婚約指輪と結婚指輪の意味の違い
結婚を決意した際に用意する指輪は、婚約指輪と結婚指輪があります。婚約指輪と結婚指輪をそれぞれ準備する意味を解説します。
婚約指輪は「婚約の証」
婚約指輪は「婚約の証」として、男性から女性に贈るものです。古代ローマ時代から婚約を表すものとされていて、19世紀頃にはダイヤモンドの婚約指輪を贈ることが一般的になりました。婚約指輪は男性の結婚の決意や女性への愛情を示すものです。また、婚約指輪は女性だけが身に着けるとされています。
結婚指輪は「夫婦の証」
結婚指輪は「夫婦の証」として、日常的に身に着けるペアリングです。13世紀頃のヨーロッパで一般的になり、日本ではキリスト教式の結婚式が行われるようになって一気に広まりました。結婚指輪は、常にお互いの存在を感じられるものであり、男女ともに既婚者であることを周囲にアピールする役割があります。
婚約指輪と結婚指輪の価格相場の違い
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ」によれば、婚約指輪の平均価格は38.2万円、結婚指輪の平均価格は28.1万円とされています。婚約指輪と結婚指輪の価格相場を知り、購入の参考にしてください。
婚約指輪の相場は20万~40万円
フェスタリアのGemini ジェミニ
¥264,000(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
婚約指輪の相場は20万円〜40万円がボリュームゾーンです。ダイヤモンドの質や大きさでも価格が変わり、結婚指輪と比較すると相場が高い傾向にあります。婚約指輪は大きめのダイヤモンドをあしらったものなど、華やかなデザインが好まれます。
結婚指輪の相場は20万~30万円
フェスタリアのGemini ジェミニ
左¥129,800(税込)
右¥118,800(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
結婚指輪のふたり分の相場は、20万円〜30万円です。夫の相場は12.9万円、妻の相場は15.1万円。妻の指輪はダイヤモンドなどの石をあしらっている場合が多いため、価格が高い傾向にあります。日常生活でずっと着ける結婚指輪は、普段使いしやすいシンプルなデザインが人気です。
婚約指輪と結婚指輪のデザインと素材の違い
婚約指輪と結婚指輪は、着けるタイミングが異なるためデザインや素材選びが重要です。人気のデザインを知って、パートナーにぴったりな指輪を探しましょう。
婚約指輪はダイヤモンドの輝きが際立つ華やかなデザイン
婚約指輪は一粒のダイヤモンドをメインにセッティングし、石の美しさを際立てるソリティアリングが定番。センターのダイヤモンドのサイドに、小さなメレダイヤモンドをあしらって輝きをプラスしたデザインも人気です。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ」によれば、ソリティアリングを選ぶ人は54.5%、メレダイヤモンドをあしらったリングを選ぶ人は33.2%という結果になりました。他には指輪のアーム上に同じ大きさのダイヤモンドを半周敷き詰めるハーフエタニティや全周のフルエタニティもあります。婚約指輪に使われる素材は、ダイヤモンドなどの石とも相性が良いプラチナが定番です。
結婚指輪は日常使いしやすいシンプルなデザイン
結婚指輪は日常使いしやすいデザインが人気です。指輪を着け慣れていない人にもおすすめなストレートライン、やわらかなイメージを与えるS字ライン、指をほっそりと見せてくれるV字ラインなど、さまざまなデザインがあります。
婚約指輪も結婚指輪と同様にプラチナが定番ですが、普段のファッションリングとの相性や好みに合わせてゴールドを選ぶ人もいます。一般的に夫婦でペアのリングを着けますが、お互いに異なるリングを着けても良いでしょう。
婚約指輪と結婚指輪の宝石の違い
華やかな印象の婚約指輪には、ダイヤモンドがあしらわれているのが定番ですが、結婚指輪には宝石が付いていないデザインもあります。正しい決まりはありませんが、婚約指輪と結婚指輪にあしらわれている宝石の違いをチェックしていきましょう。
婚約指輪はダイヤモンドが定番
婚約指輪にあしらわれている宝石はダイヤモンドが定番。それは、ダイヤモンドが非常に硬く、傷がつきにくいことに加え、その輝きが永遠に続くとされているためです。ダイヤモンドの石言葉は「永遠の絆」「純潔」などで、永遠の愛を誓う結婚にふさわしい意味をもっています。婚約指輪にあしらう宝石は、ダイヤモンド以外にも、パールやルビー、サファイアを選ぶ人もいます。
結婚指輪の宝石は控えめに
結婚指輪は日常使いをすることが多いため、宝石は控えめなデザインが一般的。メレダイヤモンドがあしらわれた華やかなものもありますが、引っ掛かりのないようにセッティングされたものや、滑らかな着け心地のものが多くあります。
宝石をあしらわない人やリングの内側にセッティングする人も少なくありません。内側にセッティングする宝石はダイヤモンドだけではなく、誕生石や好きな宝石などを選択して、見えない部分にふたりの想いを込めるのもおすすめです。
婚約指輪と結婚指輪を着ける指の違い
婚約指輪と結婚指輪は、左手の薬指に身に着けるのが一般的です。実は、婚約指輪や結婚指輪を着ける指に厳密な決まりはありません。婚約指輪や結婚指輪を着ける指の違いを見ていきましょう。
婚約指輪は左手の薬指に着けるのが一般的
婚約指輪は、左手の薬指に着ける人が多く見られますが、正式な決まりはありません。婚約期間中は右手の薬指に着ける人もいます。また、ドイツやポーランドなど、右手の指に着ける習慣がある国もあります。どの指に着けても問題はありませんが、客観的に見て婚約指輪だと伝わりやすいのは左手の薬指です。
また、結婚指輪の上に婚約指輪を重ね着けすることで、永遠の愛を封じ込めるという意味が込められています。
指輪交換で結婚指輪を左手の薬指に着ける
結婚式で行われる指輪交換では、結婚指輪は左手の薬指に着けます。これは、古代ギリシャで心臓と左手の薬指が太い血管でつながっていると考えられており、指輪を通すことで永遠の愛を誓い合っていたからです。左手の薬指には「ふたりの愛を深める」という意味があることも理由の1つでしょう。
結婚式後も左手の薬指に着ける人が多いものの、正式な決まりはありません。別の指に着けたり、チェーンを通してネックレスとして使う人もいます。
婚約指輪と結婚指輪に関するよくある質問(FAQ)
同じ結婚にまつわる指輪でも、異なる意味や役割を持つ婚約指輪と結婚指輪。費用がかかる婚約指輪と結婚指輪は両方必要なのか気になる人もいるでしょう。結婚指輪と婚約指輪に関するよくある質問を解説します。
婚約指輪と結婚指輪は両方必要なの?
婚約指輪と結婚指輪は必ずしも両方購入しなければならないわけではありません。しかし、統計によれば婚約指輪を購入したカップルは約7割、結婚指輪を購入したカップルは約9割います。
指輪の代わりにネックレスや時計などを贈る人もいます。一方で婚約指輪や結婚指輪に憧れがあり、欲しい人も少なくありません。両方購入するかどうかは、ふたりで話し合って決めるようにしましょう。
婚約指輪と結婚指輪の購入方法は?
婚約指輪や結婚指輪は、ブライダルジュエリー専門店やブランド直営店、セレクトショップで購入できます。店舗で販売されている既製品以外にも、もとのデザインにアレンジを加えるセミオーダーや完全オリジナルで注文できるフルオーダーなど、ふたりの好みのデザインや予算に合わせて選ぶと良いでしょう。
もし店舗で購入する際は必ず試着をして、見た目と着け心地を確認してください。
フェスタリアの婚約指輪・結婚指輪を紹介
フェスタリアでは、洗練されたデザインと品質にこだわった婚約指輪と結婚指輪の両方を取り揃えています。重ね着けができるシリーズも一緒に紹介します。
シンプルなデザインが安定感のある婚約指輪と結婚指輪
フェスタリアのSpica スピカ
¥225,500(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
中央のダイヤモンドが最大限に引き立つソリティアデザインのストレートリングです。大小ふたつの星がカットの中に映し出されるフェスタリアのオリジナルカット “Wish upon a star®︎” ダイヤモンドがあしらわれています。
フェスタリアのSpica スピカ
左¥110,000(税込)
右¥99,000(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
婚約指輪とも合わせやすいシンプルなデザインの結婚指輪です。斜めに流れる星のきらめきは、ふたりの未来を照らしてくれます。リングの内側には、曜日石や星座石、誕生石のいずれかから好きな石をセッティングし、ふたりの想いを込められます。
メレダイヤモンドが流星のような婚約指輪と結婚指輪
フェスタリアのMeteore メテオール
¥275,000(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
流星をイメージした光のラインが特徴的な、優美なウェーブタイプの婚約指輪です。中央にはふたつの星が映し出されるフェスタリアのオリジナルカット “Wish upon a star®” ダイヤモンドをセッティング。右側にはメレダイヤモンドを敷き詰めて、手元を明るく照らし出します。
フェスタリアのMeteore メテオール
左¥129,800(税込)
右¥149,600(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
流星に願いをかけるように、やさしい印象を与えるウェーブタイプの結婚指輪。左側の指輪には、婚約指輪と同様にメレダイヤモンドを敷き詰めています。婚約指輪を重ね着けすれば、手元をパッと華やかにしてくれます。
婚約指輪と結婚指輪の違いを理解して、愛の証を身につけよう
婚約の証として身に着ける婚約指輪と夫婦の証として身に着ける結婚指輪。同じ結婚を意味する指輪でも、意味や役割は異なります。どちらもふたりの愛を象徴する大切なものです。デザインや相場を考慮しつつも、ふたりにぴったりなものを見つけてくださいね。