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コラム

2021.03.30

マタニティウエディングについて

お腹に手を当てる花嫁
一般的に、マタニティウエディングに適しているのは、安定期に入ったタイミングとされています。結婚式の準備は約3ヵ月前から2週間前までにやることが集中しているため、体調を見ながらスケジュールをこなしていく必要があります。まずは、マタニティウエディングについて見ていきましょう。

挙式は体調が落ち着いている安定期がおすすめ

マタニティウエディングは、妊婦さんの体調が最優先。式を挙げるのは、つわりが落ち着いて体調が安定してくる妊娠5~7ヵ月頃、安定期がおすすめです。妊娠5ヵ月頃だと、まだお腹が目立たない人も多いです。着られるウエディングレスの選択肢が広く、好きなドレスを見つけやすいのは嬉しいですね。一方、7ヵ月頃になると、多くの妊婦さんはお腹が目立ってきます。この時期だと、着用できるウエディングドレスが制限される場合も。お腹が大きくなる前に式を挙げたい人は、妊娠5ヵ月頃が良いかもしれません。

タイミングが合えば短期間での挙式も可能

「花嫁の体調が良いうちに挙式したい」と考えるカップルは少なくありません。マタニティウエディングに対応する式場なら、妊婦さんの体調を考慮しつつ、通常の結婚式より短期間で式を挙げられる場合があります。カップルが「日取りを選ばない」「大安吉日を気にしない」などであれば、式場予約がしやすく、なかには約3ヵ月程度で挙式できることも。ただし、式の準備の流れは一般的な結婚式とほぼ同じ。スケジュールは以下のようになります。
・約3ヵ月前:式場・ゲスト選び・招待状の準備&発送
・約1ヵ月前:挙式スケジュールやドレス選びなどの打ち合わせ
・約2週間前:引き出物やゲストの最終人数など、最終打ち合わせ

マタニティプランがある挙式場も多い

マタニティウエディングを考えているなら、やはりマタニティウエディングプランのある式場がおすすめです。一般的な結婚式よりも短期間での準備・挙式が可能になる他、妊婦さんへの細やかな配慮が見られます。ドレスのサイズが変わってもスムーズに対応してくれたり、当日の進行や料理などを妊婦さんに合わせてくれたりなど、マタニティウエディングのカップルが安心して挙式できるよう、スタッフが柔軟に対応してくれますよ。

安心してマタニティウエディングを挙げるポイント

妊婦の花嫁のお腹に手を添える新郎
安心してマタニティウエディングを挙げるには、意識しておきたいいくつかのポイントがあります。それぞれについて詳しく紹介します。

疲れやお腹の張りを感じたらすぐに休むこと

安定期は、体調が比較的安定している時期とはいえ、状態は人によって異なります。式の準備中に疲れやお腹の張りを感じたら、無理は禁物。すぐに体を休めましょう。また、お腹が大きくなってくる妊娠6~7ヵ月頃になると、腰痛やむくみなどに悩まされる人も増えてきます。結婚式にベストな状態で臨めるよう、体調を最優先しながら準備してくださいね。

ドレスの長さはローヒールを前提に決めること

ウエディングドレスを選ぶ時は、ローヒールを履いておくと良いでしょう。ドレスは基本的に丈が長めで、花嫁さんは高いヒールでバランスを取るのが一般的です。しかし、妊婦さんなら転びやすい高いヒールは避けたいもの。ハイヒール必須のドレスは、最初に候補から外してもらうと良いですよ。また、挙式までに数ヵ月ある場合は、よりお腹が大きくなることが予想されます。ドレスを着た時に裾が上がりやすく、丈の長さが変わるかもしれません。式当日にドレスの丈がちょうど良い位置になるよう、ヒールの高さと裾の長さを小まめに調整してもらえると安心です。

マタニティ用インナーを着用すること

マタニティ用のブラジャーやブラキャミソールなどは、バストアップを想定してホックの数が多かったり肌に優しい素材が使われていたりするものがたくさんあります。こうしたマタニティ用のインナーを着用することで、ドレス姿がより一層きれいに見えるでしょう。なかでもガードルには、腹帯のような役割もあります。骨盤・下腹を支えて腰への負担を軽減してくれるため、着用した方が楽な場合も。ウエスト部分には伸びが良くやわらかい素材が使われていたり、お腹周りがレースアップ仕様で調整しやすかったりと、マタニティ用らしい配慮があるのもポイントです。

スタイリング剤やメイクが合うか確認しておくこと

妊娠すると、肌や香りに敏感になる人が少なくありません。式当日にはさまざまなメイクアイテムやスタイリング剤を使うので、それらの肌当たりや香りなどをチェックしておきましょう。また、準備期間中は平気で使えた物でも、式当日に「無理」と感じてしまうケースもあります。突然の体調変化に備え、式当日は普段愛用しているメイクアイテムやスタイリング剤などを持参しておくのがおすすめです。

マタニティウエディングにおすすめのドレスデザイン

マタニティウエディングではお腹を締め付けにくくやわらかい丸みがきれいに見えるドレスが良いでしょう。ここでは、妊婦さんにおすすめのドレスデザインを紹介します。

エンパイアライン

エンパイアラインは、胸下の切り替えからストンと落ちるウエディングドレスです。ウエスト部分を締め付けないので、お腹が大きくなっても着やすいでしょう。マタニティウエディングでの着用率は高く、妊婦さんにも人気のデザインです。ドレスの裾が広がりすぎないので、上品な印象を与えます。

プリンセスライン

胸下あたりから裾にかけてふわっと広がるウエディングドレスです。裾にボリューム感があり、正にお姫さまのドレスのよう。一般的なウエディングでも、人気のデザインのひとつです。こちらもお腹に負担がかかりにくいため、妊婦さんにおすすめ。ドレスラインが崩れにくく、可愛らしい花嫁さんを目指したい人にぴったりですね。

マーメイドライン

お腹の丸みを生かしたい妊婦さんには、上半身から膝までフィット感のあるマーメイドラインのウエディングドレスがおすすめです。スレンダーなシルエットなので、ふっくらしたお腹がきれいに見えますよ。丸みのあるお腹のシルエットは、母親になる女性ならではの温かな印象も与えます。マーメイドラインで、マタニティウエディングならではのドレス姿を披露してみてはいかがでしょうか。

マタニティでもブライダルエステを受けたい!気を付けることとは

エステを受ける女性
マタニティウエディングでブライダルエステを受ける時は、主治医に相談したり体に負担の少ないメニューを選んだりすることが大切です。それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

主治医に相談する

マタニティ用のブライダルエステを受ける前に、まずは主治医に相談してくださいね。たとえ安定期に入っていても、体調が急変することはあるものです。自分で体調を判断せずに、主治医の指示に従いましょう。エステの施術内容や時間などについて説明してから、許可をもらいます。また、エステサロンに予約する時も妊娠中であることはもちろん、医師の許可を受けていることも伝えておくと良いですよ。

体に負担の少ないメニューを選ぶ

できるだけ体に負担がかからず、安心して受けらえるエステメニューには、フェイシャルケアやホワイトニング、シェービングなどが挙げられます。これらは楽な姿勢を保ちやすいので、施術中もリラックスして受けられるでしょう。特に、シェービングは、当日の化粧のノリも良くなったり、肌がきれいに見えたりするので、おすすめですよ。なお、強い力で揉んだり叩いたりするメニューや、超音波などを使用するメニューは体に負担がかかる可能性があるので、避けた方が良いです。

体調を整えて想い出に残るマタニティウエディングにしよう

花束を持ってお腹に手を当てる花嫁
マタニティウエディングは、何よりも花嫁の体調を優先して行うことが重要です。挙式時期やウエディングドレス選びなど、体に負担がかからないように気をつければ、マタニティでも安心・安全に最高の1日を過ごせるでしょう。お腹の赤ちゃんと一緒に、思い出に残るウエディングにしてくださいね。    

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