指輪はふたりの愛の証♡ネックレスとして身につけるという方法
結婚指輪はもちろん、恋人同士で贈り合う指輪もふたりの愛情の証。しかし、中にはさまざまな事情により、指輪を指につけられない人もいます。そんな時におすすめなのが、チェーンなどに通してネックレスとして身につける方法です。本記事では、指輪をネックレスとして身につける理由やメリット、その際の注意点について解説します。
指輪をしない理由とは?
一般的に、結婚後は夫婦で指輪をするイメージがありますが、さまざまな事情により、結婚指輪をしない・できないという人もいます。ここでは、結婚指輪をしない場合の理由について、紹介します。
職務上の制約
結婚指輪をしない人の中には、個人の好みにかかわらず、仕事の都合上、指輪を「つけられない」場合があります。
例えば、食品製造現場や医療関係の職場で勤務している人や、お客様の肌に直接触れるエステティシャンとして働いている人などは、職務上の制約で指輪が禁じられていたり、立場上つけることができなかったりします。
また、荷物を運んだり固いものを握ることが多い軽作業や工事現場等に勤務している人などは、仕事中に指輪を傷付けてしまう可能性があるため、つけるのを控える人もいるようです。
作業などの邪魔になってしまう
指輪をしない女性の理由として多いのが、家事など日常生活の邪魔になってしまうという意見。
指輪のデザインにもさまざまなものがありますが、特に立て爪デザインなどは、作業をする際に邪魔となってしまうこともあるようです。また、メレダイヤ(小粒のダイヤ)がセットされているようなデザインだと、何かのはずみで石がはずれてしまうリスクも考えられます。
サイズが変わった
男女ともによくあるのが、結婚指輪を買った当初と指のサイズが変わってしまい、つけられなくなってしまう場合です。
年月を経るうちに、指のサイズが変わるのは珍しくありません。また、妊娠中に手指がむくんだり、逆に手がやせて指輪がゆるくなったということも。
中には、結婚指輪のサイズ直しが可能なお店もあるため、購入店に相談してみると解決できる場合もあります。
紛失しそうで怖い
大切な結婚指輪だからこそ、うっかり紛失してしまいそうで怖いという理由で、指輪をつけない人もいます。
指輪はアクセサリーの中でも小ぶりな部類。例えばブレスレットなどに比べると、確かに紛失しまう可能性は高いかもしれません。
とはいえ、気づかないうちに指から抜け落ちてしまうような例はあまりないため、紛失するとすれば指から外したものをそのまま忘れてしまうようなケースが多いでしょう。そういった意味では、どのアクセサリーも紛失するリスクは同じと言えるかもしれません。
指輪をきれいなままに保ちたい
二人の記念の指輪を、傷も曇りもないきれいな状態で保ちたい気持ちから、指輪をつけないことを選択する人もいます。
身につけている限り、傷がつくのは避けられないこと。特に乱雑に扱うわけではなく、ごく普通に生活している中でも、ごく細かな傷は少しずつついていってしまいます。
そんな人は、普段は指輪を保管してきれいな状態で保ち、記念日など特別な日だけつけるのもおすすめです。
指輪をネックレスとして身につけることのメリットとは?
さまざまな理由により、結婚指輪をつけられない人におすすめなのが、ネックレスとして身につけること。
ここでは、指輪を直接指につけるのではなく、ネックレスとして身につける魅力について紹介します。
ふたりの絆をいつも感じていられる
夫婦や恋人同士の指輪は、単なるアクセサリーというだけでなく、互いの愛情を感じられるものでもあります。
指輪をネックレスとして身につけるのは、指輪の持つそうした意味合いを大切にできる方法といえるでしょう。
たとえつけている場所が指ではなくても、常に身につけていれば、ふたりの絆をいつも感じていられます。
紛失しにくい
前述のように、気づかないうちに指輪が指から抜け落ちるようなことは滅多にないですが、洗剤や石鹸を使った水仕事の際には指滑りがよくなり、排水口などに落ちてしまう可能性はゼロではありません。また、水を使うときにその都度指輪を外していると、今度は置き忘れてしまう恐れも。
その点、首につけるネックレスなら、紛失するリスクは比較的低いと言えるでしょう。
傷や汚れを防ぐことができる
指輪をネックレスとして首につける場合、トップスとインナーの間などに下げれば、傷や汚れの防止にもなります。
身につける以上全く傷ができないわけではありませんが、首周りに下げている状態なら、物との接触は少なくて済みます。また、ネックレスのチェーンとの接触によりついてしまう傷も、指輪の内側なので、外側ほど目立つこともありません。
メレダイヤを使ったタイプなどの指輪は、埋め込まれたダイヤが物との接触で抜け落ちるという心配も防げるでしょう。
結婚やお付き合いを大切に思っていることの証明
古来より指輪は、ある種の誓いの証としてされていました。
結婚指輪の場合も、愛情と敬意に基づく「婚姻という契約」を守り抜く決意の証であり、恋人同士の指輪もそれに準じる意味合いを持つといえます。
愛情の証である指輪を指に付けられない場合でも、ネックレスとして肌身離さず身につけていれば、伴侶に対する敬意や恋人に対する変わらない愛情を示せます。
相手にとって何よりも嬉しいのは、指輪を指につけられなくても、身につけていたいと思うその気持ちだとも言えるでしょう。
指輪をネックレスとして身につける際の注意点とは?
ここでは、指輪をネックレスとして身につけるときに、注意しておきたいことを紹介します。
金属の硬度は「指輪≧チェーン」が基本
金属同士がこすれ合う場合、傷がつくのはよりやわらかいほうです。
指輪に通すチェーンは、指輪と同じかそれよりも硬度の低い材質が基本。指輪よりも硬い材質のチェーンに通すと、指輪の方に傷がついてしまうため注意が必要です。
また、チェーンの種類によっても傷のつき方は異なります。パーツの一つ一つが球状になっているボールチェーンなどなら、傷になりにくいようです。
チェーンの中には、指輪を通すことを考えて作られたものもあります。
指輪専用チェーンは、付属のコネクターにより指輪の方向が90度回転するように作られているため、チェーンと指輪の間にねじれが生じず傷がつきにくくなっています。
しかし、金属同士の組み合わせでは、多少の細かな傷はどうしても避けられません。
傷がつくのをできるだけ避けたいなら、金属製のチェーンよりも革紐が安心。
摩擦に弱いデリケートな肌に優しいのも革紐のメリットと言えます。
チェーンによっては重くなる
指輪の重量にもよりますが、チェーンがあまりに細いとネックレスが切れてしまう可能性があるため、注意が必要です。一方、必要以上に太いチェーンは重くなりすぎ、肩こりの原因になってしまう場合も。
自分に合った、適度な太さのチェーンを選ぶと良いでしょう。
頻繁な着脱は紛失につながる
指輪をネックレスとして身につけた場合、紛失する恐れが比較的少ないとはいえ、そのリスクはゼロではありません。
着脱する際には決めた場所に保管しておくなど、紛失しないように気を付けましょう。
指輪をできなくても諦めない。ネックレスにする方法で解決
結婚指輪は、ふたりが夫婦であることを表すものです。お互いを想い合い、選んだ指輪はふたりの愛情の証とも言えます。
さまざまな事情により、常に指につけることはできない人も、ネックレスとして身につけてみては。指輪や自分に合うネックレスのタイプを、パートナーと一緒に選んでみるのも楽しいかもしれません。