プレ花嫁が気を付けることは?愛され花嫁になるために覚えておきたいこと
プレ花嫁とは、結婚式を控えた女性のことです。プレ花嫁としてSNSを使って発信したり、情報交換をしたりする女性が増えています。しかし、浮かれすぎて周囲への気遣いを忘れてしまうと、誰かに嫌な思いをさせることがあるかもしれません。この記事では、プレ花嫁の意味や花嫁が気を付けるべきポイント、愛され花嫁になるコツを紹介します。
プレ花嫁とは
まずはプレ花嫁についての基礎知識を紹介します。プレ花嫁の意味やトレンド、プレ花嫁のイメージについても押さえておきましょう。
プレ花嫁の意味
自分の結婚式のために準備を進めている女性のことを、プレ花嫁とよびます。「プレ花嫁」は造語なので明確な定義はないものの、一般的には結婚式を控えた女性のことを指すようです。
結婚式を終えた花嫁は、プレ花嫁を卒業し「卒花嫁」と呼ばれるようになります。卒花嫁は、プレ花嫁にとっては先輩のような存在です。
Instagramのトレンドの一つ
プレ花嫁は、Instagramのトレンドの一つです。結婚式の準備専用アカウントを作成し、結婚式にまつわる準備やイベントについて発信する人が増えています。「結婚を決めたらまずInstagram開設」という動きも広がっており、Instagramを情報収集のために使うプレ花嫁も少なくありません。
「#プレ花嫁」とハッシュタグを付けて式場選びやドレス選び、手作りグッズなどを発信する他、プレ花嫁同士で交流する人もいます。
SNSで知り合ったプレ花嫁同士が、実際に集まる「プレ花嫁会」も各地で開催されているのです。
「幸せバトン」とは?
インスタグラムでは、プレ花嫁同士の交流だけではなく、プレ花嫁と卒花嫁の交流も行われています。
プレ花嫁と卒花嫁の交流の中で生まれた文化が「幸せバトン」。
幸せバトンとは、ハッシュタグに「#幸せバトン」「#譲ります」などと付け、卒花嫁が自分の使ったウェディングアイテムをプレ花嫁に譲るというものです。
「プレ花嫁は痛い」という意見も
ネット上では、「ウェディングハイになっているプレ花嫁は痛い」という意見も見受けられます。
結婚に向けて気持ちが浮き立つのは当然のことです。準備をめいっぱい楽しむのは素敵ですが、周囲への配慮を忘れると「痛い花嫁」と思われてしまう危険性があります。
周りから祝福されるプレ花嫁でいるために、ちょっとした気遣いを忘れないようにしたいものです。
押さえておきたい。プレ花嫁のNG行動
ここでは、プレ花嫁の「NG行動」を紹介します。周囲に迷惑をかけたり、嫌な思いをさせたりしないためにも、NG行動には気を付けたいですね。
うっかり失言
結婚式を楽しみにするあまり、うっかり失言してしまわないよう注意しましょう。
「次はあなただね」「結婚って良いものだよ」などの言葉は、結婚を考えていない人や、婚活中の人にとっては余計なお世話かもしれません。求められていないアドバイスをしてしまうと、友人関係にひびが入る場合もあります。
また、結婚式についての相談を未婚の友人に頻繁に持ちかけるのは、相手の負担になってしまうかもしれません。結婚に関する発言をする前には、相手の状況や気持ちを考えてみるのがおすすめです。
公私のけじめがついていない
勤務時間にこっそり結婚式の作業をしたり、職場の備品を使ったりするのはNGです。社内メールで結婚式に関することを送信するのも非常識とされています。
公私のけじめをきちんとつけてこそ、愛されるプレ花嫁になれるでしょう。
結婚式準備で周囲に負担をかける
余興や受付を友人に頼む場合は、負担になりすぎないよう配慮が必要です。依頼するときは相手を立ててお願いし、きちんとお礼をしましょう。
また、ゲストのドレスコードを設ける場合、やりすぎるとゲストの負担になってしまうことがあります。ドレスコードは楽しんでもらえる程度にゆるく設定し、新郎新婦の方でも小物を用意するなど、ゲストになるべく負担がかからないよう配慮すると良いですね。
ゲストのことを考えない結婚式の演出
結婚式の演出にも配慮が必要です。花婿から花嫁への愛の歌を、立て続けに延々と演奏する、長すぎる思い出ビデオを上映するなど、新郎新婦が自分達だけの世界に酔っているような演出は避けるべきでしょう。
また、お色直しが多すぎると、新婦の中座が増えて待ち時間が長くなってしまう場合も。1人で参加しているゲストにとって、長い待ち時間は苦痛に感じられることもあるため注意が必要です。
屋外で集合写真を撮るために、ゲストを長い時間待たせるのも、季節によっては負担になることがあります。
ブーケトスやブーケプルズを行う場合、未婚の女性だけに参加してもらう演出は嫌がられがちです。全員が楽しめる演出になるよう気を配りましょう。
愛される花嫁になるために。プレ花嫁が気を付けるべきこと
結婚式に向けて気持ちが高揚する中で、思いがけず周囲の人に嫌な思いをさせるのは避けたいもの。ここでは、プレ花嫁が気を付けるべき5つのことを紹介します。
結婚報告は相手の気持ちに配慮して
結婚報告をするときは、相手の境遇や気持ちに配慮しながら話すと良いです。延々とのろけると、「幸せアピール」だと捉えられてしまうかもしれません。
また、「お先に」などの言葉は、相手からすると印象が良くない場合も。結婚は順番を競うものではないと心得ておきましょう。
SNSの使い方に気を付ける
SNSの使い方にも気を付けましょう。結婚に関する話題ばかりをSNSに頻繁にアップすると、見ている人を困惑させてしまうかもしれません。相手によっては、「幸せアピール」「お金持ちアピール」だと感じてしまうこともあります。
結婚に関する話題に絞って投稿するなら、専用のアカウントを作るのも一つの方法です。
花嫁アカウントを作っている場合でも、他の人の投稿にふりまわされないよう気を付ける必要があります。他の人と自分を比べて焦ったり、悪い口コミを気にしすぎてしまったりするのは良くありません。
自分中心になりすぎない
結婚式前はウェディングハイになりがちですが、自分中心になり、周りが見えなくならないように気を付けたいですね。
結婚式への出席を断られた時にひどく落ち込んだり、腹を立てたりしてしまうのはNGです。
結婚は新郎新婦にとって人生の一大事ですが、相手の都合も考える余裕を持ちましょう。
のろける時は相手と程度を見極めて
のろける時は、相手を選びましょう。既婚者の友人や、同じ境遇のプレ花嫁さんなどには、ある程度のろけても大丈夫。
未婚の友人にのろける時は、微笑ましく思ってもらえる程度にとどめるのがポイントです。相手からどう思われているかを、常に意識しておくと良いですね。
結婚式はゲストのことを考えて
結婚式は新郎新婦のためだけのものではなく、周囲の人へ感謝を伝える機会でもあります。演出やスケジュールなどが、ゲストに配慮したものになっているかどうかよく確認しましょう。
暑い時期や寒い時期のガーデンウェディング、駅から離れたリゾートでのウェディングなどは、ゲストの負担になることもあります。
遠方から来てもらう場合、交通手段や宿泊についても考えておくと良いですね。
プレ花嫁として気を付けることを知り、愛され花嫁に
結婚式に向けて準備を進める中で、テンションが上がってしまうのは当然のことです。ですが、プレ花嫁として気を付けるべきことを知り、笑顔で祝福してもらえるように行動したいですね。
周囲への配慮と感謝の気持ちを忘れずに、愛されるプレ花嫁になりましょう。