界中で星は願いを叶える象徴とされていますが、このふたつの星には「ふたつの美しい星が世代を超えて、みんなの願いを叶えてくれる」という願いが込められています。
フェスタリアおすすめのダイヤモンドジュエリー
フェスタリアでは、ダイヤモンドの輝きをたっぷりと引き出したジュエリーを取り揃えています。ここでは、フェスタリアのダイヤモンドジュエリーを紹介します。
ダイヤモンドが輝くプラチナリング
フェスタリアのダイヤモンドリング
¥60,500(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
ダイヤモンドの輝きを引き立てるクラシカルなベーシックデザインのリング。流行に左右されることのない王道デザインは、特別なジュエリーとして永く愛用できます。ダイヤモンドはHカラー相当、SIクラス相当のものを使用しているので、透明感あふれる輝きを楽しめます。
1粒ダイヤモンドのホワイトゴールドネックレス
フェスタリアのダイヤモンドペンダント
¥60,500(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
ホワイトゴールドのチェーンに、"Wish upon a star®"ダイヤモンドが輝くネックレス。ダイヤモンドが美しくきらめき、胸元を彩ってくれます。シンプルなデザインなので、どんなコーディネートにも合わせやすいです。
ホワイトゴールドのダイヤモンドピアス
フェスタリアのダイヤモンドピアス
¥115,500(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
"Wish upon a star®"ダイヤモンドが美しく輝くピアス。上質なダイヤモンドの輝きを最大限引き立たせるデザインが魅力です。ホワイトゴールドとダイヤモンドの組み合わせが、凛とした印象を与えます。耳元できらめくダイヤモンドが、顔周りを華やかに見せてくれるでしょう。
歴史からダイヤモンドの魅力を深く知ろう
ダイヤモンドはその輝きで人々を魅了し、長年愛されてきました。ダイヤモンドの歴史やグレードを知ることで、ダイヤモンドの魅力をさらに深く理解できるでしょう。フェスタリアだけのオリジナルカット"Wish upon a star®︎"のジュエリーもぜひ手に取ってみてくださいね。