家で簡単にできる指輪のサイズの測り方!こっそり測るコツも紹介
指輪のサイズは、家にあるものや専用の道具を使えば、ある程度自分で確かめられます。なるべく正確に測るには、測る位置やタイミングに気を付けましょう。この記事では、自分で指輪のサイズを測る方法と詳しい手順、パートナーの指輪のサイズをこっそり測るコツを紹介します。
指輪のサイズの測り方|家にあるものを使う場合
家にある紙・糸・メジャーで指の円周を測れば、おおよその指輪のサイズがわかります。これらで正確に測るのは難しいですが、大体のサイズがわかれば良いという人におすすめの方法です。まずは、紙・糸・メジャー、それぞれを使ったやり方を解説します。
紙で測る方法
紙を指に巻きつけて、一周したところの長さを見ることで、指の円周がわかります。より正確なサイズを知るには、紙をなるべく細くして、指に巻きつけやすくするのがポイントです。
- 細長く切った紙
- ボールペン
- 定規
- セロハンテープ(測りにくい場合)
- 指の内側に紙の先端をあて、動かないように親指で押さえる
- 紙を指にぴったりフィットさせながら、ぐるっと一周巻きつける
- 紙が重なった部分にペンで印をつける
- 紙を指から外し、押さえていた先端部分からペンの印までの長さを定規で測る
紙をうまく押さえられない場合は、先端をセロハンテープで貼り付けて固定します。ちょうど良いサイズの目安は、紙を巻きつけたときに指を動かしてみて、痛みやズレがないくらいです。
糸で測る方法
糸はやわらかく、よく指にフィットするため測りやすいでしょう。
- 糸(裁縫や刺繍用の糸など、伸縮しないもの)
- ボールペン
- 定規
- 糸を指に一周巻きつける(先端からではなくても良い)
- 糸が重なる部分、上下ともにペンで印をつける
- ペンでつけた、印から印までの長さを定規で測る
白色の糸を使うと、ペンでつけた印が目立ちやすくなります。
メジャーで測る方法
メジャーを直接指に巻きつけて測る方法もあります。手軽なものの、数字を見るためにメジャーをズラすと数ミリの誤差が発生してしまうのが難点。誤差を減らすには、なるべくやわらかくて細いメジャーを用意するのがコツです。
- メジャーを「0」の目盛りの部分からぴったり指に巻きつける
- 「0」の目盛りと重なる部分の長さを確認する
指輪のサイズの測り方|専用道具を使う場合
ジュエリーショップに置いてあるリングゲージやリングサイズ棒などの専用道具は、雑貨店や通販などでも手に入ります。これらを用意できる場合は、こちらの測り方を試してみましょう。
リングゲージの使い方
リングゲージとは、たくさんのサイズの指輪がひとまとめになっている道具です。実際にさまざまなサイズの指輪を試着しながら、自分に合うものを探せます。
- 指が重みで引っ張られないようリングゲージを机に置く
- 試着する指輪だけ手に取り、実際にはめてみる
- 自分の指に合うサイズが見つかるまで着け替える
大きめのサイズから徐々に小さくしていくと、程良いサイズを見つけやすいです。指輪を着けている状態で手を握ったり開いたりして、窮屈感がないかも確認しておきましょう。はめた指輪が外れにくいときは、関節に対して指輪が垂直になるように持ち、上下に少しずつ動かすと外しやすくなります。
リングサイズ棒の使い方
リングサイズ棒は、指輪を通すだけでサイズが測れる器具です。手持ちの指輪のサイズを知りたいという場合に役立ちます。
- リングサイズ棒の細い方から指輪を通す
- 指輪を目盛りと平行にゆっくりと押していき、ぴったり止まるところを探す
- 止まったところに書かれている数字がその指輪のサイズになる
指輪のサイズに関する基礎知識
指輪のサイズに用いられる単位・測るのに適した部分・注意点などの知識は、採寸をする際に役立つでしょう。指輪のサイズを測る際に知っておきたい基礎知識を紹介します。
リングサイズ一覧表
測った指の円周をこちらの表に当てはめると、指輪の号数がわかります。いずれかの方法で円周がわかったら、当てはまる号数を探してみましょう。
号数 |
円周(ミリ) |
号数 |
円周(ミリ) |
1号 |
40.8 |
11号 |
51.3 |
2号 |
41.9 |
12号 |
52.4 |
3号 |
42.9 |
13号 |
53.4 |
4号 |
44.0 |
14号 |
54.5 |
5号 |
45.0 |
15号 |
55.5 |
6号 |
46.1 |
16号 |
56.6 |
7号 |
47.1 |
17号 |
57.6 |
8号 |
48.2 |
18号 |
58.6 |
9号 |
49.2 |
19号 |
59.7 |
10号 |
50.3 |
20号 |
60.7 |
指の測る位置は一番太いところ
指の円周を測る位置は、実際に指輪を着けるところではなく指の一番太い部分が基本。着けるところを基準にすると、指輪が関節で引っかかって通らない・抜けないといったことが起こり得るためです。
指の関節が出っ張っている人は、親指なら第一関節、その他の指だと第二関節を測ると良いでしょう。関節よりも太い部分がある人は、その部分が基準になります。
指のむくみによってサイズが変わるので注意
指のむくみによって指輪のサイズが変動するので、タイミングを変えて何度か測るのがおすすめです。特に、寝起きの午前中や寝不足の日、お酒をたくさん飲んだ次の日などはむくみやすいので、普段のサイズと比べるのに良いタイミングと言えるでしょう。
サプライズしたい場合は?指輪のサイズをこっそり測るコツ
最後に、大切な人に指輪をサプライズでプレゼントしたい人に向けて、相手の指輪のサイズをこっそり測るコツを紹介します。実際にできそうだと思ったものは、ぜひ試してみてください。
デート中にジュエリーショップに立ち寄る
正確なサイズを知りたいなら、デート中にさりげなくジュエリーショップに誘い、いくつかの指輪を試着したりリングゲージで測ったりしてもらうのがおすすめです。ショップにはさまざまな指輪が置いてあるので、パートナーの好みや雰囲気に合うデザインも一緒にチェックできます。
寝ている間にこっそり測る
パートナーが寝ている間に、気づかれないように指に紙や糸を巻きつけて測るのも手です。なお、起こさないようにしながら一度で正確に測るのは難しいので、精度を高めるために数回試してみるのがおすすめです。
また、サイズ直しできる指輪を選ぶと、もしサイズが合わなかった場合も安心です。ショップで指輪を購入する際に、サイズ直しを含むアフターサービスの有無を確認しておきましょう。
もしプロポーズのサプライズを考えているなら、サイズの心配がいらない「プロポーズ用リング」という選択肢も。プロポーズ用リングについては、こちらの記事で紹介しています。
意外と簡単!指輪のサイズの測り方を試してみよう
手軽に測りたいなら家にある紙や糸などで測る方法、より正確に測りたいなら専用の道具を使う方法がおすすめです。どちらも測る手順は簡単なので、気軽に試せるでしょう。指輪選びの参考にして、ぜひ素敵な指輪に出会ってくださいね。